Mリーグ

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Mリーグ
最新シーズン
Mリーグ2019
概要
発足 2018年7月
競技 麻雀
公式ウェブサイト

Mリーグ(エムリーグ)は、競技麻雀のチーム対抗戦のナショナルプロリーグ。麻雀プロスポーツ化を目的とし、2018年(平成30年)7月に発足した。レギュラーシーズン、ファイナルシリーズのそれぞれについてスポンサー契約を締結し、「大和証券Mリーグ」、「Mリーグ朝日新聞ファイナルシリーズ」という名称で開催している[1][2]

概要[編集]

対局のパブリックビューイングに集まった選手たち(2019年)

運営は一般社団法人Mリーグ機構。初代チェアマンにサイバーエージェント社長の藤田晋最高顧問Jリーグ初代チェアマンの川淵三郎が就任した[3]。リーグ参加チームの所属選手に対しては最低年俸として400万円が保証されるが、一方で賭博行為への関与を固く禁じており、仮に関与が確認された場合には即解雇などの厳罰に処される[4]。また対局時にはチームごとに定められたユニフォームの着用が義務付けられる[5]。対局は全て東京・港区日の出駅そば)に新たに設けられる専用スタジオ「Mリーグスタジオ」にて行われ、一部の対局では都内の数ヶ所でパブリックビューイングも行われる(有料)[6][7]

開幕日である2018年10月1日には大和証券グループ本社との3年間のレギュラーシーズンスポンサー契約を締結したことと、名称を「大和証券Mリーグ」として開催することが発表[1][8]。また、2019年2月にはファイナルシリーズの冠スポンサーとして朝日新聞社とのスポンサー契約を結んだことを発表した[2][8]

競技ルールはアリアリの東南戦で一発裏ドラあり、萬子・筒子・索子に各1枚ずつ赤牌を入れて行われる[5]。また時間短縮を目的として全自動麻雀卓の自動配牌機能を使用する[5]他、審判制度を導入しており、張敏賢梶本琢程(2019シーズンから)が審判を務めている。一部の悪質な行為を犯した場合はサッカー同様にイエローカードが与えられ、1日で2枚提示された場合はレッドカードに変わり、個人トータルポイントから20ポイントが減算される[5]

ファイナルシリーズでは、各チームが持つレギュラーシーズンのポイントを半分にした上で引き継ぐ[9]

優勝賞金は5000万円[10]。以下、準優勝2000万円、3位1000万円。AbemaTVにおいて全対局の動画配信が行われる[11]。また、個人戦に関しては三賞制度で争われ、毎年の規定打荘数20試合以上の選手が対象となり、個人の総合スコア、1試合での最多獲得スコア、ラス回避率の各トップの選手がリーグ戦終了後に受賞する[12]

参加チーム、選手[編集]

()内は、各選手の所属団体。

Mリーグ2019
チーム 選手 母体企業
赤坂ドリブンズ 園田賢(最高位戦) 鈴木たろう(協会) 村上淳(最高位戦) 丸山奏子(最高位戦) 博報堂DYメディアパートナーズ
EX風林火山 滝沢和典(連盟) 勝又健志(連盟) 二階堂亜樹(連盟) テレビ朝日
渋谷ABEMAS 多井隆晴(RMU) 松本吉弘(協会) 白鳥翔(連盟) 日向藍子(最高位戦) サイバーエージェント
KONAMI麻雀格闘倶楽部 佐々木寿人(連盟) 前原雄大(連盟) 高宮まり(連盟) 藤崎智(連盟) コナミアミューズメント
U-NEXT Pirates 朝倉康心(最高位戦) 小林剛(麻将連合) 石橋伸洋(最高位戦) 瑞原明奈(最高位戦) U-NEXT
セガサミーフェニックス 近藤誠一(最高位戦) 茅森早香(最高位戦) 魚谷侑未(連盟) 和久津晶(連盟) セガサミーホールディングス
TEAM RAIDEN 黒沢咲(連盟) 萩原聖人(連盟) 瀬戸熊直樹(連盟) 電通
KADOKAWAサクラナイツ 内川幸太郎(連盟) 岡田紗佳(連盟) 沢崎誠(連盟) KADOKAWA[13]

[14]

歴史[編集]

2018年シーズン[編集]

2018年8月7日開催のドラフト会議において、既存の5団体(日本プロ麻雀連盟最高位戦日本プロ麻雀協会日本プロ麻雀協会麻将連合RMU)に所属するプロの中から各チームが指名し、7チーム、各3名、計21名のMリーガーが誕生した。同年10月に開幕し、各チーム80半荘のリーグ戦を行った結果、風林火山、ABEMAS、麻雀格闘倶楽部、ドリブンズがファイナルシリーズに進出した。ファイナルシリーズでは24半荘行い、2019年3月、ドリブンズの優勝で初年度の幕を閉じた。

Mリーグ駅伝[編集]

2019年7月6日から3日間に渡って放送された麻雀駅伝のMリーグ版[15]。初日に通常のMリーグルールで各チーム4回戦ずつ行い、2日目は赤ドラあり三麻を各チーム6回戦づつ行う。最終日はMリーグルールだが順位点等が倍のルールで各チーム3回戦ずつ行った後、上位4チームが得点を持ちこして1回戦勝負を行う。2018年シーズンの全7チームに加えて藤田晋チェアマンが率いる特別チームが参戦し、その特別チームが優勝した[16]

2019年シーズン[編集]

新チーム・KADOKAWA サクラナイツが加盟し、各チームの所属選手数の上限を4人(下限3人)に拡大し、男女混合が義務付けられた[13]。この変更に伴い、前年シーズン成績に基づくウェーバー制によるドラフト会議を2019年7月9日に開催され、8名の選手が指名され、8チーム29選手で新シーズン開幕を迎えた[17]。同年9月30日に開幕し、2020年4月に終了予定である[18]。また、レギュラーシーズンは1チームにつき10試合追加されて90試合になる他、同シーズンの上位6チームでのセミファイナル(同16試合)が導入され、上位4チームがファイナルシリーズ(同12試合)に進出する[19]

オフィシャルスポンサー[編集]

Mリーグスタジオ[編集]

Mリーグ公式戦全試合を行う品川区浜松町に所在する専用スタジオ[20]。広さは約170平方メートル。対局フロアであるスタジオには日本初となる英国Mo-sys社のリアルタイムカメラトラッキングシステムStarTrackerを常設しており、カメラの動きとAR技術を連動させ、さまざまな映像効果を生配信で提供できる[21]。通常床面に着けるトラッキングマーカーは天井に着けられている。

スタジオに隣接して副調整室が設けられ、AR/RCG送出コントロール画面は、専用のコントロールソフトをテレビ朝日クリエイトおよび、テレビ朝日コーポレートデザインセンターが制作。9台のリモートカメラ、固定の天井カメラ、動的なクレーンカメラを合わせスポーツ中継同様の演出が可能となっている。

対局フロアの上階に4部屋の選手専用のロッカールーム。実況席、審判席、メイクルームを備える。

Mリーグの公式戦だけでなく、大半の生配信対局会場にもこのスタジオが使われている。

成績[編集]

レギュラーシーズン[編集]

レギュラーシーズン最終成績
ファイナルシリーズ進出 レギュラーシーズン敗退
年度 1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位
2018 風林火山 ABEMAS 麻雀格闘俱楽部 ドリブンズ Pirates フェニックス 雷電
ファイナルシリーズ進出 セミファイナル敗退 レギュラーシーズン敗退
年度 1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位
2019
個人タイトル
年度 個人スコア 平均打点 4着回避率
選手 チーム Pt 選手 チーム 打点 選手 チーム
2018 多井隆晴 ABEMAS 476.3 茅森早香 フェニックス 7873 滝沢和典 風林火山 0.90
年度 スコア 最高スコア 4着回避率
選手 チーム Pt 選手 チーム 得点 選手 チーム
2019

ファイナルシリーズ[編集]

ファイナルシリーズ最終成績
年度 1位 Pt 2位 Pt 3位 Pt 4位 Pt
2018 ドリブンズ 594.5 風林火山 83.0 ABEMAS △147.0 麻雀格闘倶楽部 △282.0

配信・放送[編集]

大和証券Mリーグ中継[編集]

AbemaTV 麻雀チャンネルで基本的に平日が水曜日以外の19:00から、一部の週末は17:00からリーグ戦の試合を生配信する他、GOLDチャンネルとのサイマル放送も行われる。オフシーズンには印象に残った節を再配信する場合がある。中継番組での実況は小林未沙(月)、松嶋桃(火・金)、日吉辰哉(木)の3人が担当[22]するが、例外として土田浩翔が解説する日もある[23]。トップを取った選手へのインタビュアーは松本圭世が担当している[24]

パブリックビューイング[編集]

2019シーズンは毎月1〜2回の割合で東京タワー近くのスターライズタワーかベルサール六本木でパブリックビューイングを開催する[25]他、EXタワー内のEXシアターでプレミアムナイトを開催する[26]。来場にはチケットぴあで購入したチケットが必要だが、開始1時間前以内にはチケットを購入していない人のためにオフィシャルグッズの販売を行っている。パブリックビューイングの内容として出場節ではないチームから数チームのメンバー全員による生解説や試合を行った各チームとのファンミーティング及び撮影会等が行われる他、プレミアムシアターでは対局前にステージイベント等が行われる事となっている。

熱闘!Mリーグ[編集]

熱闘!Mリーグ
ジャンル 麻雀ニュース番組
出演者 田中裕二
須田亜香里
じゃい
ナレーター 白瀬ちゅうゐ
製作
プロデューサー 松本真樹
制作 AbemaNews
テレビ朝日
放送
放送国・地域 日本の旗 日本
放送期間 2018年10月7日 -
放送時間 日曜日 22:00 - 23:00(2018年10月7日 - 2019年3月31日まで)
毎月最終日曜日 22:00 - 23:00(2019年4月28日 - 9月29日まで)
月曜(日曜深夜) 00:59 - 01:30(2019年10月7日 - )
放送分 60→30分
公式サイト
テンプレートを表示

概要[編集]

1週間のダイジェストとトーク、所属選手のドキュメンタリーをAbemaNewsチャンネル[27]テレビ朝日(2019年10月6日深夜から)[28]にて放送している。司会は田中裕二爆笑問題)が務め、他にじゃい(インスタントジョンソン)がレギュラー出演する。

アシスタントMCは2018年いっぱいはAbemaTVアナウンサーの西澤由夏滝山あかね藤田かんなの3人がローテーションで担当。ナレーションもそれぞれ持ち回りで務める。2019年1月配信分よりアシスタントMCに須田亜香里SKE48)が就任[29]。AbemaTVアナウンサーによるナレーションは継続。

2019年9月29日放送分までは生放送。テレビ朝日系列(一部地域を除く)との同時放送となった同年10月6日放送分以降はOA数時間前に撮って出しの形での収録放送となる。なお、テレビ朝日の編成上の都合により必ずしも同時放送とならないケースがある。翌週10月13日深夜放送分はテレビ朝日では世界体操の中継により休止となり、AbemaTVでも、Newsチャンネルの性質上、台風19号関連の情報を優先したため、翌日(10月14日)18:00頃から1週間、Abemaビデオでの無料配信となった[30]

内容[編集]

1週間のリーグ戦全試合結果を伝える「週間!Mリーグ・ダイジェスト」と所属選手やゲストとのトーク、Mリーガー29人の素顔に迫る「MリーガーHistory 29人の軌跡〜夢の切符を掴みし者〜」等の週替わりでの独自企画で構成されている[31]

レギュラー[編集]

主なゲスト[編集]

スタッフ[編集]

M.LEAGUE ~Road To Champion~[編集]

2019年4月5日からTOKYO MXにて放送しているダイジェスト番組[32][33]。同年9月13日までは毎週金曜19:00から、10月3日以降は毎週木曜19:58-20:56に放送している[32][33]

2019年4月5日から同年10月10日放送分までは2018年シーズンのダイジェストを、10月17日放送分以降は2019年シーズンのダイジェストを放送している[33][34]

脚注[編集]

  1. ^ a b 大和証券が「Mリーグ」レギュラーシーズンの冠スポンサーに 2020年まで - 麻雀ウォッチ・2018年10月1日
  2. ^ a b 「Mリーグ」が株式会社朝日新聞社とファイナルシリーズスポンサー契約を決定 - PR TIMES・2019年2月21日
  3. ^ 麻雀プロリーグMリーグ発足、最高顧問は川淵三郎氏 - 日刊スポーツ・2018年7月17日
  4. ^ 麻雀『Mリーグ』に電通、テレ朝、コナミ、博報堂、セガサミー......川淵三郎氏『Jリーグ』創設に匹敵する業界革命へ、超一流企業続々 - Business Journal・2018年7月18日
  5. ^ a b c d Mリーグとは - Mリーグ公式サイト
  6. ^ パブリックビューイング観戦チケット販売開始 - Mリーグ・2018年9月14日
  7. ^ モニター映像はAbemaTVでの中継映像を使い、配信とは別にPV向けの生実況解説が置かれる。
  8. ^ a b なぜ大和証券と朝日新聞社は「Mリーグ」冠スポンサーに名乗り出たのか | FEATUReS” (日本語). 株式会社サイバーエージェント. 2019年5月18日閲覧。
  9. ^ プロ麻雀リーグ「Mリーグ」2018 ファイナルシリーズ進出チーム決定 - Mリーグ・2018年2月13日
  10. ^ プロ麻雀『Mリーグ』発足 10月開幕へ 麻雀のプロスポーツ化目指す - オリコンニュース・2018年7月17日
  11. ^ 麻雀プロリーグ「Mリーグ」発足 全試合AbemaTVで配信、麻雀のプロスポーツ化目指す - ITmedia・2018年7月17日
  12. ^ 2018シーズンは個人ポイント・平均打点・ラス回避率の各トップの選手が受賞していた
  13. ^ a b 株式会社KADOKAWAが新たに加盟 2019シーズンは8チームに/麻雀・Mリーグ”. ABEMA麻雀TIMES. 2019年7月1日閲覧。
  14. ^ 契約更改選手の公表/Mリーグ2019ドラフト会議 について”. Mリーグ公式HP (2019年7月4日). 2019年7月5日閲覧。
  15. ^ 今年の麻雀駅伝はMリーグ版!「Mリーグ駅伝」7月6日から全3回 藤田晋チェアマンチームも参戦 - Abema麻雀TIMES 2019年6月19日
  16. ^ チェアマンチームが逆転優勝!藤田晋チェアマン「やっちゃったな」/麻雀・Mリーグ駅伝最終日 - Abema麻雀TIMES 2019年8月10日
  17. ^ 2019シーズンドラフト会議開催 8人が指名・交渉へ/麻雀・Mリーグ”. ABEMA麻雀TIMES (2019年7月9日). 2019年7月9日閲覧。
  18. ^ 10月に開幕する2019シーズンの概要について” (日本語). M.LEAGUE(Mリーグ) (2019年5月27日). 2019年5月27日閲覧。
  19. ^ 麻雀・Mリーグ藤田晋チェアマン、レギュレーション変更を発表 2019シーズンはセミファイナルを導入”. ABEMA麻雀TIMES. 2019年7月9日閲覧。
  20. ^ 佐田 (2018年11月1日). “Mリーグスタジオ潜入レポート!!最高品質のスポーツ中継はここから生まれる!!” (日本語). 麻雀ウォッチ. 2019年1月22日閲覧。
  21. ^ プロ麻雀リーグの聖地「Mリーグスタジオ」をレポート!” (Japanese). PRONEWS : デジタル映像制作Webマガジン (2018年10月31日). 2019年1月22日閲覧。
  22. ^ 日吉は2019シーズンより。2018シーズンでは月・金:小林、火・木:松嶋。3人のスケジュールの都合により担当曜日は若干変動あり
  23. ^ 2018シーズン後半から登場(初回はセガサミーフェニックス・近藤誠一とのダブル解説)。2019シーズンは基本週1回ペースで担当している
  24. ^ 松本がスケジュールの都合で出演しない日は西澤由夏、または瀧山あかねが担当している。
  25. ^ 2018シーズンは特定の節とファイナルの8日間中前半2日間と後半4日間に限り、会場のMリーグスタジアムに近いTABLOID EMPIREでパブリックビューイングを開催した。また、開催が決まってても都合で使えない場合はIDOL表参道で開催された。
  26. ^ 「Mリーグ」2019レギュラーシーズンのパブリックビューイング観戦チケットを販売開始 | M.LEAGUE(Mリーグ) - Mリーグ公式サイト
  27. ^ 熱闘Mリーグ | 無料のインターネットテレビはAbemaTV(アベマTV)” (日本語). AbemaTV. 2018年9月26日閲覧。
  28. ^ 『熱闘!Mリーグ』地上波へ進出 テレ朝で日曜深夜にレギュラー放送 - ORICONニュース 2019年9月11日
  29. ^ 麻雀ニュース番組「熱闘!Mリーグ」新アシスタントにSKE48須田亜香里が就任「番組で勉強して、麻雀でもアイドル1位を目指したい」” (日本語). Abema 麻雀 TIMES (2019年1月11日). 2019年1月12日閲覧。
  30. ^ 台風19号の被害深刻…多数の河川が氾濫、各地の被害状況【予定変更】”. AbemaTV. 2020年1月6日閲覧。
  31. ^ AbemaTVのみの頃は2018年10月7日からMリーグを開催している週に毎週日曜22:00〜23:00に生配信で放送され、今週行われた試合の名場面をじゃいが本人目線で解説する「じゃいの眼」、Mリーガー21人の素顔に迫る「21人の軌跡」、エンディングでの現役Mリーガーの生出演で構成され、スポーツニュースを意識して製作されていた。麻雀専門チャンネルではないため場面によっては細かな麻雀のルール説明が行われることがあった。2019年3月31日の放送は朝日新聞ファイナルシリーズ終了後のTABLOID EMPIRE内にあるパブリックビューイング会場から放送された。また、2018シーズン終了後の2019年4月から9月までは基本月1回毎週最終日曜に放送されていた。
  32. ^ a b Mリーグ(プロ麻雀リーグ)@m_league_のツイート(2019年4月5日作成)”. 2020年1月6日閲覧。
  33. ^ a b c M.LEAGUE 2018~Road To Champion~”. 東京メトロポリタンテレビジョン. 2020年1月6日閲覧。
  34. ^ M.LEAGUE 2019~Road To Champion~”. 東京メトロポリタンテレビジョン. 2020年1月6日閲覧。

外部リンク[編集]