十三里信号場
十三里信号場 | |
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![]() 十三里駅風景。駅舎は存在しない。手前の建物は継電器室である。(2004年7月)
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とみさと Tomisato |
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所在地 | 北海道夕張市紅葉山 |
駅番号 | (○K19) |
所属事業者 | ![]() |
所属路線 | ■石勝線 |
キロ程 | 40.2km(南千歳起点) |
電報略号 | トト |
駅構造 | 地上 |
ホーム | 2面2線(旅客扱い廃止) |
乗車人員 -統計年度- |
5人/日(降車客含まず) -1998年- |
開業年月日 | 1962年(昭和37年)12月25日[1] |
備考 | 駅として開業。2016年(平成28年)3月26日より信号場。 |

1976年の夕張線(当時)の十三里駅と周囲500m範囲。右が夕張方面。踏切に接して短い簡易型の単式ホームと小さな待合室がある。後に東追分駅同様、石勝線に移行するに当たって相対式ホームとなったが、こちらは踏切を移設して駅の移動はなかった。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成
十三里信号場(とみさとしんごうじょう)は、北海道夕張市紅葉山(もみじやま)にある北海道旅客鉄道(JR北海道)石勝線の信号場である。かつては駅であったが、2016年(平成28年)3月26日に旅客扱いを廃止し、信号場となった。駅番号はK19であった。
駅名の由来はこの付近に追分駅を起点とした十三哩(じゅうさんマイル)標があったことから。駅廃止時点において、普通列車の一部は通過していた。
歴史[編集]
- 1962年(昭和37年)12月25日:日本国有鉄道の十三里駅として開業[1]。旅客のみ取扱い。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道に継承[1]。
- 2016年(平成28年)3月26日:利用者減少とダイヤ改正に伴い、旅客扱いを廃止[2]。十三里信号場となる[3]。
- 2009年から2014年の6年間で乗降客数は平均0.4人/日程度、十三里駅発着の定期券については1カ月定期を2枚販売したのみであり、利用者数が非常に少ないことから、JR北海道は2015年7月31日に夕張市地域公共交通協議会にて同年度末までに廃止する方針を明らかにし[4]、同年12月に廃止を決定した[2]。
駅廃止時の構造[編集]
相対式ホーム2面2線の地上駅。廃止時点では無人駅であった。駅舎はないが、跨線橋の入口部分が待合室となっていた。
周辺[編集]
周辺は特産の夕張メロンを栽培する農家があるだけで、商業施設等は何もないが、当信号場前を通る国道274号線は、道央と道東を結ぶ幹線で、付近に道東自動車道の夕張インターチェンジもあるため、車両の通行量は非常に多い。
隣の駅[編集]
脚注[編集]
- ^ a b c 曽根悟(監修) 『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』24号 石勝線・千歳線・札沼線、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年12月27日、14-15頁。
- ^ a b “平成28年3月ダイヤ改正について” (PDF) (プレスリリース), 北海道旅客鉄道, (2015年12月18日) 2015年12月18日閲覧。
- ^ 「存廃に揺れる北辺の本線」、『鉄道ジャーナル』No.610、2017年8月、 56頁。
- ^ “夕張・清水沢駅を10月に無人化 JR北海道方針、十三里駅は廃止へ”. 北海道新聞. (2015年8月1日). オリジナルの2015年8月1日時点によるアーカイブ。 2015年12月20日閲覧。
- ^ 夕張地区ダイヤ改正のお知らせ夕張鉄道株式会社 2017年3月13日
関連項目[編集]
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