小川 (町田市)

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小川
東京都立小川高等学校
東京都立小川高等学校
小川の位置(多摩地域内)
小川
小川
小川の位置
北緯35度31分43.7秒 東経139度28分32.37秒 / 北緯35.528806度 東経139.4756583度 / 35.528806; 139.4756583
日本の旗 日本
都道府県 東京都
市町村 町田市
地域 南地域
面積
 • 合計 0.951 km2
人口
2018年(平成30年)1月1日現在)[2]
 • 合計 13,575人
 • 密度 14,000人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
194-0003[3]
市外局番 042 (相模原MA)[4]
ナンバープレート 多摩
小川2丁目に広がるコープタウンの集合住宅群
小川2丁目に広がるコープタウンの集合住宅群

小川(おがわ)は、東京都町田市の地名。現行行政地名は小川一丁目から七丁目。郵便番号は194-0003[3]

地理[編集]

町田市南部に位置する。東はつくし野南つくし野、西は金森東金森南町田、南は鶴間、北は南成瀬成瀬が丘と接している。小川一丁目〜四丁目は住宅地として整備されている一方、小川五丁目〜七丁目はほぼ全域が準工業地域で工場地となっている場所もある。

小川から見てつくし野、国道246号を挟んだ向こう側、出光 つくし野横浜インターSS(旧・マクドナルド246つくし野店)の辺りも小川のまま町名変更されずに飛地の状態で長年残されていたが、2016年7月18日の住居表示実施時に隣接のつくし野や南つくし野へそれぞれ編入された。

河川[編集]

地価[編集]

住宅地の地価は、2014年平成26年)1月1日公示地価によれば、小川1丁目28番5の地点で17万9000円/m2となっている。[5]

歴史[編集]

地名の由来[編集]

小川の流れている村なので、小川村と呼ばれるようになった[6]

沿革[編集]

  • 1868年明治元年) - 小川村が武蔵知県事に属す。その後同年末までに東京府となるものの、多摩地域が横浜に居住する外国人の遊歩区域であるとの神奈川県知事陸奥宗光の上申により神奈川県に移管される。
  • 1873年(明治6年)5月1日 - 区番組制により第八区一番組となる。
  • 1874年(明治7年)6月15日 - 大区小区制により、第八大区二小区となる。
  • 1878年(明治11年)7月22日 - 郡区町村制施行。神奈川県南多摩郡小川村となる。
  • 1884年(明治17年)7月5日 - 連合戸長役場制により、小川村、鶴間村、金森村、成瀬村、高ヶ坂村が5ヶ村連合となる。連合戸長役場は鶴間村に置かれる。
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行。小川村と鶴間村・金森村・成瀬村・高ヶ坂村が合併し、南多摩郡南村大字小川となる。
  • 1893年(明治26年)4月1日 - 神奈川県のうち、西多摩郡、南多摩郡、北多摩郡東京府に移管。東京府南多摩郡南村大字小川となる。
  • 1943年昭和18年)7月1日 - 東京都制により、東京都南多摩郡南村大字小川となる。
  • 1954年(昭和29年)4月1日 - 町田町と南村が対等合併する。町田町大字小川となる。
  • 1958年(昭和33年)2月1日 - 町田町、忠生村鶴川村堺村の1町3村が対等合併し、市制施行。町田市小川となる。
  • 1968年(昭和43年)10月16日 - 小川の一部より、つくし野一〜四丁目を新設。
  • 1971年(昭和46年)11月2日 - 小川の一部より、南つくし野一〜四丁目を新設。
  • 1972年(昭和47年)10月25日 - 小川の一部より、小川一〜二丁目を新設。
  • 1974年(昭和49年)3月20日 - 小川の一部より、小川三〜四丁目を新設。小川の一部を小川一〜二丁目に編入。
  • 1986年(昭和61年)10月10日 - 小川、成瀬、金森のそれぞれ一部より、成瀬が丘一〜三丁目を新設。小川、成瀬のそれぞれ一部を小川一丁目、二丁目に編入。
  • 1992年平成4年)7月13日 - 小川、成瀬、南成瀬七丁目のそれぞれ一部より、南成瀬八丁目を新設。
  • 2012年(平成24年)10月8日 - 金森の一部を小川二丁目、三丁目に編入。
  • 2016年(平成28年)7月18日 - 小川の残余部で住居表示を実施し、小川五〜七丁目を新設。

世帯数と人口[編集]

2018年(平成30年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]

丁目 世帯数 人口
小川一丁目 1,071世帯 2,636人
小川二丁目 1,113世帯 2,592人
小川三丁目 544世帯 1,218人
小川四丁目 586世帯 1,307人
小川五丁目 766世帯 2,015人
小川六丁目 1,083世帯 2,845人
小川七丁目 347世帯 962人
5,510世帯 13,575人

小・中学校の学区[編集]

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[7]

丁目 番地 小学校 中学校
小川一丁目 1~13番地 町田市立小川小学校 町田市立つくし野中学校
14~298番地 町田市立南成瀬中学校
小川二丁目 14~25番地
36~38番地
27~35番地
1002~1061番地
町田市立南第四小学校
1~3番地 町田市立南中学校
4~13番地
26番地
町田市立小川小学校 町田市立つくし野中学校
小川三丁目 全域
小川四丁目 全域
小川五丁目 全域
小川六丁目 全域 町田市立南つくし野小学校
小川七丁目 全域

交通[編集]

鉄道[編集]

路線バス[編集]

神奈川中央交通東により、以下の路線が運行されている。

道路[編集]

施設[編集]

教育
商業施設
金融機関

関連項目[編集]

出典[編集]

  1. ^ 人口【町田市統計書 第51号2017(平成29)年度発行】”. 町田市 (2017年1月1日). 2018年5月31日閲覧。
  2. ^ a b 町丁別世帯数・人口表”. 町田市 (2018年1月15日). 2018年1月21日閲覧。
  3. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2018年1月21日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2018年1月21日閲覧。
  5. ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
  6. ^ 町田の地名のいわれ 1993
  7. ^ 市立小・中学校の通学区域”. まちだ子育てサイト(町田市) (2018年4月1日). 2018年4月1日閲覧。

外部リンク[編集]