杉浦恭平

名前
愛称	きょんぺー
カタカナ	スギウラキョウヘイ
ラテン文字	SUGIURA Kyohei
基本情報
国籍	日本
生年月日	1989年1月11日（35歳）
出身地	静岡県浜松市
身長	177cm
体重	70kg
選手情報
在籍チーム	ツエーゲン金沢
ポジション	FW
背番号	11
利き足	右足
クラブ1
	1. 国内リーグ戦に限る。2021年12月16日現在。; ■テンプレート（■ノート ■解説）■サッカー選手pj

杉浦恭平（すぎうらきょうへい、1989年 1月11日 - ）は、静岡県浜松市出身のプロサッカー選手。Jリーグ・ツエーゲン金沢所属。ポジションはフォワード。

来歴[編集]

静岡学園高等学校時代は國吉貴博と共にプレーし、背番号10を背負って臨んだ第85回全国高等学校サッカー選手権大会では8強まで勝ち進んだ。2007年、川崎フロンターレに加入^[2]。2010年、愛媛FCに期限付き移籍し^[3]、チーム最多タイとなるリーグ戦35試合に出場した^[4]。2011年も移籍期間を延長して愛媛に在籍^[5]、10番を背負った。

2012年は川崎に復帰した^[6]が、出場は天皇杯1試合のみに終わった。同年1月11日に入籍^[7]。

2013年、ヴィッセル神戸に期限付き移籍した^[8]。同年は安達亮監督の信頼を得てリーグ戦で25試合4得点の記録を残す^[9]。2014年、神戸に完全移籍^[10]。しかし、前年とは打って変わってリーグ戦では5試合のみの出場に留まる。

2015年より出場機会を求めて^[11]ベガルタ仙台へ完全移籍^[12]。リーグ開幕戦で移籍後初出場を飾った^[13]ものの、その後は出場機会に恵まれず、前年よりも出場試合数を減らす結果となった。

2017年よりJ2のツエーゲン金沢に完全移籍^[14]。

エピソード[編集]

2007年5月、上顎骨骨折^[15]及び三叉神経麻痺により即座の手術が必要だったが、我那覇和樹と同様に誤ったドーピング違反認定を受ける（後に潔白が証明された）可能性があったことから、Jリーグから要求されたTUEの許可が下りるまで手術開始を延ばさざるを得なかった^[16]。

2019年5月3日ツエーゲン金沢の選手として出場したJ2第12節のアビスパ福岡戦で、全カテゴリーを通してJリーグの主幹試合として令和における初得点を記録した^[17]。

所属クラブ[編集]

聖隷JFC（浜松市立南庄内小学校）
FC雄踏（浜松市立庄内中学校）
2004年 - 2006年静岡学園高等学校
2007年 - 2013年川崎フロンターレ
- 2010年 - 2011年愛媛FC（期限付き移籍）
- 2013年ヴィッセル神戸（期限付き移籍）
2014年ヴィッセル神戸
2015年 - 2016年ベガルタ仙台
2017年 - ツエーゲン金沢

個人成績[編集]

国内大会個人成績
年度	クラブ	背番号	リーグ	リーグ戦		リーグ杯		オープン杯		期間通算
年度	クラブ	背番号	リーグ	出場	得点	出場	得点	出場	得点	出場	得点
日本				リーグ戦		リーグ杯		天皇杯		期間通算
2007	川崎	34	J1	0	0	0	0	0	0	0	0
2008		31		1	0	0	0	0	0	1	0
2009		24		0	0	0	0	1	0	1	0
2010	愛媛	23	J2	35	3	-		1	1	36	4
2011	愛媛	10	J2	25	2	-		1	0	26	2
2012	川崎	18	J1	0	0	0	0	1	0	1	0
2013	神戸	20	J2	25	4	-		1	0	26	4
2014	神戸	20	J1	5	0	6	1	1	0	12	1
2015	仙台	19		3	0	4	0	1	0	8	0
2016	仙台	19		1	0	3	0	0	0	4	0
2017	金沢	11	J2	37	2	-		2	0	39	2
2018				39	3	-		2	0	41	3
2019				24	5	-		2	1	26	6
2020				41	8	-		-		41	8
2021				39	2	-		1	0	40	2
2022				37	7	-		1	0	38	7
2023				39	9	-		1	0	40	9
通算	日本		J1	10	0	13	1	4	0	27	0
通算	日本		J2	341	45	-		12	2	353	47
総通算				351	46	13	1	16	2	380	48

国際大会個人成績
年度	クラブ	背番号	出場	得点
AFC			ACL
2007	川崎	34	0	0
2009	川崎	24	0	0
通算	AFC		0	0

Jリーグ初出場 - 2008年 3月30日 J1第3節対ジェフユナイテッド市原・千葉戦（等々力陸上競技場）
Jリーグ初ゴール - 2010年 4月29日 J2第9節対アビスパ福岡戦（ニンジニアスタジアム）

代表歴[編集]

U-18日本代表
- 2007年SBSカップ国際ユースサッカー大会^[18]

脚注[編集]

^ ^a ^b 週刊サッカーダイジェスト責任編集『2016 J1&J2&J3選手名鑑』日本スポーツ企画出版社、2016年、116頁。ISBN 978-4-905411-33-8。
^ 『杉浦恭平選手加入内定のお知らせ』（プレスリリース）川崎フロンターレ、2006年11月1日。2016年8月15日閲覧。
^ 『杉浦恭平選手川崎フロンターレより期限付き移籍による加入のお知らせ』（プレスリリース）愛媛FC、2009年12月28日。2016年8月15日閲覧。
^ 『週刊サッカーダイジェスト 2011 J1&J2選手名鑑』日本スポーツ企画出版社、2011年、205頁。
^ 『杉浦恭平選手期限付き移籍期間延長のお知らせ』（プレスリリース）愛媛FC、2011年1月11日。2016年8月15日閲覧。
^ 『杉浦恭平選手復帰のお知らせ』（プレスリリース）川崎フロンターレ、2011年12月27日。2016年8月15日閲覧。
^ 『杉浦恭平選手入籍のお知らせ』（プレスリリース）川崎フロンターレ、2011年1月16日。2016年8月15日閲覧。
^ 『杉浦恭平選手期限付き移籍のお知らせ』（プレスリリース）川崎フロンターレ、2013年1月8日。2016年8月15日閲覧。
^ 週刊サッカーダイジェスト責任編集『2014 J1&J2&J3選手名鑑』日本スポーツ企画出版社、2014年、143頁。ISBN 978-4-905411-16-1。
^ 『杉浦恭平選手移籍のお知らせ』（プレスリリース）川崎フロンターレ、2014年1月8日。2016年8月15日閲覧。
^ 週刊サッカーダイジェスト責任編集『2015 J1&J2&J3選手名鑑』日本スポーツ企画出版社、2015年、116頁。ISBN 978-4-905411-24-6。
^ 『ヴィッセル神戸杉浦恭平選手完全移籍加入のお知らせ』（プレスリリース）ベガルタ仙台、2015年1月7日。2015年1月19日閲覧。
^ 板垣晴朗 (2015年3月10日). “［仙台］開幕戦で“仙台デビュー”を飾った杉浦恭平”. BLOGOLA. http://blogola.jp/p/50735 2016年8月15日閲覧。
^ 『杉浦恭平選手ツエーゲン金沢へ完全移籍のお知らせ』（プレスリリース）ベガルタ仙台、2016年12月28日。2016年12月30日閲覧。
^ 杉浦恭平選手のケガについて川崎フロンターレ 2007.05.16
^ 木村元彦『争うは本意ならねどドーピング冤罪を晴らした我那覇和樹と彼を支えた人々の美らゴール』集英社インターナショナル、2011年、47頁。ISBN 4797672013。
^ “令和初ゴールは金沢の杉浦恭平！CKから先制も、追いつかれて1-1決着【サマリー：明治安田Ｊ２第12節】”. J.LEAGUE.jp (2019年5月3日). 2019年12月25日閲覧。
^ 吉田太郎 (2007年7月31日). “U-18日本代表メンバーに川崎F・杉浦ら”. ゲキサカ 2016年8月15日閲覧。

外部リンク[編集]

杉浦恭平 - Soccerway.com (英語)
杉浦恭平 - FootballDatabase.eu (英語)
杉浦恭平 - WorldFootball.net (英語)
杉浦恭平 - Transfermarkt.comによる選手データ (英語)
杉浦恭平 - J.League Data Siteによる選手データ
ヴィッセル神戸による公式プロフィール
杉浦恭平 (@kyonpei11zwe) - X（旧Twitter）
全国高校選手権特集 > 注目選手 > 杉浦恭平 (2006年)

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[SD2016-1] 週刊サッカーダイジェスト責任編集『2016 J1&J2&J3選手名鑑』日本スポーツ企画出版社、2016年、116頁。ISBN 978-4-905411-33-8。

[2] 『杉浦恭平選手加入内定のお知らせ』（プレスリリース）川崎フロンターレ、2006年11月1日。2016年8月15日閲覧。

[3] 『杉浦恭平選手川崎フロンターレより期限付き移籍による加入のお知らせ』（プレスリリース）愛媛FC、2009年12月28日。2016年8月15日閲覧。

[4] 『週刊サッカーダイジェスト 2011 J1&J2選手名鑑』日本スポーツ企画出版社、2011年、205頁。

[5] 『杉浦恭平選手期限付き移籍期間延長のお知らせ』（プレスリリース）愛媛FC、2011年1月11日。2016年8月15日閲覧。

[6] 『杉浦恭平選手復帰のお知らせ』（プレスリリース）川崎フロンターレ、2011年12月27日。2016年8月15日閲覧。

[7] 『杉浦恭平選手入籍のお知らせ』（プレスリリース）川崎フロンターレ、2011年1月16日。2016年8月15日閲覧。

[8] 『杉浦恭平選手期限付き移籍のお知らせ』（プレスリリース）川崎フロンターレ、2013年1月8日。2016年8月15日閲覧。

[9] 週刊サッカーダイジェスト責任編集『2014 J1&J2&J3選手名鑑』日本スポーツ企画出版社、2014年、143頁。ISBN 978-4-905411-16-1。

[10] 『杉浦恭平選手移籍のお知らせ』（プレスリリース）川崎フロンターレ、2014年1月8日。2016年8月15日閲覧。

[11] 週刊サッカーダイジェスト責任編集『2015 J1&J2&J3選手名鑑』日本スポーツ企画出版社、2015年、116頁。ISBN 978-4-905411-24-6。

[12] 『ヴィッセル神戸杉浦恭平選手完全移籍加入のお知らせ』（プレスリリース）ベガルタ仙台、2015年1月7日。2015年1月19日閲覧。

[13] 板垣晴朗 (2015年3月10日). “［仙台］開幕戦で“仙台デビュー”を飾った杉浦恭平”. BLOGOLA. http://blogola.jp/p/50735 2016年8月15日閲覧。

[14] 『杉浦恭平選手ツエーゲン金沢へ完全移籍のお知らせ』（プレスリリース）ベガルタ仙台、2016年12月28日。2016年12月30日閲覧。

[15] 杉浦恭平選手のケガについて川崎フロンターレ 2007.05.16

[16] 木村元彦『争うは本意ならねどドーピング冤罪を晴らした我那覇和樹と彼を支えた人々の美らゴール』集英社インターナショナル、2011年、47頁。ISBN 4797672013。

[17] “令和初ゴールは金沢の杉浦恭平！CKから先制も、追いつかれて1-1決着【サマリー：明治安田Ｊ２第12節】”. J.LEAGUE.jp (2019年5月3日). 2019年12月25日閲覧。

[18] 吉田太郎 (2007年7月31日). “U-18日本代表メンバーに川崎F・杉浦ら”. ゲキサカ 2016年8月15日閲覧。

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