千葉ニュータウン鉄道
千葉ニュータウン鉄道9800形 | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒272-8510 千葉県市川市八幡三丁目3番1号 |
設立 | 2004年(平成16年)3月16日 |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 8010601030016 |
事業内容 | 鉄道施設の運営・管理等 |
代表者 | 代表取締役社長 室谷正裕 |
資本金 |
1000万円 (2018年3月31日現在[1]) |
純利益 | ▲8900万円(2019年03月31日時点)[2] |
純資産 | ▲14億4000万円(2019年03月31日時点)[2] |
総資産 | 98億9900万円(2019年03月31日時点)[2] |
従業員数 | 2名 |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
京成電鉄 100% (2018年3月31日現在[3]) |
外部リンク | http://www.keisei.co.jp/keisei/kanren/7.html |
特記事項:鉄道施設を所有するのみの第三種鉄道事業 |
千葉ニュータウン鉄道株式会社(ちばニュータウンてつどう)は、千葉県の小室 - 印旛日本医大間の線路を所有する第三種鉄道事業者である。京成電鉄の100%子会社であり、登記上の本店も京成電鉄本社内(市川市)に置いている。代表取締役社長は京成電鉄の役員が務める。
概要
千葉ニュータウン鉄道は線路を所有する第三種鉄道事業者であり、旅客の運送(第二種鉄道事業)は北総鉄道(北総線)および京成電鉄(成田空港線)が行っている。上下分離方式の「下」の会社である。そのため、主な収入源は第二種事業者である北総鉄道・京成電鉄から入る線路使用料である。
経緯
千葉ニュータウン鉄道が保有する小室駅 - 印旛日本医大駅間は、元々住宅・都市整備公団(後の都市基盤整備公団。現在の独立行政法人都市再生機構)が所有していた。これは、この鉄道路線が千葉ニュータウンへの連絡鉄道であるという経緯によるものであった。このため事業移行前は、「住宅・都市整備公団線(略称:公団線)」であった。
「地方鉄道法」下では住宅・都市整備公団(当時)が北総開発鉄道(現・北総鉄道)に運転委託を行っていたが、「鉄道事業法」移行に伴い、同公団の事業形態については第三種鉄道事業者とされた(北総開発鉄道は第二種鉄道事業者となった)。このほか公団は各種地上設備に加え、独自形式の車両発注・保有も行っていた。
2004年7月1日、都市基盤整備公団は、都市再生機構への改組に合わせ同公団の鉄道事業を廃止することを決定し、保有していた鉄道事業財産(線路、駅舎、車両など)は、新たに京成電鉄が100%出資の上で設立した当社に有償譲渡された。
所有車両
住宅・都市整備公団が所有していた電車を譲受したほか、千葉ニュータウン鉄道になってから9200形が新造され、さらに京成より3700形のリースを受けて9800形とした。9800形が東急車輛製造製である以外は、全車日本車輌製造製。
現有車両
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9100形
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9200形
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9800形
過去の車両
- 9000形(2017年3月20日運用終了)
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9000形
所有施設
- 小室駅 - 印旛日本医大駅間 12.5 km
- 千葉ニュータウン中央駅
- 印西牧の原駅
- 印旛日本医大駅
- 印旛車両基地(北総車両区)
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印旛車両基地
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印旛日本医大駅
(オリジナルデザイン時代・成田スカイアクセス開業前)
※2016年現在は北総鉄道のデザインに更新済
上記各駅の駅名標は長年北総鉄道とは異なるオリジナルデザインのものが使用されていたが、2015年から2016年にかけて、北総鉄道のデザインに更新された。ただし、小室までの各駅よりも横長になっている。また公団時代には、駅舎に都市基盤整備公団のマークが設置されていたが、現在は北総線とのみ表記されている。
脚注
- ^ 第15期決算公告
- ^ a b c 千葉ニュータウン鉄道株式会社 第16期決算公告
- ^ 京成電鉄第175期有価証券報告書
- ^ 千葉ニュータウン鉄道9800形が営業運転を開始 鉄道ファン(交友社)railf.jp 2017年3月22日