多田竜也

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多田 竜也(ただ たつや、1992年7月6日 - )は、山形県理学療法士であり、TBSSASUKE』の有力選手である。SASUKE新世代より若い世代の実力者を総称する「森本世代」の1人としても数えられる。既婚者であり、1児の父でもある。身長166cm、体重63kg(2020年8月時点)。山形県山辺町出身[1]

人物[編集]

7歳の頃にテレビで『SASUKE』を見て、芸能人でもスポーツ選手でもない一般人が出場していることに感動を抱き、SASUKEの真似事をするようになった[2]

山辺町立山辺中学校時代から陸上競技に打ち込み、2007年には全中陸上400mリレーの選手として出場した[1]。SASUKEへのエントリーが可能になった14歳のときから欠かさずSASUKEにエントリーを出し続けており、中学2年生時にSASUKE第17回大会に初出場。14歳ながら1stステージの最終エリアであるロープクライムまで到達するポテンシャルを見せ、第18回大会に初出場を決めた森本裕介とは同世代ということもあり親交を深めていった。しかし中学3年生時の第19回大会でも1stステージリタイアとなってからは、約10年もの間、予選落ちし、SASUKE本番に出場できない期間が続いた。

山形県立山形南高等学校進学後も陸上競技を続け、2010年、全国高校総体に400mリレーで出場。高校卒業後は医療系専門学校に進学し、卒業後に山形県庁に就職し、2015年より山形県立中央病院配属の理学療法士として働くようになる[1]

SASUKEに出場した大会の結果[編集]

第17回大会 - 第19回大会

第17回初出場。当時中学2年生としての参加となり、1st最終エリア・ロープクライムでタイムアップ(ゼッケン39、全カット)。

第19回は1stジャンピングスパイダーに張り付いた直後に転落する形でリタイア(ゼッケン不明、ダイジェスト)。

第34回大会 - 第36回大会

前回出場した第19回大会から、実に10年後となる2017年秋の第34回大会でSASUKE本戦再出場を果たした。しかし同大会では1stフィッシュボーンで骨に弾かれバランスを崩しリタイア(ゼッケン56、事前番組)。

第35回は1st新第5エリアにして難関のドラゴングライダーで、トランポリンのジャンプに失敗しバーを掴めずリタイア(ゼッケン68、ダイジェスト)。リタイア後に、5年間交際していた彼女1stステージ挑戦後の濡れた状態でプロポーズ[注 1]をして、同年10月に結婚した。

結婚後に臨んだ第36回大会では、リタイア経験のあるフィッシュボーンやドラゴングライダーを無難に対処し、そのまま見事初の1stステージクリアを果たし、応援に来ていた妻も大粒の涙を流し喜んだ。クリア後のインタビューでは感極まり男泣きを見せながら「僕、初出場中学2年生だったんですけど、このボタン押すまで12年もかかっちゃいました!」と喜びのコメントを語った。その勢いのまま2ndステージもクリアし、3rdステージでは難関エリアのウルトラクレイジークリフハンガーを自身初挑戦で突破する活躍を見せるも、直後のバーティカルリミット60cmの段差移行で限界を迎えリタイア(ゼッケン73)。

第37回大会

第37回大会では1st,2ndステージ共に危なげないパフォーマンスでクリア。3rdステージでは前回リタイアしたバーティカルリミットをクリアしてFINAL進出を決めた。クリア後のインタビューでは、献身的なサポートを行っていた妻への感謝の言葉を語った。大晦日横浜赤レンガ倉庫でのFINALステージでは2人のファイナリストの1番手として登場。第2エリアのサーモンラダー15段では、中腹で脱線を起こし、修正出来ないまま腕力を使い果たし動けなくなり9段目でタイムアップ(ゼッケン49)。完全制覇とはならなかった。初出場から13年越しのFINAL進出は史上最長の記録である。

第38回大会

第38回も無難に1st,2ndステージをクリアし3rdに到達するも、前回悪天候により停止していた第4エリアのクリフハンガーディメンションが稼働している中で、3本目の突起への移行のタイミングがずれ、突起を掴むも腕が伸び切り耐え切れずにリタイア(ゼッケン95)。

第39回大会

第39回は降雨の影響を受けつつも、1stを制限時間を使い切る形で突破。2ndも無難にクリアし、4大会連続の3rd進出を決めた。2ndの時点で多田以降の挑戦者が全滅していたため、自身初の最終競技者として挑んだ3rdは、前回リタイアしたクリフハンガーディメンションを突破するも、前々回はクリアしていたバーティカルリミットで、60cmの段差移行直後に限界を迎えリタイアしたが、自身初の最優秀成績者となった(ゼッケン91)。今大会唯一のクリフハンガーディメンション突破者となった。

SASUKE大会別成績[編集]

大会 ゼッケン STAGE 記録 備考
第17回大会 39 1st ロープクライム 全カット
第19回大会 不明 1st ジャンピングスパイダー ダイジェスト
第34回大会 56 1st フィッシュボーン 事前番組にて放送
第35回大会 68 1st ドラゴングライダー バーに届かず落水
第36回大会 73 3rd バーティカルリミット 2→3枚目移行時
第37回大会 49 FINAL サーモンラダー15段 9段目でタイムアップ
第38回大会 95 3rd クリフハンガーディメンション 2→3本目
第39回大会 91 3rd バーティカルリミット 3枚目、最優秀成績

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 多田曰く「本当は格好良く(1stステージを)クリアして、(結婚指輪を)渡したかったんですけど、これも自分らしいなと思いました」とインタビューで語っている。

出典[編集]

  1. ^ a b c “山形県職員が挑む「SASUKE」令和初の完全制覇”. 日刊スポーツ. (2020年8月19日). https://www.nikkansports.com/sports/news/202008180000401.html 2021年12月29日閲覧。 
  2. ^ 多田竜也 (2020年12月2日). #05 多田竜也 山形県立中央病院 リハビリテーション室 理学療法士. インタビュアー:松田陽. 山形新聞社. やまがた未来プロジェクト2021「キミへ」.. https://kimie-yamagata.jp/next-generation/tadatatsuya-20201203/ 2021年12月29日閲覧。 

外部リンク[編集]