広内信号場
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広内信号場 | |
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信号場全景(2009年4月) | |
ひろうち Hirouchi | |
◄新狩勝(信) (6.2 km) (5.5 km) 西新得(信)► | |
所在地 | 北海道上川郡新得町字新得 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■石勝線 |
キロ程 | 120.1 km(南千歳起点) |
電報略号 | ウチ |
駅構造 | 地上 |
ホーム | 3線(乗降設備なし) |
開業年月日 | 1966年(昭和41年)9月30日[1] |
広内信号場(ひろうちしんごうじょう)は、北海道上川郡新得町字新得にある北海道旅客鉄道(JR北海道)石勝線の信号場である。電報略号はウチ[2]。事務管理コードは▲110461[3]。
歴史
[編集]年表
[編集]- 1966年(昭和41年)9月30日:根室本線落合駅 - 新得駅間の新線付け替えに伴って新設[1]。係員配置。当初より上落合信号場 - 西新特信号場間はCTC-2型により集中制御[4]。
- 1971年(昭和46年)5月1日:根室本線CTC-4型を上落合信号場 - 昭栄信号場間に導入し、無人化[4]。
- 1981年(昭和56年)10月1日:石勝線開通。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道に継承[1]。
- 1994年(平成6年)
- 2月22日:当信号場 - 西新得信号場間で特急おおぞらが強風にあおられて転覆する事故(特急おおぞら脱線転覆事故)が発生。
- 同年度:石勝線・根室線高速化工事に伴い同年度に分岐器を弾性分岐器に交換[5]。
- 2024年(令和6年)4月1日:根室本線富良野駅 - 新得駅間の廃止に伴い、上落合信号場 - 新得駅間が石勝線の単独区間となり、根室本線の信号場として廃止[6][7]。
信号場名の由来
[編集]地名より。1899年(明治32年)に同地の広内豊美の農場に高知県人が入植したことによる[8]。
構造
[編集]両側の分岐機をシェルターで覆った3線の信号場で、交換および上下列車とも追抜きが可能である。一線スルー化はされておらず、建物と反対側の3番線が下り本線、2番線が上り本線で、1番線が上下待避線となっている。
周辺
[編集]新得町西部のΩ線の途中にある。
隣の駅
[編集]- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- ■石勝線
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 2024年3月31日までは、根室本線富良野方面が分岐しており、上落合信号場 - 新得駅間は根室本線と石勝線の重複区間であった。
出典
[編集]- ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、876頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “道央の新しい動脈 石勝線 プロフィールと撮影ガイド”. 鉄道ジャーナル 16 (1(通巻179)): 22-27. (1982-01-01).
- ^ 日本国有鉄道旅客局 編『日本国有鉄道 停車場一覧』日本国有鉄道、1985年9月20日、197頁。doi:10.11501/12065988。ISBN 4-533-00503-9 。
- ^ a b 『JR釧路支社 鉄道百年の歩み』北海道旅客鉄道株式会社釧路支社、2001年12月25日、100, 103, 178頁。
- ^ 藤島, 茂「JR北海道における130km/h高速化」『鉄道と電気技術』第8巻第4号、日本鉄道電気技術協会、1997年3月、68-71頁、doi:10.11501/3314045、ISSN 0915-9231。
- ^ 『北海道旅客鉄道株式会社の鉄道事業の一部を廃止する届出及び本届出に係る公衆の利便の確保に関する意見の聴取について』(PDF)(プレスリリース)国土交通省北海道運輸局、2023年3月31日。オリジナルの2023年3月31日時点におけるアーカイブ 。2023年3月31日閲覧。
- ^ 『根室線(富良野・新得間)の鉄道事業廃止届の提出について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2023年3月31日。オリジナルの2023年3月31日時点におけるアーカイブ 。2023年3月31日閲覧。
- ^ 本多 貢 (1995-01-25). 児玉 芳明. ed (日本語). 北海道地名漢字解. 札幌市: 北海道新聞社. p. 156. ISBN 4893637606. OCLC 40491505 2018年10月16日閲覧。