二ノ瀬駅

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二ノ瀬駅
駅全景
駅全景
にのせ
Ninose
E14 市原 (1.3km)
(1.0km) 貴船口 E16
所在地 京都市左京区鞍馬二ノ瀬町160[1]
駅番号  E15 
所属事業者 叡山電鉄
所属路線 鞍馬線
キロ程 6.6km(宝ケ池起点)
出町柳から10.4km
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
47人/日(降車客含まず)
-2013年-
開業年月日 1929年昭和4年)10月20日[2]
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「貴船もみじ灯篭」でライトアップされた駅構内の紅葉
二ノ瀬集落から高台にある駅を遠望

二ノ瀬駅(にのせえき)は、京都府京都市左京区にある、叡山電鉄鞍馬線駅ナンバリングE15

単線区間のほぼ中間に位置し、日中はすべての列車がこの駅で列車交換する。

歴史[編集]

駅構造[編集]

相対式ホーム2面2線の無人駅である。出町柳駅行きホームにはログハウス状の待合室がありワンマンカーの乗車口にあたるため、上屋は設置されていない。鞍馬駅行きホームには短い上屋を備えたベンチがある。主要な出入り口はホームの鞍馬駅側にあり、駅構内踏切(第4種)によって両ホームは結ばれている。駅から二ノ瀬集落へは階段で下る[1]。出町柳駅行きホームの出町柳側にホームを下ったところにトイレがあり、このトイレ前からも階段で集落に下ることができる[1]。叡山電鉄で最も山深い雰囲気の駅である。立地上、車椅子等での利用は不可の状態。

のりば
鞍馬線(上り) 宝ケ池出町柳方面
鞍馬線(下り) 貴船口鞍馬方面

駅周辺[編集]

鞍馬川に沿って集落が存在し、駅は右岸の山の斜面沿いに立地している。かつては観光シーズンにもなると集落を縦貫する鞍馬街道京都府道38号京都広河原美山線)が貴船・鞍馬へ向かう車で混雑していたが、二ノ瀬バイパスの開通により集落を経由しない新道が整備されたため、現在は専ら生活道路として機能している[4]。駅や周囲に商店、自動販売機の類はない。二ノ瀬集落は山間部の小さな集落で、その地名は一説には惟喬親王が京を追われて隠遁生活を送った際、雲ケ畑の市ノ瀬(=一ノ瀬)に次いでこの地で暮らしたことに由来するといわれている[5]

隣の市原駅から当駅にかけて線路両側にカエデの木々が植わっている一帯があり、「もみじのトンネル」として秋には車窓から紅葉を楽しむことができる[6]。紅葉シーズンの11月に開催される「貴船もみじ灯篭」の際は、駅構内の紅葉ライトアップされる。

  • 東海自然歩道 夜泣峠 - 幼少の惟喬親王が乳母に連れられて夜にこの峠を越えた際、夜泣きを催したという伝承に由来する[5]
  • 二ノ瀬ユリ登山道
  • 称名院[5]
  • 富士神社・守谷神社 - 貴船口側、登山道への踏切横。2つの神社が共通の社を持つ[5]
  • 龍田神社 - 非公開であるが、庭園の一部は市原側の鉄橋付近で車内から見ることができる。
  • 白龍園 - 青野株式会社が保有する庭園。春と秋に1日100人限定で特別公開を行い、観覧券は叡山電鉄の出町柳駅のみで発売される[7][8]

バス路線[編集]

「二の瀬」バス停があり、京都バスの路線が乗り入れる。

隣の駅[編集]

叡山電鉄
鞍馬線
市原駅 (E14) - 二ノ瀬駅 (E15) - 貴船口駅 (E16)
  • 括弧内は駅番号を示す。

脚注[編集]

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  1. ^ a b c 各駅情報 | 二ノ瀬駅”. 叡山電鉄. 2016年2月13日閲覧。
  2. ^ a b 『歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』による。叡山電鉄公式ホームページによると同年12月20日。
  3. ^ a b 曽根悟(監修) 『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』4号 京福電気鉄道・叡山電鉄・嵯峨野観光鉄道・京都市交通局、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年4月3日、14-15頁。
  4. ^ 主要府道京都広河原美山線二ノ瀬バイパスの整備”. 京都市建設局道路建設部道路建設課 (2016年1月29日). 2016年2月13日閲覧。
  5. ^ a b c d 山谷和弥 『続・駅名ものがたり 叡山本線・鞍馬線に沿って』 カギコウ、1992年、145-148頁。ISBN 4-7970-4901-4
  6. ^ 叡山電車 沿線案内 (pdf)”. 叡山電鉄. 2016年2月13日閲覧。
  7. ^ “二ノ瀬・白龍園の特別公開と観覧きっぷの発売について” (pdf) (プレスリリース), 叡山電鉄, (2014年10月31日), https://eizandensha.co.jp/wp/wp-content/uploads/news_20141031_2.pdf 2016年2月13日閲覧。 
  8. ^ 川上慶士 (2015年1月10日). “京都・白龍園 – 1日100人限定、知る人ぞ知る秘密の庭園”. MATCHA. 2016年2月13日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]