犬飼駅
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犬飼駅 | |
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駅舎(2007年3月) | |
いぬかい Inukai | |
◄竹中 (5.6 km) (7.9 km) 菅尾► | |
所在地 | 大分県豊後大野市犬飼町下津尾[1] |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | ■豊肥本線 |
キロ程 | 22.8 km(大分起点) |
電報略号 | イヌ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
256人/日(降車客含まず) -2020年- |
開業年月日 | 1917年(大正6年)7月20日[2][3] |
備考 | 無人駅[1](自動券売機有) |
犬飼駅(いぬかいえき)は、大分県豊後大野市犬飼町下津尾にある、九州旅客鉄道(JR九州)豊肥本線の駅である[1]。
漫画『デトロイト・メタル・シティ』に作者及び主人公の出身地の駅として登場しており、2008年に実写映画化された際にはロケも行われた[4]。
歴史
[編集]- 1917年(大正6年)7月20日:鉄道院(後に日本国有鉄道)犬飼軽便線が竹中駅から延伸された際の終着駅として開業[2][3]。
- 1921年(大正10年)3月27日:犬飼軽便線が三重町駅まで延伸され[2]、途中駅となる。
- 1928年(昭和3年)12月2日:路線名改称に伴い、豊肥本線の駅となる[2]。
- 1955年(昭和30年)5月10日:急行「火の山」の停車駅となる[5]。
- 1978年(昭和53年)4月1日:貨物取扱廃止[3][6]。
- 1983年(昭和58年)11月30日:下郡信号場 - 南熊本間のCTC化に伴い、業務委託化[6][7]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承[2][3]。
- 2005年(平成17年)4月初旬:老朽化に伴い木造平屋建ての駅舎に改築[8]。
- 2014年(平成26年)7月1日:無人化[9]。
駅構造
[編集]東側に駅舎があり、島式ホーム1面2線を有する地上駅[1]。駅舎とホームは跨線橋で連絡している[1]。
かつてはJR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅だったが、2014年7月1日から駅員の配置がなくなり無人駅となった[9]。自動券売機が設置されている[9]。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■豊肥本線 | 上り | 豊後竹田・熊本方面 | 始発列車のみ2番のりばから発着 |
2 | 下り | 大分方面 | 午前の一部の列車は1番のりばから発着 |
利用状況
[編集]- 2020年度の1日平均乗車人員は256人である[10]。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
2000 | 464 |
2001 | 449 |
2002 | 450 |
2003 | 426 |
2004 | 410 |
2005 | 413 |
2006 | 410 |
2007 | 380 |
2008 | 376 |
2009 | 366 |
2010 | 347 |
2011 | 330 |
2012 | 333 |
2013 | 349 |
2014 | 336 |
2015 | 323 |
2016 | 324 |
2017 | 非公開 |
2018 | |
2019 | |
2020 | 256 |
駅周辺
[編集]駅のすぐ東側を大野川が線路に並行する形で流れ、川向こうでは国道10号が並行している。南側へ700mほど歩くと旧・犬飼町の中心部に到達する。川向こうへ渡るには旧犬飼町中心部まで移動する必要がある。
- 豊後大野市犬飼支所
- 浄流寺
- 犬飼郵便局
- 大分銀行犬飼支店
- 豊後大野市立犬飼小学校
- 豊後大野市立犬飼中学校
バス路線
[編集]大野竹田バスの犬飼駅バス停があり、以下の路線バスが運行されている。
- 三重 - 百枝入口 - 高添・犬飼線:三重監督署前行き
- 三重 - 菅尾駅前 - 犬飼線:犬飼久原行き/大野竹田バス本社き
- 犬飼 - 山内 - 河面線:山内行き/河面行き
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f 『週刊 JR全駅・全車両基地』 38号 大分駅・由布院駅・田主丸駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年5月12日、25頁。
- ^ a b c d e 朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 27号・豊肥本線/久大本線、曽根悟(監修)、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月24日、14-15頁。
- ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年10月、746頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「大分)犬飼駅101年 101匹のワンちゃんで祝おう」『朝日新聞デジタル』朝日新聞社、2018年5月26日。オリジナルの2022年12月21日時点におけるアーカイブ。
- ^ 「機関手さんに花束 『火の山号』 犬飼駅に初停車」『大分合同新聞』大分合同新聞社、1955年5月10日、夕刊、3面。
- ^ a b 荘田啓介『豊肥線物語』大分合同新聞社、1987年2月、314頁。
- ^ 「犬飼、菅尾駅でもお別れ式」『大分合同新聞』大分合同新聞社、1983年11月30日、朝刊・県南豊肥、9面。
- ^ 「犬飼駅がリニューアル」『大分合同新聞』大分合同新聞社、2005年4月6日、朝刊、14面。
- ^ a b c “JR九州大分支社”. 九州旅客鉄道大分支社. 2014年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年4月21日閲覧。 “平成26年7月1日(火)より、豊後豊岡駅、犬飼駅、古国府駅は終日、係員が不在となりました。”
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2020年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2021年9月16日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 犬飼駅(駅情報) - 九州旅客鉄道