木村元彦

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木村 元彦(きむら ゆきひこ、1962年 - )は、日本ノンフィクション作家ビデオジャーナリスト愛知県出身。

人物[編集]

中央大学文学部卒業後、原一男疾走プロダクションを経て、独立。

アジアや東欧を中心に、スポーツ人物論や先住民族問題を専門に、『文藝春秋』、『AERA』、『週刊現代』、『Sports Graphic Number』などに寄稿。テレビの分野ではNHKBS『きょうの世界』や朝日ニュースターで数多くの映像レポートを発表。2004年アテネ五輪時はイラク戦争下で活動するイラク代表チームに密着し、その映像はNHKのオリンピック総集編でも使用された。サッカーと旧ユーゴスラビア情勢を織り交ぜた『誇り』『悪者見参』『オシムの言葉』は「旧ユーゴサッカー三部作」と称されている[誰によって?]ミズノスポーツライター賞の審査で村上龍が「最優秀賞の上に超が付く」と激賞した[要出典]『オシムの言葉』は40万部を超えるベストセラーになった。

2007年にドーピング事件に巻き込まれた我那覇和樹の潔白を証明した『争うは本意ならねど』は、日本代表キャプテンの長谷部誠のブログで『本物のジャーナリストの仕事』として絶賛された。長谷部は過去、多くの書籍の宣伝や推薦文を頼まれながらも頑なに断っていたが、同書はその禁を自ら破ってまで推薦するほどに感銘を受けたという。ちなみに長谷部は木村と面識が無く、純粋に作品に対する高い評価であったという[要出典]

2011年度民間放送連盟賞報道部門東京地区審査委員。

著作[編集]

  • 誇り ドラガン・ストイコビッチの軌跡(1998年、東京新聞出版社 / 2000年、集英社文庫)
  • 悪者見参 ユーゴスラビアサッカー戦記(2000年、集英社)(2001年、集英社文庫)
  • 終わらぬ「民族浄化」セルビア・モンテネグロ(2005年、集英社新書)
  • 安英学物語(2005年) - 「Jリーガー安英学」を題材にした漫画の原作を担当。作画は宮城シンジ。
  • オシムの言葉 フィールドの向こうに人生が見える(2005年、集英社インターナショナル)
ミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞作品、文科省読書感想文コンクール課題図書
  • オシムが語る(2006年、集英社インターナショナル)
著:シュテファン・シェンナッハ、エルンスト・ドラクスル、監修:木村元彦、訳:小松淳子
  • 蹴る群れ(2007年、講談社)
  • 独裁者との交渉術 元国連事務次長 明石康の回顧録インタビューと解説(2010年、集英社新書)
  • オシムからの旅(2000年、理論社) 
  • 大分トリニータ物語(2008年)- 大分トリニータを題材にした漫画の原作を担当。作画は宮城シンジ。
  • 大分トリニータの15年 社長・溝畑宏の天国と地獄(2010年、集英社)
  • 争うは本意ならねど(2011年、集英社)
  • 木村元彦2014「現代の肖像 C.R.A.C.(対レイシスト行動集団) 野間易通 ヘイトをしばく街頭の流儀」『アエラ』27(18), 56-60
  • 終わらぬ「民族浄化」セルビア・モンテネグロ (2015/10/2 集英社)
  • 橋を架ける者たち(2016年、集英社新書、ISBN 978-4-08-720849-8

関連人物[編集]