京都精華大前駅

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京都精華大前駅
駅(左側)とパラディオ橋(右側)(2007年)
きょうとせいかだいまえ
Kyōto-Seikadai-mae
E11 木野 (0.8 km)
(0.6 km) 二軒茶屋 E13
地図
所在地 京都市左京区静市市原町871[1]
北緯35度4分23.13秒 東経135度46分8.37秒 / 北緯35.0730917度 東経135.7689917度 / 35.0730917; 135.7689917座標: 北緯35度4分23.13秒 東経135度46分8.37秒 / 北緯35.0730917度 東経135.7689917度 / 35.0730917; 135.7689917
駅番号  E12 
所属事業者 叡山電鉄
所属路線 鞍馬線
キロ程 3.5 km(宝ケ池起点)
出町柳から7.3 km
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
570人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1989年平成元年)9月21日[1]
備考 無人駅
京都精華大学の繁忙期(入学式や受験時など)は係員の臨時配置あり)
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京都精華大前駅(きょうとせいかだいまええき)は、京都府京都市左京区にある叡山電鉄鞍馬線。叡山電鉄の中で最も新しい駅である。駅ナンバリングE12

駅名の通り、京都精華大学の最寄り駅である。駅ホームから大学の通用門にアクセスでき、キャンパスの中心部は大学の正門からよりも近い。まさに大学のための駅となっている。

歴史[編集]

1970年頃の同駅付近。車両はデオ200

駅構造[編集]

相対式ホーム2面2線を持つ無人駅。両ホームは全体が上屋で覆われており、ホームごとに上屋や柱・壁のデザインを変えている。それぞれのホームに出入り口がある。

基本は無人駅であるが大学の繁忙期(入学式や受験時など)は係員が配置される。そのため係員の詰所が両出入口の脇にある。かつては鞍馬駅方面行ホームに自動改札機があったが現在では撤去されている。回数券の一部は大学構内にある売店で発売している。

両ホームと大学構内を結ぶ橋は「パラディオ橋」と呼ばれ、京都精華大学名誉教授の上田篤によって制作されたものである[5]

下りホームから住宅地、上りホームから大学正門付近へはスロープでバリアフリーに対応しているが、反対側への移動は「パラディオ橋」のみによっており、構内や近隣には踏切がないので迂回しなければならない。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先
南側 鞍馬線 下り 貴船口鞍馬方面
北側 上り 宝ケ池出町柳方面

※案内上ののりば番号は割り当てられていない。

駅周辺[編集]

京都精華大学のある山の斜面の裾部分に位置している。上りホームは一部山の斜面に接している。駅の反対側は狭い谷間の農耕地であったが、2000年(平成12年)前後から住宅が増えてきている。しかし、現在も農耕地や駐車場が目立つ。前述した大学を除く周辺施設や道路は下記のとおり。

バス路線[編集]

京都府道106号線沿いに京都バス「京都精華大学前」停留所がある。経由する路線は下記のとおり[6]

隣の駅[編集]

叡山電鉄
鞍馬線
木野駅 (E11) - 京都精華大前駅 (E12) - 二軒茶屋駅 (E13)
  • 括弧内は駅番号を示す。

脚注[編集]

  1. ^ a b 各駅情報 | 京都精華大前駅”. 叡山電鉄. 2016年2月13日閲覧。
  2. ^ 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 9 関西2、新潮社、2009年、40頁。ISBN 978-4-10-790027-2 
  3. ^ a b 山谷和弥『続・駅名ものがたり 叡山本線・鞍馬線に沿って』カギコウ、1992年、120頁。ISBN 4-7970-4901-4 
  4. ^ 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 4号 京福電気鉄道・叡山電鉄・嵯峨野観光鉄道・京都市交通局、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年4月3日、14-15頁。 
  5. ^ 広報課 KY (2008年11月24日). “そうだ、セイカに行こう”. seika-sekai(京都精華大学ブログ). 京都精華大学. 2016年2月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月13日閲覧。
  6. ^ 京都精華大学前:時刻表”. 京都バス. 2023年12月15日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]