喜多村緑郎 (2代目)

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にだいめ きたむら ろくろう
二代目 喜多村緑郎
本名 神田 和幸
生年月日 (1969-01-06) 1969年1月6日(49歳)
出生地 日本の旗 日本 新潟県
身長 183 cm
血液型 A型
職業 俳優
ジャンル 舞台
活動期間 2016年 -
配偶者 貴城けい
所属劇団 劇団新派
事務所 松竹エンタテインメント
(業務提携:エ・ネスト)
公式サイト 喜多村緑郎公式サイト
備考
屋号:緑屋
定紋:石持ち地抜き笹竜胆Sasa Rindō inverted.jpg
にだいめ いちかわ つきのすけ
二代目 市川月乃助
屋号 澤瀉屋
定紋 大関澤潟 Ōzeki Omodaka inverted.png
襲名歴 1. 神田和幸
2. 市川段治郎
3. 二代目市川月乃助

二代目 喜多村 緑郎(にだいめ きたむら ろくろう、1969年(昭和44年)1月6日 - )は、日本の俳優。新派所属で屋号は緑屋。定紋は石持ち地抜き笹竜胆。二代目 市川 月乃助として歌舞伎の舞台にも立った。歌舞伎役者時代の屋号は澤瀉屋。定紋は大関澤瀉立役。本名は神田 和幸(かんだ かずゆき)。

新潟県出身。所属事務所は松竹エンタテインメント(業務提携:エ・ネスト)。

略歴・人物[編集]

実妹を病気で亡くして人生に絶望しかけた時に母親の勧めで国立劇場第九期歌舞伎俳優を受講する[1]。寿司屋でアルバイトをしながら歌舞伎研修に勤しむ毎日であったという[1]

1988年4月に本名の神田和幸を名乗り、歌舞伎座にて『仮名手本忠臣蔵』三段目の本蔵家来ほかで初舞台[2]。同年7月に澤瀉屋の四代目市川段四郎に入門し、10月から市川段治郎を名乗る。1994年には三代目市川猿之助の部屋子となり修業を続け、2000年に名題昇進。

2011年12月19日付にて二代目市川月乃助を襲名[2]

身長182cm、体重74kgとその長身の体躯を活かし二枚目から実悪、色敵までつとめる。歌舞伎のみならず、朗読劇日本舞踊・西洋舞踊、新派新劇やテレビ時代劇に至るまで様々な活動を展開した。

2016年1月 劇団新派へ入団し、喜多村緑郎を二代目として襲名することを明らかにした[3]。同年9月1日開幕の新橋演舞場「九月新派特別公演」にて正式に二代目 喜多村緑郎を襲名[4][5]。襲名披露公演は新橋演舞場と大阪松竹座にて行われた[4]

私生活では、2013年1月27日に元宝塚歌劇団宙組トップスターで女優の貴城けいと結婚、同月30日に公表した[6]


主な出演作[編集]

  • 2007年
    • 1月 『動物園物語』 -ピーター
    • 3月 『蓮絲恋慕曼荼羅』(初瀬豊寿丸) -豊寿丸
    • 4月 比叡山春季特別講座 -講師
    • 5月 坂東玉三郎特別舞踊公演『阿国歌舞伎夢華』 -名古屋山三
    • 6月 『獨道中五十三驛』 -丹波与八郎
    • 7月 松竹大歌舞伎 中央コース「歌舞伎のみかた」『平家女護島』「俊寛」-平判官康頼、『再茲歌舞伎花轢』(お祭)-鳶頭
    • 8月 リーディング・スペクタクル『下町日和〜人情編〜』
    • 8月 リーディング・スペクタクル『ミッシング・ピース』 -桧森龍也、夢の中のメック夫人
    • 9月 『愛、時をこえて 関ヶ原異聞』 -石田三成
    • 10月 三越歌舞伎『傾城反魂香』 -狩野雅楽之助
    • 10月-11月 坂東玉三郎特別舞踊公演『阿国歌舞伎夢華』 -名古屋山三
    • 11月 博多座演劇講座
    • 1月 蘭このみスペイン舞踊公演『花がたみ』
    • 12月 夜の部『ふるあめりかに袖はぬらさじ』 -思誠塾多賀谷
  • 2008年
    • 1月 通し狂言『雷神不動北山桜』 -文屋豊秀
    • 3月-6月 スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』 -ヤマトタケル、タケヒコ
    • 7月 七月大歌舞伎 昼の部『義経千本桜』「鳥居前」 -源義経、夜の部『夜叉ヶ池』 -萩原 晃
    • 9月 赤坂大歌舞伎『江戸みやげ狐狸狐狸ばなし』 -重善
    • 10月 紫派藤間流舞踊会 昼の部『保名』
    • 11月 新神戸オリエンタル劇場20周年記念スペシャル 源氏物語千年紀記念『須磨・明石 源氏幻想』 -光源氏
    • 11月 『獅子虎傳阿吽堂』「番外編」
  • 2010年
    • 4月,6月 『四谷怪談忠臣蔵』-民谷伊右衛門
    • 7月 関西歌舞伎を愛する会「七月大歌舞伎」 昼『妹背山婦女庭訓』-烏帽子折求女、夜『双蝶々曲輪日記』-三原伝造 他
    • 9月 松竹花形歌舞伎「二十一世紀歌舞伎組公演」、Aプロ『太閤三番叟』-関白秀吉、「口上」 Bプロ「口上」、『黒塚』-阿闇梨祐慶
    • 11月 市川段治郎名作語り 夏目漱石夢十夜
    • 12月 市川段治郎名作語り 太宰治お伽草紙
    • 12月 『ラヴ・レターズ』-アンディ
  • 2011年
    • 1月 新春新派公演 『日本橋』-葛木晋三
    • 1月 寿伝統芸能の競宴 舞踊 『石橋
    • 8月 「市川段治郎名作語り その3」 川口松太郎『人情馬鹿物語』より「深川の鈴」「春色浅草ぐらし」
    • 10月 舞踊劇『サロメとヨカナーン』 -ヨカナーン

テレビドラマ[編集]

受賞歴[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b 朝日新聞社 (2016年8月25日). “劇団新派、新たな幕開け 来月、喜多村緑郎の襲名披露公演”. アサヒ・コム. http://digital.asahi.com/articles/DA3S12528265.html?rm=150 2016年8月27日閲覧。 
  2. ^ a b “市川段治郎改め市川月乃助のお知らせ” (日本語) (HTML) (プレスリリース), 松竹株式会社, (2011年12月19日), http://www.kabuki-bito.jp/news/2011/12/post_480.html 2016年8月27日閲覧。 
  3. ^ 歌舞伎俳優・市川月乃助が新派入団 二代目喜多村緑郎を襲名へ”. スポニチアネックス (2015年11月16日). 2015年11月16日閲覧。
  4. ^ a b “市川月乃助改め二代目喜多村緑郎襲名披露「九月新派特別公演」” (日本語) (HTML) (プレスリリース), 松竹株式会社, http://www.shochiku.co.jp/shinpa/pfmc/1609/ 2016年8月27日閲覧。 
  5. ^ “2代目喜多村緑郎の襲名披露興行「思い出に残る日」”. 日刊スポーツ. (2016年9月1日). http://www.nikkansports.com/entertainment/news/1703341.html 2016年9月1日閲覧。 
  6. ^ “歌舞伎の市川月乃助さんと女優の貴城けいさんが結婚”. ニッカンスポーツ・コム (日刊スポーツ新聞社). (2013年1月31日). http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20130131-1078859.html 2016年8月27日閲覧。 
  7. ^ “「笑う門には福来たる」藤山直美、客席からの掛け声に「力をいただく」”. ステージナタリー. (2016年11月7日). http://natalie.mu/stage/news/208325 2016年11月8日閲覧。 
  8. ^ “初春新派公演「華岡青洲の妻」で、水谷八重子と市川春猿が嫁姑バトル”. ステージナタリー. (2016年9月14日). http://natalie.mu/stage/news/201763 2016年9月14日閲覧。 
  9. ^ http://www.shochiku.co.jp/play/enbujyo/schedule/2017/7/post_325.php

外部リンク[編集]