神域Streamerリーグ

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神域Streamerリーグ
競技 麻雀
設立 2022年
主催 天開司
参加チーム 2022年:4
2023年:5
協賛 レッドブル[1]
前回優勝 チームヘラクレス(松本吉弘因幡はねる緑仙、空星きらめ)
最多優勝 チームアトラス、チームヘラクレス(各1回)

神域Streamerリーグ(しんいきストリーマーリーグ)は、2022年より開催されているプロアマ混合の麻雀リーグ戦。通称は神域リーグ。主催はVTuber天開司

概要[編集]

オンライン麻雀ゲーム『雀魂』を用いた配信を多数行ってきた天開司が、同ゲームへの恩返しの意味を込めて企画した[2]。また、天開と親交がある多井隆晴が、プロ雀士と配信者の橋渡しなど天開の相談役として大会に関わった[3]

タイトルに"Streamer(配信者)"を冠している通り、ネット配信を駆使し、様々な視点で対局を楽しめることが特色である。天開のYouTubeチャンネルにて実況と解説付きで行われるメイン配信のほか、選手視点からの配信、チームメイトが応援する楽屋配信も行われる[2]。福岡および名古屋ではパブリックビューイングも行われ[4][5]、2023シーズンからは東京でも開催される[6]

Mリーグの出場選手やトップクラスの麻雀配信者の対局、さらには成長途上の選手がMリーガーを倒すというジャイアントキリングがあることも魅力となっている[2]

初年度である2022シーズンの開幕戦ではメイン配信の最大同時接続数が3万を突破し[2]、最終節では6万近くに達した[7]。神域リーグ関連の言葉がツイッターでトレンド入りするなど、大会は大盛況を博した[8]。最終節終了後に配信された『雀魂』の公式番組「社務所通信」では、各チームの監督より、Mリーグに興味のなかった者からも大会に関心を示され、VTuberのファンを引き込んでMリーグのファン層が広がったことが語られた[9]

2023年5月からは、第2回である「神域リーグ2023」が開催された[10]。また、同年11月には、東風戦を中心としたエキシビションマッチが開催された[11]

ルール[編集]

試合は『雀魂』を使用して行われる。4チームが全10節30試合を行い、合計ポイントで優勝を争う。最終節は3試合同時に実施[12]。これは、対局中に他のメンバーの状況を探らせないことで駆け引きをなくすという、麻雀の目無し問題を考慮したものとなっている[2]

1チームは監督(選手兼任)1人に選手3人の計4人で構成。監督をSランクとし、選手は『雀魂』での段位によってAからCまでのランクに分けられる。下位ランクの選手ほど出場試合数が増える[1]

基本的にMリーグのルールに準拠しているが、『雀魂』の仕様上変更できない部分は『雀魂』のルールに準拠する[13]

対局中は不正行為防止のため、対局者同士のボイスチャットは無く、5分間の遅延配信(ディレイ)が義務付けられる[2]

2023シーズンの変更点[編集]

参加チーム数は5チームに増加[14]。レギュラーシーズンとして5チームが各24試合を行い(全10節30試合)[注 1]、合計ポイント1位のチームはファイナル進出。残りの4チームでセミファイナル3試合を行い、レギュラーシーズンのポイントと合計して上位3チームがファイナル進出、最下位のチームは敗退となる。ファイナルはレギュラーシーズンのポイントを半分持ち越し(セミファイナルのポイントは含まれない)、ファイナル3試合のポイントと合計して優勝を争う[16]

参加選手のランク制は撤廃される[10]。各選手はレギュラーシーズン中、最低5試合に出場しなければならない。また、プロ雀士(監督)はレギュラーシーズン中、6試合以上に出場することはできない[16]

セミファイナルとファイナルでは、第1試合は各チーム内のレギュラーシーズンの成績3位同士が対戦する。第2試合は同じく成績2位同士、第3試合は同じく成績1位同士が対戦する。対局は1試合ずつ行われるが、その日の出場試合が残っている選手は、対局の配信や対局結果等を見てはいけないことになっている[17]

対局は基本的にMリーグのルールに準拠し、一部は『雀魂』のルールに準拠する。なお、「ツモ番無しのリーチが可能」「国士無双の暗槓槍槓は無し」など、前シーズンよりもMリーグに寄せたルールとなる[16]

当シーズンより、優勝チームには全員にチャンピオンシャーレ[18][19]、個人賞の受賞者にはメダルが贈られる[20]

参加チーム[編集]

各チームの選手兼任監督にはプロ雀士(Mリーガー)が起用された。それ以外の選手は実況プレイヤーやVTuberなどの配信者から志望者を募り、ドラフト形式で選考された。ドラフト志望者には「YouTubeチャンネルの登録者数が1000人以上」「サイトに関係なく配信経験がある」「競技麻雀のプロ団体に所属していない」の条件が課された[1]

2023シーズンは、各チームともドラフトにて前シーズンの所属選手は1名しか選出することができない。同巡で指名が被った場合は抽選となるが、前シーズンの所属チームが指名した場合はそのチームが優先交渉権を得る[16][注 2]。前シーズン参加の監督は全員続投。監督以外の選手はVTuberに限定されるが、競技麻雀のプロ団体に所属していても参加可能となった[10]

下記の選手名の後の英字は所属ランク(2022シーズンのみ)。

チームアキレス

チームカラーは赤。多井隆晴の異名「最速最強」から、俊足を誇るギリシア神話の大英雄アキレスの名を冠した。ロゴマークはアキレスの兜。

2022シーズンではチームメイト全員プラス域の中、多井が第9節で3連続ラスを取ってしまうなど足を引っ張る形になり、4位に終わった。

2023シーズンは前年度優勝チームの一員であった白雪レイドを中心としたNeo-Porte編成でリベンジに挑んだ。多井が今シーズンもトップを取れなかったものの、白雪が前シーズンと打って変わった好調を見せチームの稼ぎ頭となった。セミファイナルは全員がマイナスとなってしまったが、レギュラーシーズンのプラス分もありファイナルに進出。ファイナルはメンバーの不調により3位で終わるが、白雪が最終戦でトップを取り意地を見せた。

チームアトラス

チームカラーは青。村上淳の異名「リーチ超人」から、超人の如く天空を支えるギリシア神話の巨神アトラスの名を冠した。ロゴマークはアトラスが支える天空。

2022シーズンでは序盤はヘラクレスとのトップ争いを演じるも、大会中唯一役満を和了った歌衣メイカの大活躍などで中盤で一気に他3チームを突き放し、そのまま優勝を飾った。

2023シーズンでは前年度タイトルホルダー2名に成長枠の鈴木勝を加えた盤石の布陣で連覇を狙った。歌衣がトップを取れない事態に陥るも、チームメイトが彼をカバーするかのような働きを見せた。セミファイナルでは歌衣も初トップを取りファイナルに進出。ファイナルは歌衣が今期最高スコアのトップを獲得しヘラクレスを猛追するが、わずか1.6ポイントの差で届かず2位となった。

チームゼウス

チームカラーは黄。鈴木たろうの異名「ゼウスの選択」から、ギリシア神話の主神ゼウスの名を冠した。ロゴマークは稲妻を掴むゼウスの拳。

2022シーズンはチームメイトが「AI、債務者、痛風」といった工業高校感が強めのチームで挑戦。神域リーグは3位で終えたが、11月13日開催の「第二回雀魂バーチャルインターハイ」では、たろうを除いたメンバーで「ゼウス工業高校」として優勝した。

2023シーズンはたろうが「僕自身が楽しみたい」という理由で全員にじさんじの女性陣で固めた「ゼウス女学院」として優勝を狙った。しかしレギュラーシーズンはトップ4回に留まり、第10節で5位に転落。セミファイナルではルイス・キャミーが三倍満を和了りトップを獲得するも一歩及ばず、セミファイナルでの敗退となった。

チームヘラクレス

チームカラーは緑。松本吉弘の異名「卓上のヒットマン」から、弓の名手であるギリシア神話の英雄ヘラクレスの名を冠した。ロゴマークはヘラクレスの弓矢。

2022シーズンでは序盤はトップ争いに加わるも、連敗が続き一時最下位に。しかし第9節に唯一のチーム1節3連勝をし、最終的には2位となった。

2023シーズンでは普段から松本と交流のある因幡はねると緑仙に、にじさんじ麻雀杯2023で優勝した空星きらめを加えた「ヘラクレス学園[注 4]」で挑んだ。校歌も作成され、トップを取った際はインタビュー中に校歌が流れた。空星が役満和了や4連勝をするなど大いにチームを引っ張り、レギュラーシーズンにて1位となり直接ファイナルに進出。ファイナルはアトラスの猛攻を受けるが、レギュラーシーズンで得たリードをなんとか守り切り優勝を飾った。空星は個人賞4部門中3部門を獲得した。

エキシビションマッチでは4人中3人が決勝進出するも優勝は渋川に譲る形となった。

チームグラディウス

2023シーズンからの新規参入チーム。チームカラーは桜色。渋川難波がKADOKAWAサクラナイツ所属であることから、騎士の如く戦うギリシア神話の軍神グラディウス(アレースの異名)の名を冠した。ロゴマークはグラディウスの槍。

ドラフトでは歌衣メイカの獲得に失敗するも、初心者の風見くくをサプライズ指名し場を沸かせた。主催の天開司、渋川の弟子である朝陽にいなも加え、渋川が掲げた「成長」と「おもしろい麻雀」のテーマで初参戦での優勝を狙った。序盤は渋川以外のメンバーの大不調により、第4節終了時点で▲376.8ポイントと絶望的な状況になった。しかし、渋川の踏ん張りと朝陽の逆襲でマイナスを減らしていき、第10節での朝陽の連勝でついに4位に浮上。セミファイナルでは天開が初トップを取り、朝陽がハコ下のラスを食らうも僅差でファイナルに進出。ファイナルでも天開がトップを取り、大逆転の目もあったが総合4位で終了した。

エキシビションでは渋川と朝陽が準決勝進出し、決勝は渋川VSヘラクレスの構図となったが、渋川が立て続けに大物手を和了し優勝した。

神域リーガー[編集]

2023シーズンドラフト指名順に掲載。カッコ内は2023シーズンドラフト時の『雀魂』ランク→シーズン終了時のランク[注 6]

  • 白雪レイド(雀聖3)
    • VTuber界屈指の麻雀の実力者として知られており、多井隆晴からも「すぐにプロになれる」と言わしめられているが、リーチ後に放銃してしまうなど運に見放されることが多い通称「闇の雀士」。2022シーズンでは鴨神にゅうを獲得できなかったアトラスから外れ1位で指名されるが、1度もトップになることができず16人中14位という不甲斐ない成績で終わる。そんな中で自身と同じく不調だった多井を心配する素振りを見せており、そのことがきっかけで2023シーズンではアキレスから1位指名を受ける。開催直前に姓名判断を行い、プレイヤーネームを「強運神_霊戸様」に変更した甲斐があり、大事な開幕戦で1年越しの初勝利を手にすると、第3節ではまさかの3連闘を決行。結果は2-1-1と3連対でチームを暫定1位に押し上げた。この影響からかプレイヤーネームを変更する神域リーガーが続出した。
  • 歌衣メイカ(雀豪1→雀豪2)
    • 銀河一の漢を目指す漢気VTuber。普段は「漢気麻雀[注 7]」なる企画を配信している。牌効率を超越したオリジナル手順が特徴で、2022シーズンではそれで四暗刻和了を決めたり、周りがプロだらけの中放銃を回避し2位を死守するなどした結果、ダントツの成績でMVPに輝きアトラスの優勝に貢献した。2023シーズンではドラフトで唯一指名が重複するも、上記のルールにより2年連続でアトラス所属となった。だがレギュラーシーズンではまさかのノートップで終わり、セミファイナルでようやく初トップ。ファイナルではレギュラーシーズンの鬱憤を晴らすかのように大物手を和了りまくり、最後の最後で最高スコアをマークし、2年連続でタイトル獲得となった。その後、雀豪2に昇段している。
  • 天宮こころ(雀傑3→雀豪1)
    • 対局中にドラを手繰り寄せたり、和了ったときに裏ドラが乗っかったりすることが多いことから、自身が竜と対話できる一族の巫女であることとかけて「ドラゴンガール」と呼ばれている。2022シーズンではアキレスから2位指名されなんとかプラス域でシーズンを終える。2023シーズンではエントリーを表明していなかったがゼウスから1位指名を受け2年連続で出場を決める。第3節にてハイライト動画に載るためにたろうに和了る際に「轟け雷鳴! 千鳥ロン!」と言うように指示し、たろうは指示通りに言ったものの結局ハイライト動画では浮いてしまい全てカットされた[23]。大会外では『雀魂』の昇段を決めるなど「ドラゴンガール」は健在だったが、神域リーグではトップ無しに終わった。大会終了後には天宮が発起人となり、主催の天開司に参加者全員の寄せ書き色紙を贈った[24]
  • 因幡はねる(雀豪3→雀聖1)
    • ななしいんく所属で因幡組組長兼元有閑喫茶あにまーれのリーダー。『雀魂』の配信を始めたことで麻雀に興味を持ち、持ち前のコミュ力と企画力を生かして多くのプロ雀士と交流を深めている。2022シーズンではヘラクレスから2位指名を受けるも、なかなか勝ちきれない上に出番予定だった第8節直前に緊急入院してしまう。しかし復帰後第9節25,26試合に連投して1日に連勝を決めてなんとか面目躍如となった。2023シーズンでもヘラクレスから指名を受けて出場を決め、松本吉弘からリーダーに任命された。試合以外にも、神域リーガーが参加するトーク企画やクイズ企画などを配信して大会を盛り上げた。神域リーグ開催中に歌衣メイカが主催したVTuberの『雀魂』トーナメント「雷漢戦」では優勝、自身の麻雀キャリアで初のタイトルを獲得した。
  • 天開司(雀豪2→雀豪3)
    • 債務者VTuberにして神域リーグ主催者。『雀魂』の初代公認プレイヤーでもある。2022シーズンではゼウスから2位指名を受けるも16人中13位という主催者らしからぬ成績に。2023シーズンでは歌衣メイカを獲得できなかったグラディウスから外れ1位で指名される。その後、渋川難波から指導を受け、ラス率30%だった成績が改善された。第4節第12試合で空星きらめに役満を和了られたショックでインタビュー中に逃亡。翌日近代麻雀のwebサイトで公開された4コマ漫画では死んだことにされていた。セミファイナルでようやくトップを取り、グラディウスのファイナル進出に貢献。ファイナルでもトップを取り、あわや大逆転なるかという状況を演出した。
  • 渋谷ハル(雀豪1→雀豪2)
    • Neo-Porteの代表取締役。自身が1番得意としているFPS系のゲームとは違い、どれだけ全力をだしてもOverPowerにはならず、上手くなれば活躍でき、それなりに頑張れる場所であると思いエントリーを決める。アキレスから2位で指名された後に一度降段するものの、雀魂感謝杯で多井から「プロでも判断が難しい箇所でなければ十分うまい」と評価された。その後無事に雀豪に復活した。第1節第2試合で初登板、途中試合を有利に進めるものの、南3局で鈴木勝に捲られ2位となった。第4節第10試合で朝陽にいなから3回跳満出上がりを決め6万点超えの初トップを手にした。その後連闘するも4位になってしまい、アキレスの連対記録を7で止めてしまうことになった。だが2日後に配信中に役満国士無双和了を達成した。
  • 咲乃もこ(魂天)
    • 多井隆晴に師事する、ゲームセンター店員のVTuber。2022シーズンではアキレスから1位指名を受ける。何度もリーチ和了を決めるも1度も裏ドラが乗らなかったものの、第30試合で白雪レイドからの差し込みがあったこともあり最高スコア賞を獲得。2023シーズンではムードメーカーが欲しかったアトラスから2位指名を受けて2年連続出場を決めた。歌衣メイカが不調だった分を穴埋めするかのようにトップ3回と活躍し、セミファイナルまでは最高スコアをマークするなど魂天の実力を見せつけた。
  • ルイス・キャミー(雀豪3→雀豪1)
    • 天開司とともに『雀魂』公式番組のMCを務めている女怪盗VTuber。にじさんじ初の雀豪到達者であり、舞元啓介とともににじさんじ麻雀杯の主催を務めている。2022シーズンではアトラスから2位指名。総合スコア賞、最高スコア賞、ラス回避率ともに3位以内に入る活躍を見せた。2023シーズンではゼウスから2位で指名され2年連続出場を決める。一時にじさんじ初の雀聖に昇段したが2023年5月12日に降段してしまった。たろうの代わりに采配を振るうことが多いことから「ルイス真監督」と呼ばれている。「麻雀大会の主催している身からすると名前変えられると困る」と言っておきながら自身の段位戦が不調のためかプレイヤーネームを「超絶豪運状態」に変更した。セミファイナルではチームが敗退となってしまったが、直接のライバルとなる朝陽にいなから三倍満を和了ってトップを獲得し、大いに気を吐いた。
  • 緑仙(雀傑3→雀豪1)
    • Mリーグに興味をもったことがきっかけで、2022年12月6日から因幡はねる、松本吉弘から指導を受けたことで麻雀の虜になり、配信外のところでも『雀魂』をプレイし続けた。その結果、4か月たらずでランクを雀傑3にまで押し上げる。その後ドラフトにてヘラクレスから2位指名され出場を決める。風見くく、或世イヌとは「神域ザコ三銃士」を組んでコラボ配信を行っており、その3人の中でいち早く雀豪に到達したが、現在玉の間でぼこぼこにされてしまっている。第2節第5試合で初登板。ルイス・キャミーとデットヒートを繰り広げるもオーラス1本場で突き放され2位となった。満身創痍の中、出場した第5節第13試合で大箱ラスに沈むもその後第14試合で連闘しついに初トップを手にした。
  • 風見くく(初心3→雀傑3)
    • 因幡はねると同じななしいんく所属のVtuber。グラディウスの隠し玉として2位でサプライズ指名された自称「最弱神域リーガー」。2023年1月13日の手術入院がきっかけで『雀魂』を始めた正真正銘の初心者[注 8]だが、時折センスの良さを垣間見せており、それに渋川難波が気づいたことで指名に至った。渋川の指導を受けながら技術を吸収して成長し、「雷漢戦」では決勝進出を果たした。神域リーガーの中でトップクラスのリーチ率を誇るが、その後他家にツモられたり、相手の当たり牌を掴んだりするなど終始展開に恵まれず一度も2位以上になれず個人スコア最下位で終わってしまった。その後行われたななしいんくの三人麻雀大会では打って変わって大物手を和了りつづけ、リーダーとしての責務を果たした。2023年9月23日をもって「一旦のエンディング」として活動休止したが同年11月13日に活動再開した。
  • 或世イヌ(初心3→雀傑1)
    • 普段はFPSゲームを主軸に配信しているブラック企業新卒兼怪盗VTuber。多井隆晴が「志願者の中で唯一からんだことがなかった」ということでアキレスから3位指名される。麻雀に関しては完全に初心者であり、顔合わせ配信でも同じ初心者だがセンスがあるといわれている緑仙、風見くくとは違い、初心者ならではのプレイが目立っていたが、持ち前の吸収力の高さを活かし着実にランクを上げ続けている。チームメイトやコラボした神域リーガーに言動をいじられることが多い。第5節前にチームメイトにサプライズでバナーを渡したが、スペルを間違えるという凡ミスを犯した。第1節第3試合で初登板。無理矢理混一色を狙う通称「バカ混一色」でなんとか2位となった。その後育成期間を置いて出場した第6節第16試合で初トップ達成。その後連闘し倍満和了を決めるも最後の最後に空星きらめに逆転されて2位となった。
  • 鈴木勝(雀豪1→雀豪2)
    • 自らを「漆黒の捕食者」と名乗る中二病系VTuber。祖父が脱サラして雀荘を始めていたため小さいころから麻雀に触れてはいた。にじさんじ麻雀杯で活躍するために千羽黒乃から直接指導を受けている。2022シーズンはエントリーしなかったが、2023シーズンで初めてエントリー。そしてアトラスから新人枠として3位で指名されるが、師匠の千羽黒乃はまさかの指名漏れとなったことで、その後のコラボ配信で自身が新人枠ではなくなる来シーズンで師弟対決を実現させるために爪痕を残すことを誓った。愛くるしい見た目から他チームの神域リーガーからも人気が高く、因幡はねるからは「傾国のショタ」と呼ばれている。奇跡的に新人枠対決となった第1節第2試合で初登板し、南3局で親跳満を上がり勝利した。
  • 桜凛月(雀豪1)
    • ルイス・キャミーの先輩であり姉である桜の妖精のプリンセス。ドラフトでは「ルイスと仲がいい」ということでゼウスから指名される。その後段位戦配信中に四暗刻和了を決めた。第1節第2,第3試合で2023シーズン初の連闘を行い、3位→1位となりチーム初の勝利を持ち帰った。
  • 空星きらめ(雀豪2)
    • にじさんじ史上2人目となる雀豪到達者。にじさんじ麻雀杯2023を放銃ゼロで優勝してみせたように、堅実かつ鉄壁の守りが特徴。2022シーズンは迷っている間にエントリー締切日を過ぎてしまったが、2023シーズンではエントリー開始1時間で応募。その後ヘラクレスから3位で指名された。『雀魂』の公式番組とは相性が悪く、公認プレイヤーを賭けた試合ではわずか10分で天開司に親倍満を振り込んで終了したり、アシスタントとして出演した番組対局でも敗北し罰ゲームで1ヶ月強制改名と散々な戦況となっていた[注 9]。ゼウス監督の鈴木たろうを好きと公言しており、松本吉弘を困惑させた。第2節第4試合で初登板。オーラスでリー棒2本追加の出上がり満貫を決め、村上淳を逆転しトップを獲ると、その後2023シーズン唯一の役満大三元和了や、約40000点差を大逆転しトップ獲得などを成し遂げ、神域リーグ記録となる開幕個人4連勝を達成。その結果半荘最高スコア賞を除いた3部門でトップを獲得。特に放銃率では2位以下が9%台の中空星は3.90%と異次元の数値を叩き出した。
  • 朝陽にいな(雀聖1)
    • 『雀魂』を使った多くの麻雀イベントにゲストで出演したことのある実力者。2022シーズンはエントリーするものの指名漏れしてしまう。2023シーズンではドラフトの2か月前から指導を受けていた渋川難波率いるグラディウスから3位指名され、歓喜のあまり号泣した。「ビースト」と例えられる攻撃的な雀風だが、「クソプッシュ」と呼ばれる無謀な押しも多いため、渋川の指導のもと守備力のアップを図った。第1節第3試合で初登板。苦しい展開が続き4位となってしまった。その後もラグ中に親跳満へ放銃してしまうなど運に見放される場面が相次いだが第5節第13試合でついに初トップを手にした。全体的にトップとラスの振り幅が大きい戦績となったが、第10節では個人連勝を果たし、グラディウスの最下位脱出に大いに貢献した。

元神域リーガー

  • 鴨神にゅう(魂天)
    • 麻雀VTuberの草分け的存在である、自称最強麻雀AI。自ら「陰湿麻雀」と称するテクニカルな雀風で、2022シーズンは抽選に勝ったゼウスより1位指名を受けるも、トップ1回に留まり不本意な成績となった。2023シーズンはまさかの指名漏れとなるが、神域リーグを麻雀指導や応援をする立場で盛り上げた。
  • 千羽黒乃(魂天)
    • 鴨神にゅうと同じく麻雀VTuberの代表格である、自称麻雀歴1000年の鴉天狗。常にポジティブな思考で対戦相手も称賛することから「光の雀士」と称される。2022シーズンはヘラクレスに1位指名を受けるも、展開に恵まれずにトップ無しで個人成績15位となった。2023シーズンは指名漏れとなり、鴨神たちと神域リーグを麻雀指導や応援で盛り上げた。
  • 郡道美玲(雀豪1)
    • 多井隆晴が初めてVTuberとコラボした相手である女教師VTuber。多井とは軽口を叩き合える仲であり、2022シーズンでは多井曰く「選ばなかったら人として駄目」とアキレスの指名を受けた。ハコ下のラスを2回食らうもトップを4回獲得し健闘を見せた。2023シーズンもドラフトにエントリーしていたが、自身の不適切発言による謹慎[25]のためドラフトを辞退。その後、2023年6月21日をもってにじさんじを卒業した[26]
  • Fra(雀豪1)
    • Ciとユニット「BOOGEY VOXX」を組んでいたアンデッド系VTuber。2022シーズンでは「痛風」という特徴が鈴木たろうの目に留まり、ゼウスのサプライズ枠として指名。最終ポイントはマイナスとなったが堅実な麻雀で唯一のラス無しとなり、4着回避率賞を獲得した。2023シーズンはBOOGEY VOXXの活動停止や、自身の配信スタイルの変化などにより不参加。
  • 渋谷ハジメ(雀士3)
    • ネガティブな大学生VTuber。にじさんじ麻雀杯2021では千羽黒乃の指導の甲斐もあり優勝を果たし、2022シーズンでは千羽と同じくヘラクレスの指名を受けた。0点から52500点まで復活の大逆転トップや、理外の大明槓からの嶺上開花など、神域リーグの台風の目となり個人スコア2位の活躍をした。2023シーズンはドラフトにエントリーしたが指名漏れとなった。

エキシビションマッチ出場者

  • 如月れん(雀士2)
    • ぶいすぽっ!からの参戦。多井隆晴、渋谷ハル、白雪レイドとは『雀魂』でコラボ配信した経験がある。スケジュールの都合で欠場した渋谷の代役としてエキシビジョンマッチに出場した。
  • 日ノ隈らん(雀傑2)
    • ななしいんくの『雀魂』プレイヤーにより結成された「ななし麻雀部」のメンバー。2023シーズン終了後に活動休止した風見くくの代役としてエキシビジョンマッチに出場した。

大会記録[編集]

2022シーズン[編集]

  • 神域リーグ設立発表:2022年1月24日(出演:天開司)[27][注 10]
  • ドラフト会議:2022年3月30日(司会:小林未沙 参加者:天開司、多井隆晴、村上淳、鈴木たろう、松本吉弘)[1]

開催履歴[編集]

日付 実況 解説 ゲスト 試合 出場選手(太字は各試合のトップ)
アキレス アトラス ゼウス ヘラクレス
2022年05月08日 第1節[28] 小林未沙 渋川難波 - 第1試合 多井隆晴(S) 歌衣メイカ(C) 天開司(B) 千羽黒乃(A)
第2試合 郡道美玲(C) 白雪レイド(A) Fra(C) 松本吉弘(S)
第3試合 天宮こころ(B) ルイス・キャミー(B) 鈴木たろう(S) 因幡はねる(B)
2022年05月23日 第2節[29] 日向藍子 朝倉康心 朝陽にいな 第4試合 咲乃もこ(A) 歌衣メイカ(C) 鴨神にゅう(A) 渋谷ハジメ(C)
第5試合 咲乃もこ(A) ルイス・キャミー(B) 天開司(B) 因幡はねる(B)
第6試合 天宮こころ(A) 歌衣メイカ(C) Fra(C) 千羽黒乃(A)
2022年06月06日 第3節[30] 松嶋桃 土田浩翔 - 第7試合 郡道美玲(C) 白雪レイド(A) Fra(C) 因幡はねる(B)
第8試合 咲乃もこ(A) ルイス・キャミー(B) 鴨神にゅう(A) 渋谷ハジメ(C)
第9試合 郡道美玲(C) 歌衣メイカ(C) 鈴木たろう(S) 松本吉弘(S)
2022年06月20日 第4節[31] 小林未沙 河野直也 伊東ライフ 第10試合 天宮こころ(B) 村上淳(S) 鈴木たろう(S) 因幡はねる(B)
第11試合 郡道美玲(C) ルイス・キャミー(B) 天開司(B) 渋谷ハジメ(C)
第12試合 咲乃もこ(A) 歌衣メイカ(C) Fra(C) 千羽黒乃(A)
2022年07月05日 第5節[32] 小林未沙 村上淳 - 第13試合 天宮こころ(B) 白雪レイド(A) 天開司(B) 千羽黒乃(A)
第14試合 多井隆晴(S) 白雪レイド(A) 鴨神にゅう(A) 渋谷ハジメ(C)
第15試合 多井隆晴(S) 歌衣メイカ(C) 鈴木たろう(S) 松本吉弘(S)
2022年07月19日 第6節[33] 松嶋桃 鈴木たろう - 第16試合 天宮こころ(B) 村上淳(S) Fra(C) 因幡はねる(B)
第17試合 郡道美玲(C) 村上淳(S) 天開司(B) 松本吉弘(S)
第18試合 郡道美玲(C) ルイス・キャミー(B) 鴨神にゅう(A) 渋谷ハジメ(C)
2022年08月01日 第7節[34] 日向藍子 多井隆晴 如月れん 第19試合 咲乃もこ(A) 村上淳(S) 鴨神にゅう(A) 松本吉弘(S)
第20試合 咲乃もこ(A) 歌衣メイカ(C) Fra(C) 渋谷ハジメ(C)
第21試合 郡道美玲(C) 白雪レイド(A) 天開司(B) 千羽黒乃(A)
2022年08月19日 第8節[35] 小林未沙 松本吉弘 青森りんこ
[注 11]
第22試合 天宮こころ(B) 村上淳(S) 天開司(B) 渋谷ハジメ(C)
第23試合 天宮こころ(B) 村上淳(S) Fra(C) 渋谷ハジメ(C)
第24試合 郡道美玲(C) ルイス・キャミー(B) 鈴木たろう(S) 千羽黒乃(A)
2022年08月29日 第9節[36] 小林未沙 渋川難波 鳳玲天々 第25試合 多井隆晴(S) 白雪レイド(A) Fra(C) 因幡はねる(B)
第26試合 多井隆晴(S) ルイス・キャミー(B) 鴨神にゅう(A) 因幡はねる(B)
第27試合 多井隆晴(S) 歌衣メイカ(C) 鈴木たろう(S) 松本吉弘(S)
2022年09月12日 第10節[37] 小林未沙 土田浩翔 - 第28試合 郡道美玲(C) 歌衣メイカ(C) Fra(C) 渋谷ハジメ(C)
第29試合 天宮こころ(B) ルイス・キャミー(B) 天開司(B) 因幡はねる(B)
第30試合 咲乃もこ(A) 白雪レイド(A) 鴨神にゅう(A) 千羽黒乃(A)

チーム最終成績[編集]

順位 チーム Pt 選手成績
優勝 チームアトラス 0354.8 歌衣メイカ 326.5 村上淳 076.4 ルイス・キャミー 057.3 白雪レイド ▲105.4
2位 チームヘラクレス 035.2 渋谷ハジメ 115.7 松本吉弘 049.5 因幡はねる ▲62.4 千羽黒乃 ▲138.0
3位 チームゼウス ▲131.5 鈴木たろう 052.0 鴨神にゅう ▲48.0 Fra ▲58.5 天開司 077.0
4位 チームアキレス ▲188.1 咲乃もこ 040.2 郡道美玲 015.2 天宮こころ 006.3 多井隆晴 ▲249.8

個人最終成績[編集]

各部門の上位5人(5位同着は6人)を記載する。各チームの監督は個人表彰の対象外となる。

個人スコア部門[編集]
順位 選手名 チーム ランク 試合数 トータルPt
1位 歌衣メイカ チームアトラス C 9 326.5
2位 渋谷ハジメ チームヘラクレス C 9 115.7
3位 ルイス・キャミー チームアトラス B 8 057.3
4位 咲乃もこ チームアキレス A 7 040.2
5位 郡道美玲 チームアキレス C 9 015.2
半荘最高スコア部門[編集]
順位 選手名 チーム ランク 試合 スコア
1位 咲乃もこ チームアキレス A 第10節・第30試合 67,900
2位 ルイス・キャミー チームアトラス B 第10節・第29試合 59,800
3位 歌衣メイカ チームアトラス C 04節・第12試合 59,700
4位 郡道美玲 チームアキレス C 06節・第18試合 56,500
5位 渋谷ハジメ チームヘラクレス C 04節・第11試合 52,500

※監督も含めた半荘最高スコア獲得者は松本吉弘(チームヘラクレス / 第1節・第2試合、86,200)。

4着回避率部門[編集]
順位 選手名 チーム ランク 試合数 4着回避率
1位 Fra チームゼウス C 9 100.0%
2位 歌衣メイカ チームアトラス C 9 088.9%
3位 ルイス・キャミー チームアトラス B 8 087.5%
3位 天開司 チームゼウス B 8 087.5%
5位 咲乃もこ チームアキレス A 7 085.7%
5位 白雪レイド チームアトラス A 7 085.7%

役満[編集]

各家の表記は、その局における家を示す。

日付・節・試合 東家 南家 西家 北家
5月23日 第2節 第6試合 東2局0本場 四暗刻 天宮こころ 歌衣メイカ Fra 千羽黒乃
一萬一萬一萬二萬二萬二萬三索三索八索八索 牌背六筒六筒牌背 自摸牌 三索

 和了者 

2023シーズン[編集]

  • 神域リーグ2023開催発表:2022年2月7日(出演:天開司)[10][注 12]
  • ドラフト会議:2023年3月31日(司会:小林未沙 参加者:天開司、多井隆晴、村上淳、鈴木たろう、松本吉弘、渋川難波)[16]

開催履歴[編集]

日付 実況 解説 試合 出場選手(太字は各試合のトップ)
アキレス アトラス ゼウス ヘラクレス グラディウス
2023年05月26日 第1節[38] 小林未沙 土田浩翔 第1試合 白雪レイド 歌衣メイカ 天宮こころ 抜け番 天開司
第2試合 渋谷ハル 鈴木勝 桜凛月 風見くく
第3試合 或世イヌ 咲乃もこ 桜凛月 朝陽にいな
2023年06月05日 第2節[39] 小林未沙 鈴木優
仲林圭
第4試合 抜け番 村上淳 天宮こころ 空星きらめ 渋川難波
第5試合 咲乃もこ ルイス・キャミー 緑仙 天開司
第6試合 鈴木勝 鈴木たろう 因幡はねる 風見くく
2023年06月13日 第3節[40] 日向藍子 渋川難波 第7試合 白雪レイド 村上淳 鈴木たろう 緑仙 抜け番
第8試合 白雪レイド 鈴木勝 ルイス・キャミー 因幡はねる
第9試合 白雪レイド 歌衣メイカ 桜凛月 松本吉弘
2023年06月21日 第4節[41] 麻宮あかね 河野直也 第10試合 渋谷ハル 歌衣メイカ 抜け番 因幡はねる 朝陽にいな
第11試合 渋谷ハル 歌衣メイカ 因幡はねる 渋川難波
第12試合 白雪レイド 咲乃もこ 空星きらめ 天開司
2023年07月05日 第5節[42] 日向藍子 松本吉弘 第13試合 白雪レイド 抜け番 ルイス・キャミー 緑仙 朝陽にいな
第14試合 渋谷ハル 天宮こころ 緑仙 天開司
第15試合 多井隆晴 桜凛月 空星きらめ 風見くく
2023年07月11日
第6節[43] 小林未沙 鈴木たろう 第16試合 或世イヌ 鈴木勝 抜け番 松本吉弘 朝陽にいな
第17試合 或世イヌ 咲乃もこ 空星きらめ 天開司
第18試合 渋谷ハル 村上淳 緑仙 渋川難波
2023年07月24日 第7節[44] 松嶋桃 河野直也 第19試合 白雪レイド 咲乃もこ 天宮こころ 抜け番 風見くく
第20試合 或世イヌ 歌衣メイカ ルイス・キャミー 朝陽にいな
第21試合 或世イヌ 鈴木勝 鈴木たろう 朝陽にいな
2023年08月09日 第8節[45] 小林未沙 村上淳 第22試合 多井隆晴 抜け番 天宮こころ 因幡はねる 天開司
第23試合 多井隆晴 鈴木たろう 因幡はねる 風見くく
第24試合 多井隆晴 桜凛月 松本吉弘 渋川難波
2023年08月14日 第9節[46] 松嶋桃 渋川難波 第25試合 渋谷ハル 咲乃もこ 鈴木たろう 緑仙 抜け番
第26試合 多井隆晴 咲乃もこ ルイス・キャミー 因幡はねる
第27試合 白雪レイド 歌衣メイカ ルイス・キャミー 松本吉弘
2023年08月21日 第10節[47] 日向藍子 多井隆晴 第28試合 抜け番 鈴木勝 天宮こころ 空星きらめ 朝陽にいな
第29試合 村上淳 ルイス・キャミー 因幡はねる 朝陽にいな
第30試合 村上淳 ルイス・キャミー 松本吉弘 渋川難波
2023年08月28日 セミ 
ファイナル[48]
麻宮あかね 松本吉弘 第1試合 渋谷ハル 歌衣メイカ 天宮こころ ファイナル
進出
風見くく
第2試合 或世イヌ 鈴木勝 桜凛月 天開司
第3試合 白雪レイド 咲乃もこ ルイス・キャミー 朝陽にいな
2023年09月08日 ファイナル[49] 麻宮あかね 土田浩翔 第1試合 渋谷ハル 歌衣メイカ セミファイナル
敗退
緑仙 風見くく
第2試合 或世イヌ 鈴木勝 因幡はねる 天開司
第3試合 白雪レイド 咲乃もこ 空星きらめ 朝陽にいな

チーム成績[編集]

レギュラーシーズン[編集]
順位 チーム Pt 選手成績
1位 チームヘラクレス 0199.2 空星きらめ 258.8 松本吉弘 062.4 因幡はねる 041.6 緑仙 080.4
2位 チームアキレス 0062.3 白雪レイド 124.0 或世イヌ 003.9 多井隆晴 030.9 渋谷ハル 034.7
3位 チームアトラス 0027.2 咲乃もこ 068.6 村上淳 049.8 鈴木勝 032.0 歌衣メイカ ▲132.2
4位 チームグラディウス ▲115.4 渋川難波 174.1 朝陽にいな 159.7 天開司 ▲217.4 風見くく ▲231.8
5位 チームゼウス ▲173.3 鈴木たろう 075.0 ルイス・キャミー 027.4 桜凛月 070.8 天宮こころ ▲150.1

チームヘラクレスがファイナルに進出。

セミファイナル[編集]

表中のRSはレギュラーシーズン、SFはセミファイナルの略。

順位 チーム RS+SF SF Pt 選手成績
1位 チームヘラクレス ファイナル進出
2位 チームアトラス 120.1 92.9 歌衣メイカ 060.3 鈴木勝 015.8 咲乃もこ 016.8
3位 チームアキレス 036.3 ▲98.6 渋谷ハル ▲52.9 或世イヌ ▲24.8 白雪レイド ▲20.9
4位 チームグラディウス ▲132.8 ▲17.4 風見くく ▲13.8 天開司 062.2 朝陽にいな ▲65.8
5位 チームゼウス ▲150.2 23.1 天宮こころ 006.4 桜凛月 ▲53.2 ルイス・キャミー 069.9

チームアトラス、チームアキレス、チームグラディウスがファイナルに進出。

ファイナル[編集]

持ち越しポイントはレギュラーシーズンで獲得したポイントの半分。セミファイナルのポイントは含まれない。

最終順位 チーム 総合Pt 持越Pt Final Pt 選手成績
優勝 チームヘラクレス 101.2 99.6 01.6 緑仙 16.9 因幡はねる 8.5 空星きらめ ▲23.8
2位 チームアトラス 99.6 13.6 86.0 歌衣メイカ 98.5 鈴木勝 ▲17.9 咲乃もこ 5.4
3位 チームアキレス 045.4 31.2 ▲76.6 渋谷ハル ▲76.3 或世イヌ ▲64.7 白雪レイド 64.4
4位 チームグラディウス 068.7 ▲57.7 ▲11.0 風見くく ▲39.1 天開司 74.1 朝陽にいな ▲46.0
5位 チームゼウス セミファイナル敗退

個人最終成績[編集]

各部門の上位5人を記載する。各チームの監督は個人表彰の対象外となる。セミファイナル、ファイナルの結果も個人成績に反映される。

個人スコア部門[編集]
順位 選手名 チーム 試合数 トータルPt
1位 空星きらめ チームヘラクレス 06 235.0
2位 白雪レイド チームアキレス 10 167.5
3位 咲乃もこ チームアトラス 09 090.8
4位 朝陽にいな チームグラディウス 10 047.9
5位 ルイス・キャミー チームゼウス 09 042.5
半荘最高スコア部門[編集]
順位 選手名 チーム 試合 スコア
1位 歌衣メイカ チームアトラス ファイナル・第1試合 78,500
2位 咲乃もこ チームアトラス 第9節・第26試合 73,200
3位 因幡はねる チームヘラクレス 第2節・第06試合 70,700
4位 渋谷ハル チームアキレス 第4節・第10試合 66,000
5位 空星きらめ チームヘラクレス 第5節・第15試合 63,500
最高打点部門[編集]
順位 選手名 チーム 試合 スコア
1位 空星きらめ チームヘラクレス 第4節・第12試合 32,000
2位 ルイス・キャミー チームゼウス セミファイナル・第2試合 24,000

※3位は18,000点だが、該当者多数につき割愛。

放銃率部門[編集]
順位 選手名 チーム 局数 放銃率
1位 空星きらめ チームヘラクレス 077 3.90%
2位 ルイス・キャミー チームゼウス 110 9.09%
3位 白雪レイド チームアキレス 117 9.40%
4位 緑仙 チームヘラクレス 094 9.57%
5位 咲乃もこ チームアトラス 103 9.71%

役満[編集]

各家の表記は、その局における家を示す。

日付・節・試合 東家 南家 西家 北家
6月21日 第4節 第12試合 東1局3本場 大三元 咲乃もこ 白雪レイド 天開司 空星きらめ
六萬七萬八萬五索五索發發 白白白 中中中 自摸牌 發

 和了者 

エキシビションマッチ[編集]

2023年11月8日に、2023シーズン出場者による「神域リーグ2023 エキシビションマッチ」が開催された[11]。メイン配信は『雀魂』公式チャンネルで行われた。実況は麻宮あかね、解説は各チームの監督が交代で務めた。

チームアキレスの渋谷ハルはスケジュールの都合、チームグラディウスの風見くくは活動休止中により、それぞれ如月れん(ぶいすぽっ!)、日ノ隈らん(ななしいんく)が代役として出場した。

ルール[11]

対局の基本的なルールは神域リーグ本戦に準ずるが、個人戦であることと、決勝を除き東風戦であること、対局者同士のボイスチャットが取り入れられることが異なる。

予選は各チームごとに監督・選手が東風戦1試合で対局し、「各試合の1位」「各試合の2位のうち得点上位2名」「予選成績の下位から2番目(ブービー賞)」の計8名が準決勝に進出。なお、役満を和了った選手は無条件で準決勝進出となり、その際には状況によって「各試合の2位のうち得点が2番目」の選手の準決勝進出権が失われる場合がある。

準決勝も東風戦1試合で、各試合の上位2名が決勝に進出。決勝は半荘1試合で、トップを獲った選手が優勝となる。優勝者および役満和了者には、賞品として「高級お肉」が贈られる。

試合結果[11][50]

スコアは1,000点を1ポイントとして記載。順位点は含まない。

試合 出場選手(太字は各試合の勝ち上がり者)
ゼウス予選 桜凛月 43.0 ルイス・キャミー 31.2 鈴木たろう 16.8 天宮こころ 09.0
グラディウス予選 渋川難波 43.9 朝陽にいな 33.8 日ノ隈らん 21.3 天開司 01.0
アキレス予選 多井隆晴 33.5 白雪レイド 23.9 或世イヌ 23.6 如月れん 19.0
アトラス予選 歌衣メイカ 29.8 咲乃もこ 28.2 鈴木勝 23.0 村上淳 19.0
ヘラクレス予選 松本吉弘 40.6 空星きらめ 32.2 緑仙 20.0 因幡はねる[注 13] 07.2
準決勝A卓 渋川難波 36.2 空星きらめ 33.1 多井隆晴 23.1 歌衣メイカ 07.6
準決勝B卓 因幡はねる 41.4 松本吉弘 31.8 桜凛月 17.2 朝陽にいな 09.6
決勝 渋川難波 52.5 空星きらめ 26.3 因幡はねる 20.9 松本吉弘 00.3

渋川難波(チームグラディウス)が優勝。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 各節とも1チームが抜け番となり、試合を行わない[15]
  2. ^ このルールにより、チームアトラスとチームグラディウスで第1巡指名があった歌衣メイカは、チームアトラスが優先交渉権を得た。
  3. ^ Mリーグ2022-23シーズンをもって、赤坂ドリブンズとの契約を満了した。
  4. ^ ゼウス女学院のダメなやつの集まり、という設定。
  5. ^ 2023年3月21日をもって、有閑喫茶あにまーれがななしいんくに統合された。
  6. ^ 初心、雀士、雀傑、雀豪、雀聖、魂天の順に昇格する。雀聖まではさらに内部で3階級に分けられる。
  7. ^ 「とにかくかっこいい手を和了る」ために最低でも跳満以上の和了を目指す麻雀で、あえて相手の大物手に振り込むことも良しとされている。
  8. ^ ただし、それ以前にもコラボで数回程度遊んだ経験があり、その時からリスナーの間では初心者ながら密かな実力が噂されていた。
  9. ^ このことから『雀魂』公式番組「にじたま」を苦手としていたが、同番組に出演していた舞元啓介の無期限活動休止を受け、2023年9月より「にじたま」の新MCとなった。
  10. ^ 記者会見の記者役として、MonsterZ MATEesora umaが声のみ出演。
  11. ^ パブリックビューイング福岡会場のゲストとして、舞鶴よかと今酒ハクノが出演。
  12. ^ 記者会見の記者役として、MonsterZ MATE、ドーラ(にじさんじ)、佐藤ホームズ、歌衣メイカ、あっくん大魔王が声のみ出演。
  13. ^ 予選成績の下位から2番目(ブービー賞)により準決勝進出。

出典[編集]

  1. ^ a b c d 「神域Streamerリーグ」ドラフト会議開催。各チーム指名選手決定!”. キンマweb (2022年3月31日). 2022年6月11日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 神域リーグ Mリーガーと配信者が織りなす新たなエンターテインメント”. 麻雀ウォッチ (2022年6月1日). 2022年6月10日閲覧。
  3. ^ 神域リーグ監督インタビュー:多井隆晴「麻雀配信とはどういうものかをチームアキレスが教えましょう」”. 麻雀ウォッチ (2022年5月7日). 2022年6月13日閲覧。
  4. ^ 【神域リーグ お知らせ】5月23日、6月6日、6月20日の第2節から第4節開催日に福岡市天神にて入場無料のパブリックビューイングイベントが開催!”. 麻雀ウォッチ (2022年5月9日). 2022年9月16日閲覧。
  5. ^ 神域リーグ【公式】 [@shiniki_league_] (2022年6月10日). "福岡会場の盛り上がりを受けて、パブリックビューイング名古屋会場の追加決定!". X(旧Twitter)より2022年9月16日閲覧
  6. ^ 神域リーグ【公式】 [@shiniki_league_] (2023年4月28日). "#神域リーグ2023 パブリックビューイング 東京開催決定". X(旧Twitter)より2023年5月21日閲覧
  7. ^ 【神域リーグ】26日開幕! VTuber主催者・天開司が語る人気の秘密と2季目の展望”. 東スポWEB (2023年5月25日). 2023年5月25日閲覧。
  8. ^ 【 #神域リーグ 第9節第26試合観戦記】 切らなかった5p 繋がった意志 最強AI鴨神にゅうが目指したモノ【文 #後藤哲冶 】” (2022年3月31日). 2022年8月30日閲覧。
  9. ^ 【第16回】社務所通信 神域リーグ特別編”. 【公式】雀魂-じゃんたま-(YouTube) (2022年9月12日). 2022年9月16日閲覧。
  10. ^ a b c d 天開司さん主催の『神域リーグ2023』開催決定!3月末ドラフト開催!各チーム前期と同じ選手は1名までしか選べない方式に!”. 麻雀ウォッチ (2022年2月7日). 2022年2月9日閲覧。
  11. ^ a b c d 【 #神域リーグ2023 エキシビジョンマッチ予選 観戦記】甦る神域の記憶 一夜限りの祭典、エキシビジョンマッチ開幕!【文 #後藤哲冶 】”. キンマweb (2023年11月9日). 2023年11月9日閲覧。
  12. ^ 神域リーグ【公式】 [@shiniki_league_] (2022年4月25日). "【#神域リーグ レギュレーション】". X(旧Twitter)より2022年6月10日閲覧
  13. ^ 神域リーグ【公式】 [@shiniki_league_] (2022年5月7日). "#神域リーグ ルール表を公開いたします。". X(旧Twitter)より2022年6月10日閲覧
  14. ^ 神域リーグ2023 5チーム目はチームグラディウス!監督には渋川難波”. 麻雀ウォッチ (2023年2月24日). 2023年2月25日閲覧。
  15. ^ 神域リーグ【公式】 [@shiniki_league_] (2023年5月8日). "【#神域リーグ2023 各節抜け番】". X(旧Twitter)より2023年5月8日閲覧
  16. ^ a b c d e 神域リーグ2023ドラフト会議結果!1巡目指名は白雪レイド、歌衣メイカ、天宮こころ、因幡はねる、天界司!以降の指名は記事をチェック!”. 麻雀ウォッチ (2023年4月1日). 2023年4月1日閲覧。
  17. ^ 神域リーグ2023 セミファイナルの組み合わせが決定”. 麻雀ウォッチ (2023年8月23日). 2023年8月28日閲覧。
  18. ^ 松本 吉弘 [@yoshihiro_npm] (2023年11月1日). "#神域リーグ2023 チャンピオンシャーレ頂きました。名前入りすげー!!!". X(旧Twitter)より2023年11月9日閲覧
  19. ^ 因幡はねる ななしいんく [@Haneru_Inaba] (2023年11月12日). "#神域リーグ2023 #ヘラクレスオオマツモト 優勝の盾!!!!!!!!!". X(旧Twitter)より2023年11月15日閲覧
  20. ^ 空星きらめ/Sorahoshi Kirame [@kirame_2434] (2023年11月1日). "#神域リーグ2023 個人賞のメダルいただきました!". X(旧Twitter)より2023年11月9日閲覧
  21. ^ a b c d 神域リーグ【公式】 [@shiniki_league_] (2022年5月23日). "【抽選対象】". X(旧Twitter)より2023年4月28日閲覧
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  42. ^ 【7/5 神域リーグ2023 第5節 結果】”. 麻雀ウォッチ (2023年7月5日). 2023年7月6日閲覧。
  43. ^ 【7/11 神域リーグ2023 第6節 結果】”. 麻雀ウォッチ (2023年7月11日). 2023年7月24日閲覧。
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  49. ^ 【9/8 神域リーグ2023 Final 結果】”. 麻雀ウォッチ (2023年9月8日). 2023年9月9日閲覧。
  50. ^ 【 #神域リーグ2023 エキシビジョンマッチ準決勝‐決勝戦 観戦記】ヘラクレス包囲網を崩せ! エキシビジョンマッチ優勝の行方【文 #後藤哲冶 】”. キンマweb (2023年11月9日). 2023年11月11日閲覧。

外部リンク[編集]