京都バス高野営業所

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京都バス高野営業所(きょうとバスたかのえいぎょうしょ)は、京都市左京区高野竹屋町にある京都バスの営業所である。主に洛北地域を管轄している。

沿革[編集]

路線[編集]

京都市営バス(以下「市バス」)の岩倉(国際会館駅以北)・大原地区撤退にともない路線の移管を受け、市バスを代替する系統が運転されている。その経緯から同地区にまたがる路線では、京都市が発行する各種優待乗車証が使用可能である[1]。一方、花背線・静市線など従来から京都バスが運営する路線では同様の乗車証が使用できない。また、大原以北および京都産大前以北では「京都観光一日・二日乗車券」「スルッとKANSAI 京都1dayチケット」の利用ができない(「スルッとKANSAI 2day・3dayチケット」は利用可能)など、路線ごとに扱いが異なる。

なお、大原方面の一部路線では嵐山営業所の車両で運転する場合がある[要出典]

  • 比良線・大原線は、出町柳駅 - 八瀬間で叡電本線と並行している。
  • 比良線・大原線・小出石線は、全ての便が大原バス停を経由する。なお、同バス停前には乗車券発売所が設置されている。
  • 静市線・花背線・雲ケ畑線は京阪鴨東線が開業するまでは、一部の高野車庫入庫便を除き三条京阪前まで運転されていた。

比良線[編集]

坊村バス停
「途中」バス停
  • 10:出町柳駅前 - 高野車庫 - 宝ヶ池 - 八瀬バイパス - 大原 - 古知谷バイパス - 途中 - 坊村 - 葛川梅の木 - 朽木大野 - 朽木学校前(土曜休日運行・冬期運休[2]

京都市左京区出町柳駅前から川端通国道367号八瀬・大原を経由して、滋賀県高島市朽木の「朽木学校前」に至る路線である。坊村バス停より葛川明王院、朽木学校前バス停より朽木温泉および道の駅くつき新本陣(朽木朝市)へアクセス可能である。

国道367号を通る京都バスの路線としては唯一滋賀県内まで、かつ京都市外も運行する路線であり、スルッとKANSAIの最北エリア(鉄道路線バスの双方を含む)となっている。また、同区間を走る小出石線大原線と異なり、一部区間で道路状況が比較的良いバイパスや新道などを経由するため、所要時間も各系統に比べて短縮されている(約1時間25分)。なお、当社の営業路線では運行距離がもっとも長い。

路線内には珍名としてテレビ番組でも採りあげられた途中バス停(大津市[3]があり、ここから朽木方面は江若交通堅田葛川線と同じ経路をとっている(バス停も、途中より同社と共同利用)。終点の朽木学校バス停は、高島市街にあるJR湖西線安曇川駅方面からの江若交通路線のターミナルとなっている。

なお、「新道足尾谷橋」停留所は朽木学校前行きのみ停車し、逆に出町柳駅前行きは停車しない[4]

ダイヤは1日2往復である。また、ハイキング客が多い場合は続行便が運行されることもある。比良山系の登山・ハイキング客の輸送を主眼とした路線のため、通勤通学輸送は全くといっていいほど考慮されていない。

なお、朽木学校前への延伸以前は、葛川梅の木折り返しの11系統として取り扱っていた。これより先への延伸で京都市内はもとより、出町柳駅で京阪本線鴨東線とを相互に乗り継ぐことにより、大阪方面から新規延伸区間の葛川梅の木 - 朽木学校前間への利便性が格段に向上した[5]

この系統に限り八瀬駅前から八瀬大橋までの八瀬バイパスと大原から古知谷までの古知谷バイパスを通るのでこの系統に乗る際に注意する必要がある。

以下、大原線も同じく花園橋以南は均一運賃区間となっている。

大原線[編集]

これより以下の路線は、京都市内だけで完結している。

1989年10月5日京阪鴨東線開業までは、三条京阪から叡山電鉄(叡電)出町柳駅への連絡利便性を図るため当社バス路線の限定で「リレーバス」と称していたことがあり、三条京阪・出町柳駅を経由しない18系統と出入庫系統を除きこのバスと叡電との乗継割引もあった[6]

  • 16:四条河原町(←河原町三条←)(→四条京阪前→)三条京阪前 - 出町柳駅前 - 高野車庫 - 高野玉岡町 - 宝ヶ池 - 八瀬駅前 - 大原
  • 17:京都駅前 - 四条烏丸 - 四条河原町 - 三条京阪前 - 川端通 - 出町柳駅前 - 高野車庫 - 高野玉岡町 - 宝ヶ池 - 八瀬駅前 - 大原
  • 18:京都駅前 - 東山七条 - 東山五条 - 東山安井 - 熊野神社前 - 百万遍 - 銀閣寺道 - 上終町 - 一乗寺下り松町 - 修学院道 - 宝ヶ池 - 八瀬駅前 - 大原(土休日の1往復のみ)
  • 庫:四条河原町→河原町丸太町→川端丸太町→出町柳駅前→高野車庫(平日1回)
  • 庫:四条河原町→河原町御池→川端二条→出町柳駅前→高野車庫(土曜休日1回)
  • 庫:高野車庫→高野玉岡町→修学院道→宝ヶ池→八瀬駅前→大原(土曜休日1回)
  • 春分の日のみ以下の便が運行される(いずれも1回)
    • 庫:高野車庫→一乗寺下り松町→修学院道→宝ヶ池→八瀬駅前→大原
    • 庫:高野車庫→高野玉岡町→宝ヶ池→八瀬駅前→寂光院道→大原
  • 沿革
    • 2001年12月10日:叡電八瀬駅への乗り入れを廃止する。
    • 2002年6月16日:18系統で経路変更を行い、百万遍 - 出町柳駅前 - 高野橋東詰 - 宝ヶ池の経路から、百万遍 - 銀閣寺道 - 一乗寺下り松町 - 修学院道 - 宝ヶ池の経路に変更する。
    • 2013年3月30日:一乗寺下り松町経由の出庫系統を春分の日のみの運行とする。
    • 2017年3月18日:16系統の四条河原町付近での一方循環方向を反転すると共に、土曜休日ダイヤに高野車庫から高野玉岡町・修学院道経由の出庫系統を新設する。

当路線においては17系統が主要な系統となっており、16系統はその区間便という位置づけである(三条京阪付近で一部ルートが異なる)。

17系統は京都駅を、16号系統は四条河原町を始点に市内中心部を走り、三条京阪からは川端通国道367号を走行し、八瀬や大原(三千院宝泉院寂光院来迎院勝林院実光院大原郷土館)に至る路線である。

また、18系統は七条通東大路通(東山通)・今出川通白川通国道367号を経て八瀬・大原に至る路線である。清水寺祇園銀閣寺といった京都東山における観光地が多く存在する地域を走行する。一部区間変更後、市バスが古くから営業している区間に京都バスが後から参入した路線の一つである。

ダイヤは17系統が毎日運転で1時間に3本程度。16系統は朝夕と夜間に運行され、18系統は土休日に1往復のみ設定されている。比良線と同じく、観光シーズンを中心に臨時便が増発される。

小出石線[編集]

  • 19:国際会館駅前 - 花園橋 - 八瀬駅前 - 大原 - 古知谷 - 小出石(公民館前)
  • 庫:高野車庫→高野玉岡町→宝ヶ池→花園橋→八瀬駅前→大原→小出石(公民館前)
    • ここでは、前身となる市バスの62号系統および北6号系統を含めて取り上げる。
    • 1965年3月31日現在:市バス62号系統:五条車庫前 - 烏丸五条 - 烏丸御池 - (御池通) - 河原町二条 - (河原町通) - 市電洛北高校前 - 高野橋東詰 - 修学院駅前 - 花園橋 - 八瀬遊園地 - 大原 が運行されていた。
    • 1970年4月1日現在:市バス62号系統:四条烏丸市バスセンター - 烏丸御池 - (御池通) - 河原町二条 - (河原町通) - 市電洛北高校前 - 高野橋東詰 - 修学院駅前 - 花園橋 - 八瀬遊園地 - 大原 が運行されていた。
    • 1981年5月29日:市バス62号系統が京都市営地下鉄烏丸線京都駅 - 北大路駅間開業に伴い、区間短縮の上で市バス北6号系統に改称(北大路バスターミナル - 洛北高校前 - 高野橋東詰 - 修学院駅前 - 花園橋 - 八瀬遊園地 - 大原)
    • 1990年1月:京都バスが北大路バスターミナル発着の小出石線を新設する。
    • 1997年10月11日:市バス北6号系統が地下鉄烏丸線の国際会館駅延伸に伴い、廃止される。
    • 1997年10月12日:19号系統を新設する。
    • 2001年12月10日:叡電八瀬駅への乗り入れを廃止する。
    • 2002年6月16日:以下の路線を廃止し、19系統と統合する(小出石線全体において北大路バスターミナル - 国際会館駅または花園橋間を短縮する)。
      1. 11系統:北大路バスターミナル - 国際会館駅 - 花園橋 - 八瀬 - 大原
      2. 12系統:北大路バスターミナル - 国際会館駅 - 花園橋 - 八瀬 - 大原 - 小出石
      3. 13系統:北大路バスターミナル - 洛北高校前 - 高野車庫前 - 高野玉岡町 - 修学院駅前 - 花園橋 - 大原
      4. 14系統:北大路バスターミナル - 洛北高校前 - 高野 - 一乗寺地蔵本町 - 一乗寺木ノ本町 - 花園橋 - 大原 - 小出石
    • 2007年2月17日:一条山行を廃止する。

本路線は、京都市営地下鉄烏丸線延伸に伴う市バスの路線再編により、岩倉地区(国際会館駅以北の路線)で運行していた路線の移管を受けたことによって現状に至った。

国際会館駅前から、白川通国道367号を経て八瀬・大原、更に左京区北西部の集落である古知谷・小出石(公民館前バス停)に至る路線である。国道367号のバイパスが併走する区間は旧道を経由する便が殆どであるほか、約半分の便は大原折り返しとなっている。また、旧道(古知谷)を経由して小出石(公民館前)まで運行する便の大原 - 小出石(公民館前)は自由乗降区間となっている。

本路線は、慢性的に渋滞の激しい市内中心部を走行していないため、比較的定時性が保たれている。そのため、市内中心部から市営地下鉄烏丸線や叡電本線を乗り継いで大原方面に向かうルートの中で所要時間が最短となっている。また、大原以遠での積雪時は大原で車両交換を行い、大原 - 小出石(公民館前)を区間運行としてマイクロバスでの運行を行う場合がある。観光路線であることから、同社公式サイトなどで積極的な広報がなされている[7]

2007年2月までは1日片道1本だけ大原から国際会館駅を経由して一条山まで運行する便があったが、現在は廃止されている。

上高野-花園橋間は均一運賃区間扱いとなっている。国際会館駅-上高野間は並走する市バス路線とは異なり、均一運賃区間外扱いとなっているが、特例として市バス・京都バス一日乗車券は利用できる。

岩倉線[編集]

岩倉実相院バス停(操車場)
  • 21 四条河原町 - (←河原町通・川端通→) - 出町柳駅前 - 高野車庫 - 宝ヶ池 - 長谷別れ - 岩倉実相院
  • 23 四条河原町→三条京阪前→河原町通→出町柳駅前→高野車庫→宝ヶ池→長谷別れ→岩倉実相院
  • 41 四条河原町 - (←河原町通・川端通→) - 出町柳駅前 - 高野車庫 - 宝ヶ池 - 長谷別れ - 岩倉中町 - 岩倉村松
  • 43 四条河原町→三条京阪前→河原町通→出町柳駅前→高野車庫→宝ヶ池→長谷別れ→岩倉中町→岩倉村松
    • 2002年6月16日 岩倉線の河原町丸太町〜出町柳駅間を川端通経由から河原町通経由に変更する。

大原線が全時間帯において川端通を通るのに対し、岩倉線は四条河原町から河原町今出川まで河原町通を経由する便が主流となっている(ダイヤの詳細は後述)。また、出町柳駅以北では宝ヶ池までは比良線・大原線と同じ経路をとり、宝ヶ池で岩倉方面へ白川通を直進して進路を変える。

ダイヤは、岩倉実相院発着と岩倉村松発着が15分ヘッドで交互に運転される。以前は三条京阪前発着ではなく、四条大宮から発着していた時期もあった。なお、この路線は上記に示したとおり4系統あるが、四条河原町発の便では時間帯によって運行経路が大きく異なる。すなわち、四条河原町 - 出町柳駅で川端通を走る21・41系統は四条河原町発の始発から午前10時までしか走らないうえ、岩倉方面からの便はない。また、四条河原町 - 出町柳駅で河原町通を走行する23・43系統は四条河原町発は午前10時以降のみであるが、岩倉方面から来るものはすべてこの運行形態となる。

深夜には高野車庫への入庫便が深夜0時40分すぎまで運行されている。

岩倉三宅町以南は均一運賃区間内となっている。

岩倉新線[編集]

  • 24:国際会館駅前 - 長谷別れ - 岩倉実相院
  • 国際会館駅前 - 岩倉下在地町 - 岩倉実相院
  • 26:国際会館駅前 - 長谷別れ - 岩倉中町 - 岩倉村松
  • 国際会館駅前 - 岩倉下在地町 - 岩倉中町 - 岩倉村松
    • ここでは、24号系統の前身となった市バス72号系統および北4号系統を含めて取り上げる。
    • 1970年4月1日現在:市営バス72号系統:四条烏丸 - 烏丸御池 - 河原町二条 - 下鴨神社前 - 野々神町 - (狐坂) - 国立京都国際会館前 - 花園町 - 岩倉実相院
    • 1973年4月1日現在:市営バス72号系統:四条烏丸市バスセンター - 烏丸御池 - 河原町二条 - 下鴨神社前 - 野々神町 - (狐坂) - 国立京都国際会館前 - 花園町 - 岩倉実相院
    • 1981年5月29日:市営バス72号系統が京都市営地下鉄烏丸線京都駅 - 北大路駅間開業に伴い区間短縮し、市バス北4号系統に改称(北大路バスターミナル - 洛北高校前 - 野々神町 - (狐坂) - 国立京都国際会館前 - 花園町 - 岩倉実相院。市バスでは唯一、宝ヶ池トンネルを経由する系統でもあった)。
    • 1997年6月:地下鉄烏丸線の国際会館駅延伸に伴い、市営バス北4号系統を廃止、その代替を兼ねて24・26系統が新設。
    • 2007年2月17日:27・28系統の廃止に伴い、24系統を終日運転に変更する。
    • 2013年3月30日:46系統の減便に伴い、26系統を終日運転に変更する。

岩倉東線[編集]

  • 29 国際会館駅前 - 岩倉下在地町 - 長谷別れ - 長谷八幡宮 - 岩倉村松
    • 2000年1月20日:29系統を新設する。
    • 2007年2月17日:日中の運転開始

岩倉新線・岩倉東線について[編集]

両路線は比較的新しい系統である。国際会館駅から岩倉方面への路線で、京都市営地下鉄烏丸線延伸に伴う市バスの路線再編の際、その代替路線も含めてまずは24・26号系統が新設され、後に29号系統も新設された。なお、24・26系統のうち、長谷別れを経由せず岩倉下在地町を経由する便が運行されている(系統番号の区別はなし)。

24・26系統の岩倉下在地町経由は朝夕のみ(現在は朝のみ)である。また、26系統も当初は朝夕のみの運行であったが、幡枝線の減便に伴い現在は終日運行されている。なお、26系統の運転区間で国際会館駅発の深夜バスが3本運行されており、岩倉駅前→岩倉村松が自由降車区間となっている。29系統は、日中1時間に1〜2本程度設定されている。

幡枝線[編集]

  • 46:北大路駅前 - 洛北高校前 - 深泥池 - 長代南橋 - 国際会館駅前 - 長谷別れ - 岩倉中町 - 岩倉村松(日中は北大路駅前〜国際会館駅前)
  • 45:京都駅前 - 四条烏丸 - 北大路駅前 - 洛北高校前 - 深泥池 - 長代南橋 - 国際会館駅前 - 長谷別れ - 岩倉中町 - 岩倉村松(土曜休日のみ)

かつては烏丸通を南北に貫く系統で比較的本数が多かったが、現在は北大路駅以南では大幅に減便されている。また、かつては京都駅前から叡山電鉄木野駅前までの48系統が1時間に1本ほど運行されていた。

    • 2013年11月16日 45系統は土休日の京都駅前行きの一部を除いて運転を取りやめる。46系統は日中を北大路駅前〜国際会館駅前の運行とする。

深泥池以南は均一運賃区間内。

高野岩倉出入庫線[編集]

  • 庫:国際会館駅前 → 宝ヶ池通宝ヶ池公園前 → 松ヶ崎駅前 → 左京区総合庁舎前 → 高野橋東詰 → 高野車庫(土曜休日に高野車庫行き1本のみ)
    • 2017年3月18日:北山通以南を左京区総合庁舎前経由に変更した上で、国際会館駅前行きの運行を中止。
  • 庫:高野車庫 → 修学院駅前 → 前萩町 → 博愛会病院前 → 幡枝 → 国際会館駅前 → 上高野 → 岩倉駅前 → 岩倉村松(下り1本のみ)

宝ヶ池公園北口、および深泥池以南は均一運賃区間内。

花背線[編集]

広河原バス停
桂川源流と並行する府道38号線花脊界隈を走行

出町柳駅と京都市左京区北端部の集落である広河原地区を結ぶ路線である。出町柳駅前 - 市原間は#静市線(加茂線)と同じ区間を走る。

現在は中型バス(一部マイクロバス)で運行されており、山間部の鞍馬温泉 - 広河原間は自由乗降区間となっている。

鞍馬温泉以北は典型的な過疎地域ながら、先述のマイクロバス化などで1日4往復体制を維持していたが、2012年5月の改正で、広河原行最終便を休止し朝の出町柳行始発便を平日のみの運行に変更したため、1日平日3.5往復、土曜・休日3往復体制となった。全体を通しての運行時間は約2時間。比良線に次いで運行距離が2番目に長い路線であるが、鞍馬温泉以北はほとんどが狭隘路であることもあり行き違いのための停車などがあることから、運行時間は当路線が一番長い。

下の静市線(加茂線)と同じく、京都産業大学前以南は均一運賃区間内。

静市線(加茂線)[編集]

  • 34:出町柳駅前 - 高野橋東詰 - 北大路駅前 - 北大路堀川 - 柊野別れ - 京都産業大学前 - 市原 - 静原 - 城山
  • 35:出町柳駅前 - 高野橋東詰 - 北大路駅前 - 北大路堀川 - 柊野別れ - 京都産業大学前 - 市原
    • 高野車庫発の送り込み便のうち、平日は始発便と2便、土日祝日は始発便は静原新道を通る。
  • 庫:城山 → 静原 → 鬼谷橋 → 市原
    • これまでは夜間に高野車庫行の入庫系統があったが、2017年3月18日実施のダイヤ改正で無くなり、平日のみ夕方17時台に1本市原止まりの便が運行される事になった。

西賀茂線[編集]

  • 庫:高野車庫 - 洛北高校前 - 東元町 -加茂川中学前 - 志久呂橋 - 高橋 - 東北部クリーンセンター前 - 市原
    • 加茂川中学前 - 志久呂橋間は往路は鴨川東岸を、復路は西岸を走る。
    • これまでは平日のみ1往復の運行だったが、2017年3月18日実施のダイヤ改正により、土日祝日のみ1往復の運行となり、出発時間も往路で4時間復路で2時間遅くなった。

産大線・産大国際線[編集]

  • 30:京都産業大学前→上賀茂神社前→上賀茂橋→北山駅前→北大路駅前→出雲路橋→出町柳駅前 (出町柳駅行き1本、Cダイヤのみ)
  • 急行36:出町柳駅前 - 出雲路橋 - 北大路駅(出町柳駅行きのみ) - 上賀茂橋 - 上賀茂神社 - 京都産業大学前(京産大休校日運休)
  • 40:国際会館駅前 - 長代南橋 - 京都精華大学前 - 地球研 - 京都産業大学前 - 二軒茶屋 - 市原 (京都産業大学前 - 市原間は夕方以降の国際会館駅行きのみ設定)
  • 50:国際会館駅前 - 長代南橋 - 京都精華大学前 - 地球研 - 二軒茶屋 - 市原 (朝夕のみの設定)
    • 2005年5月16日:30系統を新設する。
    • 2006年6月1日:宝ヶ池シャトルバスを40系統に改める(試験運行から本設へと変更)。
    • 2007年2月17日:京都産業大学 - 市原を延伸する。50系統を新設する。
    • 2017年3月18日:土曜・休日ダイヤに1本のみ上高野発の40系統を新設する。

本項目では、上記路線に加えて、京都バスが貸切輸送として行っている上賀茂シャトルバス二軒茶屋シャトルバスにも触れる。

30・急行36系統・上賀茂シャトルバスのルートは次の通りである。京都産業大学から柊野別れまで行き、そこから加茂川沿いに御薗橋まで進む。ここで上賀茂シャトルは上賀茂神社のほうへ向かう。そのほかは御薗橋を渡り、加茂街道を南下していく。上賀茂橋で北山駅を経由して出町柳駅へ行く30系統が分かれる。その後、北大路駅を経由し各方面に分かれる。

一方、40系統はもとは宝ヶ池シャトルバスであったものを一般路線化したものである。2004年10月1日から試験運行を開始したもので、経路は大学から二軒茶屋交差点を経て、京都市道幡枝葵森線を経由し国際会館駅に至る路線である。試験運行は2006年3月までの期間限定であったが、その後も設定が続けられ、2006年6月1日に京都バス40系統に変更となった。また、京都産業大学キャンパス内では産大〜国際会館駅前間の運賃190円が100円になる補助券が大量印刷されて置いてあったが、2012年3月31日をもって終了。新たに回数券が発売された。学生向けに得割定期券が販売されており、大学が年間約3000万円を補助して運賃を割り引いている[8]

運行ダイヤは京都産業大学のカレンダーにあわせて設定される。授業のある平日はAダイヤ、授業がない平日はBダイヤ、授業のある土日祝日はCダイヤ、それ以外はDダイヤと呼ばれる4パターンが用意されており、各系統によって適用されるダイヤが異なる。2009年9月から国際会館駅前発産大行直行バスが授業のある平日朝に設定された。38系統はAとB、30系統と急行36系統はAとCである。

上賀茂シャトルバス二軒茶屋シャトルバスは40系統と同様、授業に合わせたダイヤが組まれている。なお、上賀茂は2001年4月から京都バスが担当している。二軒茶屋は2001年4月から運行開始された。京都産業大学内の神山コロシアムは京都バスの車庫として利用されており、乗務員控室も設置されている。シャトルバスの運行には、年間約7600万円の経費が発生している[9]。通常は平日と土曜に運行されているが、行事がある場合はそのほかの日でも設定がある。なお、上賀茂シャトルは、嵐山営業所の車両が使用されている。

地球研前停留所以北では京都市の「敬老福祉乗車証」が、一条山以北では「京都観光一日・二日乗車券」の利用ができない。

貴船線[編集]

貴船線での運行の様子

叡山電鉄貴船口駅から貴船バス停までを結ぶ路線である。1990年ごろまでは三条京阪へ直通していた。なお、貴船バス停は貴船神社まで徒歩10分、鞍馬寺方面への登山口までは徒歩5分程度である。なお、貴船口駅前 - 貴船は自由乗降区間となっている。また、道路が狭隘であることからマイクロバスでの運行である。

ダイヤは叡山電鉄に接続する形で平日約20分毎・休日15分毎で運行が行われる。なお、11月は叡山電鉄と同様に臨時ダイヤで運行するほか、貴船地区でライトアップが行われる11月中旬から11月末には20時台まで臨時便が運行される。以前は春分の日から11月30日まで運行の路線であったが、現在は貴船の人気化に伴い通年運行されている。ただし、12月中旬から3月中旬までは終バスが1時間ほど早くなる。

大原鞍馬線[編集]

  • 55:大原 - 江文峠 - 城山 - しずはうす前 - 市原 - (二ノ瀬バイパス) - 貴船口
  • 95(北山バーディ号):大原 → 江文峠 → 静原学校前 → (バイパス) → しずはうす前 → 市原 → 貴船口 → 鞍馬(春分の日のみ1本運行)
    • 1986年:95系統の運行を開始。毎年春分の日から11月末までの休日に限って1日3往復の運転。
    • 2011年:この年を最後に定期運行を終了。
    • 2012年:春分の日に鞍馬行きを1便のみ運行する形態とする。
    • 2017年3月18日:55系統の運行を開始。95系統も「春分の日に鞍馬行きのみ1便のみ」の形態で存続。

鉄道やバスで行くと直通ルートがなく所要時間がかかる大原と貴船口・鞍馬を府道40号下鴨静原大原線経由で直接結んでいる。そのため、一部区間では集落がある旧道ではなくバイパスを経由している。

95系統は1986年に運行を開始し、毎年春分の日から11月末までの休日に限って1日3往復運転されていた。しかし観光シーズンの渋滞による遅延の頻発や乗客数の減少などにより、2011年を最後に定期運行が終了となった[10]。京都バスでは、大原と鞍馬という2つの観光地が将来にわたって人気化する可能性を捨てきれない一方、路線自体を一旦廃止してしまうと復活させるのに自治体等との調整を要するなど手続きに手間と時間がかかることから、保有している路線免許の維持のため、現在は毎年春分の日に片道1本のみ、つまり年に1便だけ運行するダイヤとしている[10]。このことが「幻のバス」として広く知られるところとなり、2015年と2016年に運行された際にはテレビのワイドショーでとり上げられ[11][12]、いずれの運行でも乗客の多さから、急遽もう1台臨時便が用意される(2016年にはその両便とも満員になった)ほどだった[11][13][14]。2017年3月18日実施のダイヤ改正で大原 - 貴船口 間で定期運行が復活したが、95系統は廃止されることなく、春分の日のみ大原 → 鞍馬 間片道1便の運行という形態のまま存続している。

55系統は、2017年3月18日実施のダイヤ改正に伴い新設された路線。季節運行で土日祝日のみの運行だった95系統とは異なり毎日3往復運行される。また静原学校前 - しずはうす前 間は静原新道ではなく集落の間を縫って走る旧道を通る一方で、市原 - 貴船口間は二ノ瀬バイパスを通るといった点も異なる。なお、二ノ瀬バイパスを通るため、その間の上野中と二ノ瀬には行かない。

貴船国際線[編集]

  • 52:鞍馬温泉 - 貴船口 - 二ノ瀬 - 市原 - 二軒茶屋 - 地球研前 - 京都精華大学前 - 長代南橋 - 国際会館駅前
  • 52:貴船口 - 市原 - 二軒茶屋 - 地球研前 - 京都精華大学前 - 長代南橋 - 国際会館駅前(二ノ瀬バイパス経由)
    • 2012年5月1日:路線を新設。
    • 2013年3月30日:鞍馬温泉 - 貴船口間を延伸。
    • 2017年3月18日:貴船口発着で二ノ瀬バイパス経由の便を新設。

この路線は京都バスの中では56系統と並んで最も新しい路線である。これまで直通バスが無かった地下鉄国際会館駅から貴船地区へ直通している。そのため、京都駅から東福寺・出町柳経由叡電貴船口まで乗車する従来のルートに比べて所要時間が短縮されている。また日中の50系統の代行の役割も兼ねており、貴船への観光客があまり多くない平日昼間でも、貴船・二ノ瀬地区の住民にとって市内中心部へ行く際に便利な手段となっている。2013年3月30日に鞍馬温泉 - 貴船口間を延伸した他、2017年3月18日には二ノ瀬バイパス経由の便を新設した。なお、二ノ瀬バイパス経由の便は二ノ瀬・上野中には止まらない。

過去の路線[編集]

雲ケ畑線[編集]

雲ケ畑岩屋橋バス停
  • 37:出町柳駅前 - 高野橋東詰 - 北大路駅 - 北大路堀川 - 柊野別れ - 雲ケ畑岩屋橋
  • 37:北大路駅 - 北大路堀川 - 柊野別れ - 雲ケ畑岩屋橋
  • 庫:高野車庫 - 北大路駅 - 北大路堀川 - 柊野別れ - 雲ケ畑岩屋橋
  • 庫:一条山→岩倉下在地町→国際会館駅前

マイクロバスで運行されていた。山間部の柊野 - 雲ケ畑岩屋橋は自由乗降区間となっている。2012年3月31日をもって運行を終了し、翌4月1日からは雲ヶ畑バス「もくもくバス」(ジャンボタクシー)が運行を開始した(運行はヤサカ自動車に委託)。

白川線[編集]

  • 55 四条河原町 - (←三条京阪前、河原町御池→) - 川端丸太町 - 出町柳駅前 - 銀閣寺道 - 修学院道 - 松ヶ崎海尻町(松ヶ崎駅) - 左京区総合庁舎前 - 高野車庫
    • 2005年5月16日:路線を新設。
    • 2006年10月1日:ダイヤ改正(減便)。
    • 2011年5月7日:ダイヤ改正(減便)。
    • 2012年5月1日:路線を廃止。

嵐山営業所と共管していた。

2005年5月16日に新設され、京都バスの中でも比較的新しい路線であった。市バス5号系統京都市営地下鉄烏丸線全線開業に伴って減便された後、松ヶ崎海尻町(松ヶ崎駅)を起点に新設され、四条河原町まで運行されていた。

本系統は、松ヶ崎海尻町(松ヶ崎駅) - 三条京阪前までは渋滞が少ない道路を経由して運行されていたため、この区間での定時性は高かった。しかし、三条京阪前 - 四条京阪前 - 四条河原町間は渋滞に巻き込まれることが多かった。系統新設時には1時間あたり3〜5本の運行であったが、2006年10月1日からは1時間あたり2本程度に減便された。さらに2011年5月6日からは平日の一部の時間帯および土曜、休日は毎時1本に減便された。同時に、左京区総合庁舎前を経由して高野車庫まで延伸された。

なお、四条通・三条通周辺は、三条京阪を起終点とする岩倉線・花園線や市バス各路線とは逆の経路で運行していた。

左京区総合庁舎循環線[編集]

  • 56 (反時計回り→)出町柳駅前 - 銀閣寺道 - 修学院道 - 松ヶ崎海尻町(松ヶ崎駅) - 左京区総合庁舎前 - 高野橋東詰 - 出町柳駅前(←時計回り)
    • 2012年5月1日:路線を新設。ただし、土曜・休日ダイヤでは時計回りの運行はない。
    • 2013年11月16日:平日の反時計回りのみの運転となる。
    • 2016年3月23日:全区間均一区間となる。
    • 2016年4月1日:平日の午前中の3本のみとなり、そのうち2本は出町柳駅前ターミナルで運転が打ち切られる。
    • 2017年3月17日:利用者僅少のため廃止。

2012年5月1日に、白川線に代わり、左京区総合庁舎・松ヶ崎・修学院地域への路線として新設された京都バスの中で最も新しい路線であった。これまでの白川線55系統と異なり四条河原町・三条京阪方面は経由しない。 循環運転であったが、半数は出町柳駅前ターミナルで運転が打ち切られるダイヤで、また土曜・休日ダイヤでは、時計回りの運転はなかった。 しかし、ダイヤ改正毎に運行が縮小され、2017年3月18日のダイヤ改正で利用者僅少であるとして廃止された。 これに伴い松ケ崎海尻町~松ケ崎橋間の東行区間は休止路線となる(西行区間は運行されている)。 また、本路線のみの経路であった、松ヶ崎通の北山通 - 北大路通間は新たに、高野岩倉入庫線(宝ヶ池公園経由)の経路となった。

脚注[編集]

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  1. ^ 山科・醍醐地区で同様に移管を受けた京阪バスでも同様の措置がとられている。
  2. ^ 交通アクセス - 「朽木グリーンパーク想い出の森」公式サイト内 そちらで掲示している「乗継時刻表」には2011年4月1日から運行日が変更になった旨の記載もある。
  3. ^ 詳細は、江若交通#エピソードを参照。
  4. ^ 詳細は 京都バスサイト[1]を参照のこと。
  5. ^ 出町柳駅で京阪特急とこのバスとを乗り継いだ場合、淀屋橋 - 朽木学校前間トータルの所要時間は平均約2時間15 - 25分。
  6. ^ 詳細は、出町柳駅#脚注を参照。
  7. ^ 一例として、公式サイトではトップページで宣伝を行っている。
  8. ^ 「大学のお金」講座!京都産業大学、2017年7月26日閲覧。
  9. ^ 平成27年度 任期末要望書 回答京都産業大学志学会執行委員会、2017年7月26日閲覧。
  10. ^ a b “年1便「幻の片道バス」、今年も間もなく運行”. 読売新聞. (2015年3月20日) 
  11. ^ a b テレビ朝日 (2015年3月23日). “モーニングバード!”. TVでた蔵. ワイヤーアクション. 2016年3月23日閲覧。
  12. ^ 年に一度しか走らない“幻の路線バス””. 18時台の特集/バックナンバー ~ゆうがたLIVEワンダー. 関西テレビ放送 (2016年3月20日). 2016年3月23日閲覧。
  13. ^ “「幻のバス」増発45人、30分の旅”. 読売新聞. (2015年3月22日) 
  14. ^ 西村まさゆき (2016年3月23日). “1年1便片道のみ、運行本数が少なすぎる「京都バス95系統」”. デイリーポータルZ. ニフティ. 2016年3月29日閲覧。