兵庫県立西宮高等学校

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兵庫県立西宮高等学校
Hyogo Prefectural Nishinomiya High School.jpg
過去の名称 兵庫県武庫郡町立西宮商業補習学校
西宮町立商業実習学校
西宮市立商業実習学校
西宮市西宮商業実修学校
西宮市立商業学校
西宮市立商業高等学校
西宮市山手高等学校
国公私立の別 公立学校
設置者 兵庫県の旗 兵庫県
学区 第2学区
校訓 質実剛健
設立年月日 1919年
共学・別学 男女共学
課程 全日制課程
単位制・学年制 単位制・学年制
設置学科 普通科
音楽科
学期 2学期制
高校コード 28121C
所在地 662-0813
兵庫県西宮市上甲東園二丁目4番32号
外部リンク 公式サイト
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兵庫県立西宮高等学校(ひょうごけんりつ にしのみやこうとうがっこう)は、兵庫県西宮市上甲東園二丁目にある公立高等学校。同市には同じ公立高校の西宮市立西宮高等学校(「市西」(いちにし))があり、両校を区別するためから、「県西」(けんにし)と呼ばれることが多い。演劇と陸上と吹奏楽の強豪校としても有名。

沿革[編集]

  • 1919年4月1日 - 兵庫県武庫郡町立西宮商業補習学校として西宮第一尋常高等小学校に併置開校。
  • 1921年7月1日 - 西宮町立商業実習学校と改称。
  • 1925年4月1日 - 市制実施につき西宮市立商業実習学校と改称。
  • 1933年4月1日 - 西宮市立西宮商業実修学校と改称。
  • 1935年3月31日 - 西宮市立商業学校(乙種 修業年限3年)設立認可され、西宮市立商業実修学校廃止。
  • 1938年4月10日 - 甲種商業学校認可、修業年限を5年に変更。
  • 1944年3月31日 - 西宮市立工業学校併設。
  • 1946年3月31日 - 西宮市立工業学校廃止
  • 1948年4月1日 - 学制改革により高校に昇格,西宮市立商業高等学校と校名を変更。
  • 1948年10月30日 - 西宮商業高等学校から西宮市山手高等学校と改称,普通科,家庭科を新設し総合制高等学校となる。
  • 1950年4月1日 - 県営移管により、兵庫県立西宮高等学校と改称。
  • 1950年4月10日 - 週五日制授業採用。
  • 1952年4月8日 - 総合選抜制度開始。
  • 1983年2月12日 - 音楽科を新設。
  • 1990年4月1日 - 商業科内に国際経済コースを新設。
  • 1995年1月17日 - 阪神淡路大震災により、C棟(理科棟)、D棟(商業家庭科棟)、E棟(芸術棟)使用不能となり、のち解体。本館(管理棟1階西柱部分一部大破)、B棟のみ継続使用。体育館1階武道場、西宮市上ケ原地区の避難所となる。
  • 1995年4月1日 - 商業科を国際経済科と改編。
  • 1999年10月2日 - 創立80周年記念式典挙行。
  • 2003年4月 - 文部科学省と県教育委員会より「学力向上フロンティアハイスクール」の指定を受ける。
  • 2006年4月 - 兵庫県教育委員会より「学力向上ステップアップハイスクール」の指定を受ける。
  • 2009年3月 - 総合選抜制度終了。
  • 2009年4月 - 「学力向上プロジェクト」の指定を受ける。
  • 2010年3月 - 国際経済科募集停止。
  • 2011年4月 - 単位制・2学期制に改編。

設置学科[編集]

以下の3つの科に分けられる。普通科・音楽科の推薦入試は県下全域から出願可能である[1]。国際経済科は2010年の新入生から募集停止。普通科は、倍率が1.4以上と高めである。(2015、16年度)[2]

普通科

県西生の8割が普通科の生徒である。2007年度から2010年度まで、以下の類型に分けられ、新入生は、入学時にいずれかの類型を選んだ。

  • 文I類型:国語・英語・地歴公民などを重点的に学ぶ。卒業後に文学・史学・哲学などを学びたい人向け。
  • 文II類型:英語・地歴公民・数学などを重点的に学ぶ。卒業後に経済学・法学・社会学などを学びたい人向け。
  • 理I類型:理科・数学を重点的に学ぶ。卒業後に工学・理学・医学などを学びたい人向け。いわゆる理系。
  • 文理類型:高等学校における全教科をバランスよく学ぶ。国公立を目指す文系向け。

2011年度から単位制となり、幅広い選択科目の中から自ら履修科目を組み立てる形となった。

音楽科(1学年あたり40名)

通称「音科(おんか)」。兵庫県下の公立高校では唯一の音楽科である。1983年2月創設。それぞれの楽器において講師を招いて行われる特別レッスンや、毎年秋に開催される定期演奏会など活動が盛んである。また、日本だけでなく世界規模で音楽活動を行う卒業生も多い。

2006年にはカラブリア国際ピアノコンクールで、3年在籍時の崎谷明弘が1位なしの単独第2位を受賞した。

国際経済科

通称「国経(こっけい)」。1994年までは「商業科」であった。本校の前身が商業高校だったことから、開校時以来の伝統を誇ってきた。 1990年4月より商業科内に国際経済コースが新設され、1995年4月に「国際経済科」と改変された。 英語や第2外国語の学習重視や、簿記検定・英語検定・ワープロ検定などの難関資格の取得ができることから、人気がある。

各学年の1組が国際経済科のクラスにあたり、学校内では1組=国経を表すことが多い。また、国際経済科では厳しい教育を受け、国際経済科OB・OGには難関大学出身者が多い。

2010年の新入生から、普通科に吸収される形で募集停止となり、代わって普通科の選択科目の中に「簿記」「会計」「国際経済」「経営学基礎」などの専門科目が置かれることとなった。

オリンピック出場選手[編集]

坂本直子のアテネ五輪出場[編集]

2004年1月大阪国際女子マラソンにおいて1998年度国際経済科卒かつ同校陸上部OGの坂本直子選手が2時間25分29秒のタイムで優勝。その後、同年8月のアテネオリンピック女子マラソンの代表入りが確定されたため、坂本選手の知名度は地元西宮市で一気に上昇した。県西においても出場を祝う看板が掲げられたりするなどして学校を挙げて五輪出場を祝った。アテネ五輪本番当日も地元公民館には多くの地域住民や陸上部員が集まり、深夜にもかかわらずテレビ観戦を行い大いに盛り上がった。その結果、坂本は7位入賞。後日、県西体育館において入賞報告会が行われ全校生徒から喝采を受けた。

中村友梨香の北京五輪出場[編集]

その4年後2008年3月名古屋国際女子マラソンでは、坂本直子の5年後輩で2003年度卒かつ同校陸上部の中村友梨香が、2時間25分51秒のタイムで初マラソン初優勝。その後同年8月の北京オリンピックマラソン代表選出が決定、坂本直子に続く同校OGの2大会連続五輪代表入りに活気に沸いた。北京五輪本番レースでは期待されながら中村は13位に留まるも、地元市民らは中村の健闘ぶりに大きな声援を送っていた。

2012年ロンドンオリンピックでは、自転車競技・女子スプリントに前田佳代乃が出場。

主な行事[編集]

著名な出身者[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 兵庫県教育委員会 兵庫県公立高等学校の通学区域
  2. ^ [1]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]