リッジレーサーV

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リッジレーサーV
ジャンル レースゲーム
対応機種 PlayStation 2
開発元 ナムコ
発売元 ナムコ
シリーズ リッジレーサーシリーズ
人数 1人
2人(対戦)
メディア CD-ROM
発売日 2000年3月4日
MEGA HITS!:2002年7月18日
デバイス デュアルショック2対応
デュアルショック対応
ネジコン対応
ジョグコン対応
メモリーカード(8MB)対応
アスペクト比 4:3
売上本数 約60万本
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リッジレーサーV』(リッジレーサーファイブ、RIDGE RACER V)とは、ナムコ(後のバンダイナムコゲームス)から発売されたレースゲーム。単に『リッジV』とも[1]、『RRV』とも[2]

概要[編集]

キャッチコピーは、「リッジレーサーの現代(いま)がここにある」。コンシューマーゲーム『リッジレーサー』シリーズの第5弾。

PlayStation 2ローンチタイトルとして発売され、シリーズで初めて60fpsで描写されるようになった。『リッジレーサーシリーズ』はプレイステーションでは計4作発売されたが、PS2で発売されたタイトルは本作のみである[3]

R4 -RIDGE RACER TYPE 4-』と同様コンティニュー回数に制限がある(3回まで。例外もある)。また難易度ではHARDはリッジレーサーシリーズの中でも高めであり、ゲーム開始時に選択するEASY・NORMAL・HARDの難易度は途中からの変更はできない。

イメージガール(イメージキャラクター)は今作のみ永瀬麗子ではなく深水藍が登場し、オープニングムービーなどで見ることができる。

ゲーム中のナレーション鮎貝健が務めている(設定は、架空のFMラジオ放送局「RIDGE CITY FM(音声周波数76.5MHz)」のラジオパーソナリティ)。また、今回はサウンドディレクターがKohta "SOLIDSTATE" Takahashiになったため、『レイジレーサー』や『R4 -RIDGE RACER TYPE 4-』とはサウンド面で路線が変わっている。BGMには初のゲストミュージシャンが参加。BOOM BOOM SATELLITESTAKESHI UEDA (fromTHE MAD CAPSULE MARKETS)、マイク・ヴァン・ダイクが参加した。

後に発売された『リッジレーサーズ』以降のシリーズには全てニトロが搭載されているため、本作が現時点で最後のニトロ無し『リッジ』ということになる。

システム[編集]

操作方法[編集]

ソニー・コンピュータエンタテインメントより発売されたデュアルショック2デュアルショック・コントローラといったゲームコントローラの他、ネジコンジョグコンにも対応している。

ハンドル操作は左スティックや方向キー、ネジコンの場合は左右ねじり、ジョグコンの場合はダイアルで行う。アクセルは×ボタン、あるいはIボタン。ブレーキは□ボタン、あるいはIIボタン。ミッションATMTを選択でき、MTの場合はシフトダウンとシフトアップを自分で操作する。なお、操作設定はオプションで変更することが可能。

ファクトリー[編集]

プレイヤーの活動の拠点となる場所(メニュー画面)である。

RACE(レース)
様々なレースに参加して、マシンエンジンを手に入れていくメインモード。
DESIGN(デザイン)
チーム名、クルマのカーナンバー、カラーリング、ホイールの変更などをデザインできるモード。
GARAGE(ガレージ)
獲得したマシン、エンジン、トロフィーなどを閲覧できるモード。
RECORD(レコード)
タイムや勝利数、走行距離などを確認できる。

クラス[編集]

今作のリッジレーサーでは、マシンの性能別にクラス分けがある。

スタンダードクラス
最も基礎となるクラスで、性能は決して高いとはいえないが、ドライビングに慣れるためにあるともいえる。
エクストラクラス
スタンダードクラスのマシンをチューンアップしたマシン。それぞれの性能が上がり、エアロパーツをつけているなど、能力が格段に向上している。また、搭載するエンジンが各マシンに2種類ずつある。
エクストラエンジン
加速・最高速を引き上げている仕様。エクストラクラスのマシンは主にこれを搭載する。デュエルの「デュエルソロ」モードで使用可能。
オーバルエンジン
AIRPORT OVALを走るための専用開発エンジン。加速、最高速が極限までパワーアップされ、車種によっては400km/h以上を出すことが可能なものもある。一方でコーナリング性能は低下する。また、エクストラエンジンとは違って、デュエルの「デュエルソロ」モードでは使用不可能。
デュエルクラス
他のクラスとは比べ物にならないほど性能が高く、かなりのテクニックを要するものばかりである。パックマンカーやこれのライバルのモンスター4体も、デュエルクラスに属する。そのため、この5車種はデュエルモードの「バトルロイヤル」で使うことが可能だが、この5台は他のデュエルカーより圧倒的に性能が下回っているため、実際に勝つことは至難の業である。

レースモード[編集]

GRAND PRIX(グランプリ)[編集]

様々なレースをして、勝ち抜いていくモード。エクストラカー、オーバルカー(ともに後述)はこのモードで出現する。

スタンダードクラス[編集]

大会名(難易度により異なる)
  • 難易度EASY:ベイシス・グランプリ(BASIS/基礎)
  • 難易度NORMAL:フロンタル・グランプリ(FRONTAL/前線の・正面)
  • 難易度HARD:ファウンテン・グランプリ(FOUNTAIN/湧水
レース:4ラウンド制
使用マシン:メーカー純正・無改造車
使用コース
  • 第1戦:PARK TOWN
  • 第2戦:OUTER PASS
  • 第3戦:ABOVE THE CITY
  • 第4戦:BAYSIDE LINE
規定周回数:各コース順走3周
規定順位(各規定順位以内で次のレースに進出)
  • 第1戦:4位以内
  • 第2戦:3位以内
  • 第3戦:2位以内
  • 第4戦:1位で優勝

エクストラクラス[編集]

スタンダードクラスで選択したマシンを改良した、エクストラクラス対応マシンで戦う。4大会あり、レギュラー以外は特殊ルールがある。

レギュラー
大会名
  • 難易度EASY:ヒロイック・グランプリ(HEROIC/英雄的)
  • 難易度NORMAL:ブレイヴリィ・グランプリ(BRAVELY/勇敢なる)
  • 難易度HARD:スパルタン・グランプリ(SPARTAN/厳格なる)
レース:4ラウンド制
使用マシン:エクストラクラス対応マシン
使用コース:AIRPORT OVAL以外の6コースの中からランダムで決定
規定周回数:各コース順走3周
特殊規定:なし
規定順位(各規定順位以内で次のレースに進出)
  • 第1戦:4位以内
  • 第2戦:3位以内
  • 第3戦:2位以内
  • 第4戦:1位で優勝
サドンデス
大会名(から命名)
  • 難易度EASY:ブラスト・グランプリ(BLAST/突風
  • 難易度NORMAL:ゲイル・グランプリ(GALE/強風
  • 難易度HARD:トルネード・グランプリ(TORNADO/竜巻
レース:4ラウンド制
使用マシン:エクストラクラス対応マシン
使用コース:AIRPORT OVAL以外の6コースの中からランダムで決定
規定周回数:各コース順走3周
特殊規定:各セクターに制限時間が設けられ、制限時間内に次のチェックポイントまで到達できなかった時は失格となる。
規定順位:全レース1位で次のレースに進出。第4戦1位で優勝
リバース
大会名(中世欧州における貴族称号から命名)
  • 難易度EASY:ナイト・グランプリ(KNIGHT/騎士
  • 難易度NORMAL:バロン・グランプリ(BARON/男爵
  • 難易度HARD:デューク・グランプリ(DUKE/公爵
レース:4ラウンド制
使用マシン:エクストラクラス対応マシン
使用コース:AIRPORT OVAL以外の6コースの中からランダムで決定
規定周回数:各コース逆走3周
特殊規定:逆走。スタート・フィニッシュ地点も順走と異なる。それ以外はレギュラーと同じ。
規定順位(各規定順位以内で次のレースに進出)
  • 第1戦:4位以内
  • 第2戦:3位以内
  • 第3戦:2位以内
  • 第4戦:1位で優勝
オーバル
大会名
  • 難易度EASY:スローン・グランプリ(THRONE/玉座
  • 難易度NORMAL:モナーク・グランプリ(MONARCH/帝王
  • 難易度HARD:タイラント・グランプリ(TYRANT/暴君圧制者
レース:1ラウンド制
使用マシン:エクストラクラス対応マシン
使用コース:AIRPORT OVAL
規定周回数:順走10周
特殊規定:エンジンはオーバル専用エンジンに換装。
規定順位:1位で優勝。それ以外はリトライとなる。

マキシマムクラス[編集]

最高難易度「ハード」のみ出現する大会。全グランプリを優勝すれば挑戦可能。

大会名:アルティメット・グランプリ(ULTIMATE/究極)
レース:4ラウンド制
使用マシン:エクストラクラス対応マシン
使用コース
  • 第1戦:SUNNY BEACH
  • 第2戦:GREEN FIELD
  • 第3戦:OUTER PASS
  • 第4戦:ABOVE THE CITY
規定周回数:各コース順走5周
特殊規定:なし
規定順位:全レース1位で次のレースに進出。第4戦1位で優勝

DUEL(デュエル)[編集]

デュエル(ボス)カーが出現するモード。「DUEL SOLO(デュエルソロ)」「BATTLE ROYAL(バトルロイヤル)」の2種類がある。

  • DUEL SOLO(デュエルソロ)
タイムアタックで各コースの「Rマーク記録」を更新すると、そのコースで「デュエルカー」と呼ばれるボスマシンと対決できる。プレイヤーとデュエルカー(ボス)との一対一の対決で、勝つと対決したデュエルカーとメダルを獲得できる。なお、プレイヤーはスタンダードクラス・エクストラクラスの車を使うことができる(オーバルエンジンは使用不可)。出現するボスや、使用コースは以下の通り。
PLUTO
ABOVE THE CITYでの対決。ボスはスペクトラ。加速は凄まじいが、コーナーで大きく失速する。ゆえにタイトなコーナーでは隙が大きい。
DEVIL
GREEN FIELDでの対決。ボスはクリナーレ。プレイヤーが遅いと一旦停止して、自分を抜かさせたあと再び抜き返してくる。また、挑戦車がスリップストリームに入ると、目前で急ブレーキをかけブロックしてくる。
SPIRIT
BAYSIDE LINEでの対決。ボスはリュムール。直線でのスピードは今ひとつだが、コーナーが速く、全く減速することがない。ベイサイドラインの後半はリュムールの独擅場というべきコーナー連続地帯であるため、下手な走りをすると抜かれることになりかねない。
ANGEL
SUNNY BEACHでの対決。ボスはアンジェラス。驚異的なスタートダッシュでプレイヤーを引き離し、そのまま逃げ切る戦術を採る。全体的に速く、常にコース中央辺りを走るため抜きづらい。さらに、時間帯が夜なので周りが見えにくく、より抜きづらくなっている。
  • BATTLE ROYAL(バトルロイヤル)
デュエルソロで上記の4人のボスに全て勝つとこのモードが出現する。デュエルカー全4台と対決する。プレイヤーも下記のパックマンも含めたデュエルカーが使用可能(デュエルカー以外は使用不可)。使用コースはOUTER PASS。

TIME ATTACK(タイムアタック)[編集]

プレーヤーのみのマシンで3周走り、最速タイムを目指すモード。DUELの出現に関連したモードである。

FREE RUN(フリーラン)[編集]

好きなコースを、好きなマシンで、好きなだけ走れるモード。走行終了後、走行距離が表示される。

99 TRIAL(ナインナイントライアル)[編集]

総走行距離999kmで出現する。SUNNY BEACHを99周するレース。リプレイは10周ほどでストップする。各セクターに制限時間が設けられているが、規定順位は無く、制限時間内に99周すればクリア。

PAC-MAN(パックマン)[編集]

総走行距離3000kmで出現する。パックマンカーVSモンスターカーのレースである。使用コースはPARK TOWN。このレースに勝つと、アカベイ、アオスケ、ピンキー、グズタの4台の車とエンジンが手に入る。

グズタはエンストしてマフラーから黒煙を上げて視界を遮り、ピンキーとアオスケはプレーヤーの前にいると急ブレーキでブロックしてくる。

コース[編集]

今作では「リッジシティ」と呼ばれる市街地が舞台となっており、初代『リッジレーサー』の舞台の現在の姿という設定になっている。そのためAIRPORT OVAL以外の6コースは全て一部区間を共用しているほか、全7コースにはそれぞれ逆走版もある。

SUNNY BEACH(サニービーチ)
全長 4108m
選択可能時間帯は昼・夕方・夜。
『リッジレーサー』の「初級」。市街地から山岳地帯を駆け抜け、海岸線に出る。
4つの急なコーナーをいかに速く走れるかがカギとなる。
GREEN FIELD(グリーンフィールド)
全長 5868m
選択可能時間帯は昼・夕方。
『リッジレーサー』の「上級」。SUNNY BEACHから分岐し、ハイウェイを駆け抜けるコース。平均速度が高いためいかにコーナーで減速せずに曲がれるかがポイント。
前述の通り『リッジレーサー』の「上級」と同様のコースだが、車線の拡幅工事が行われ幅員が広くなり、後半のS字と最終コーナーの間にあったジャンプスポットもなくなっているため、圧倒的にこちらの方が走りやすい。
PARK TOWN(パークタウン)
全長 3528m
選択可能時間帯は昼・夕方・夜。
非常にシンプルなコース。全開区間が多く、終盤のヘアピン以外は急コーナーもないため、減速を極限までなくすのが攻略のコツとなる。
OUTER PASS(アウターパス)
全長 4535m
選択可能時間帯は昼・夕方。
一般道路上からスタートし、マウントバレー方面へ向かう山岳コース。中盤の海岸線でSUNNY BEACHと合流する。
高低差が激しく、序盤の山岳地帯はマシンが不安定になりやすい。シケインや連続カーブも多い。
ABOVE THE CITY(アバヴザシティ)
全長 5193m
選択可能時間帯は昼・夜。
PARK TOWNから分岐し、放送局方面へ向かうコース。複合コーナーや特殊な形状をしたコーナーが多く、難易度は高め。序盤~中盤のRIDGE CITY FM本社ビル付近の変則コーナーが最大の難所。
BAYSIDE LINE(ベイサイドライン)
全長 7830m
選択可能時間帯は夕方・夜。
OUTER PASSの後半から分岐し、GREEN FIELDと共用したのちさらに分岐し、リバーサイドビレッジからRIDGE CITY FM本社ビル方面へ駆け上がるゲーム中最高難度を誇るコース。
既出のOUTER PASSやGREEN FIELDの難所に加え、Jターンやブラインドコーナー、ループコーナーなど様々な形状のコーナーがあるため、難易度は非常に高い。また全長もゲーム中最長。
AIRPORT OVAL(エアポートオーバル)
全長 3428m
選択可能時間帯は夕方。
空港の地下に設置された2つバンクコーナーとその間にある急コーナー1つ、それ以外はストレートで構成されるハイスピードオーバルコース。
アクセル全開でどこまで行けるかが勝負となるが、超高速コースゆえ1つのミスが命取りとなる。

マシン[編集]

マシンは「ドリフト」と「グリップ」の2種に分かれており、「ドリフト」のマシンと「グリップ」のマシンではドリフト中の操作法が少々異なっている。

スタンダードクラス・エクストラクラス[編集]

FIARO(フィアロ)
メーカー:KAMATA タイプ:ドリフト 駆動方式FR ギア数:5
初級者向けドリフト車。車名は初代「リッジレーサー」に登場した「F/A RACING」から(F/Aを「FIA(/→I)」に、Racingを「RO」にしてFIARO)取られており、マシンのデザインも同様である。
TOREADOR(トレアドール)
メーカー:DANVER タイプ:ドリフト 駆動方式:FR ギア数:4
中級者向けドリフト車。大柄で重たい外観に似合わず、走行性能と旋回性能はバランス良くまとまっており、TAやGP攻略では重宝する。
SOLARE(ソラーレ)
メーカー:RIVELTA タイプ:ドリフト 駆動方式:MR ギア数:6
上級者向けドリフト車。走行性能は高いものの旋回性能が極端に劣っており、ドリフト時の挙動も過敏なため、繊細なマシンコントロールを要求される。車名は初代『リッジレーサー』に登場した「RT YELLOW SOLVALOU」及び「RT BLUE SOLVALOU」から来ており、デザインもこれら2車種のフェイスリフトとなっている。
FORTUNE(フォーチュン)
メーカー:KAMATA タイプ:グリップ 駆動方式:FF ギア数:5(STD)、6(EX)
初級者向けグリップ車。旋回性能は高いものの、走行性能は加速・最高速共に低い。
エクストラクラスではエンジンが大きく変化する(EX:2L・V6、OV:4.3L・直4)。
MERCURIO(メルクーリオ)
メーカー:RIVELTA タイプ:グリップ 駆動方式:4WD ギア数:6
中級者向けグリップ車。今作の象徴的存在。走行性能と旋回性能がバランス良くまとまっている。
重量配分に優れたフロントミッドにエンジンを搭載する、ゲーム中唯一の4WD車である。
E.O.(イーオー)
メーカー:HIMMEL タイプ:グリップ 駆動方式:RR ギア数:5(STD)、6(EX)
上級者向けグリップ車。走行性能はスタンダード車中トップ。その一方で旋回性能は低く、さらにハンドリングにクセがあり、ステアリングを切るだけでテールが膨らむ特性がある。

デュエルクラス(デビルカー)[編集]

SPECTRA(スペクトラ)
メーカー:DANVER タイプ:ドリフト 駆動方式:FR ギア数:6
超大型のボディに大馬力、10000ccもの大排気量エンジンを積み、スーパーチャージャーで武装する。外見は1950年代-60年代頃のアメ車ローライダーそのものだが、その中身は3221psを発生させる高出力ユニットで、加速はすさまじく、すぐに最高速の400km/h近くに達する。
一方で旋回性能は最低クラスで、超高速コースであるAIRPORT OVALですらもドリフトなしではクリアできないレベル。また、パワーがあまりに巨大なためにタイヤのグリップが追い付かず、急ハンドルを切るだけで簡単にテールスライド状態になる。
さらに馬力に対してギア比がかなりクロスレシオなため、パワーに比して最高速が頭打ちである。
極限まで高出力を求めてチューニングされているため、レッドゾーンは10000rpm以上となっている。そのため低回転域ではパワー不足となり、低回転域のトルクの強さは失われており、非常にピーキーである。
前述の通り加速力は非常に高いため、使いこなせればテクニカルコースでは最速タイムを叩き出す事も可能。
CRINALE(クリナーレ)
メーカー:RIVELTA タイプ:ドリフト 駆動方式:MR ギア数:7
「デビルカー」の愛称の由来となった車種。マシンのデザインはPS版初代リッジレーサーに登場したデビルカー「13th RACING」のフェイスリフトで、漆黒の車体・悪魔フードクレストマーク・カーナンバー13と、マシンに不吉なオーラが漂う。
エンジンはV12・クアッドターボ。フルブースト時には2000psを超えるパワーを絞り出し、さらに、独特のブローオフバルブの音が大きく鳴り響く。
旋回性能はトレアドールとソラーレの中間レベルで決して悪くはないが、2車種に比べスピードレンジが非常に高いため、コーナーでの姿勢制御は難しい。
RUMEUR(リュムール)
メーカー:SOLDAT タイプ:グリップ 駆動方式:RR ギア数:5
ミニクーペボディの後方にエンジンを積む小型車。フロントビューやボディペイントは愛嬌のある可愛らしいデザインだが、エンジン・マフラーは車体からはみ出しており、それに伴いエンジンフードとリアバンパーも撤去されているため、攻撃的な印象を受ける。
旋回性能は非常に高い。僅か500kgほどの車体を急旋回させ、ほぼ全てのコーナーをアクセル全開で曲がることができるが、その一方でオーバーステアな一面も見られる。
走行性能は控えめで、エクストラ車と同程度かそれ以下の水準にある。
ANGELUS(アンジェラス)
メーカー:KAMATA タイプ:グリップ 駆動方式:MR ギア数:7
通称「エンジェルカー」。カーナンバーは0。マシンのデザインはPS版リッジレーサーレボリューションに登場したデビルカー「WHITE ANGEL」のフェイスリフト。
同時期に発売された『テイルズ オブ エターニア』に登場する晶霊「クレーメル」を原動力とした「クレーメル型W18エンジン」を搭載しており、独特の甲高いエキゾーストノートが特徴である。
4大デュエルカーの中でも最高速において性能が突出しており、その最高速は実に591km/hと、シリーズ最速である。旋回性能も高いが、グリップがあまりに高すぎるためにドリフトの類は一切できず、アクセルオフで急激に旋回性能が向上するという前作『R4』のグリップタイプ寄りの挙動となっており、そのハンドリングはかなり癖が強い。
空気抵抗の関係もあり、2プレイヤーレースでスリップストリームを使わない限り最高速に近いスピードは出せず、単走では400km/h台後半で頭打ちになる。
PAC-MAN(パックマン)
メーカー:NAMCO タイプ:ドリフト 駆動方式:不明
パックマンが搭乗した車両。外見は幼児用四輪車に酷似している。
最高速はデュエルクラスの中でもっとも低く、また、加速力、特に低速からの加速も悪いが、旋回性能・グリップは良い。
プレイヤーが通算3000km走行するだけで解禁される。
サスペンションが極端に柔らかく、走行中は前後左右方向に強烈なピッチングローリングが発生する。
AKABEI(アカベイ)
メーカー:NAMCO タイプ:グリップ 駆動方式:不明
アンジェラス同様グリップ力が非常に高いためドリフトができず、低速では曲がるが最高速付近に近づくとものすごく極端に曲がらなくなる。速ければ速いほど曲がらなくなるという車の性質が出過ぎている。
なお、アカベイ以下の4台は全て形状がスクーターにタイヤを無理やり4本つけたような形状となっており、運転感覚も2輪車のそれとほぼ同じになっている。
AOSUKE(アオスケ)
メーカー:NAMCO タイプ:ドリフト 駆動方式:不明
4速ギアのギア比が合っておらず、加速性能がドライバー同様に「きまぐれ」である。そのため自力でシフトチェンジができないATでは思うような加速ができず、MTでの走行が基本になる。
ただし、最高速はNAMCO車の中で一番高い。
PINKY(ピンキー)
メーカー:NAMCO タイプ:グリップ 駆動方式:不明 ギア数:1
ものすごい加速性能で、スタートでは静止状態からコンマ数秒で200km/h以上となり、僅か3秒ほどで最高速付近に達する。
GUZUTA(グズタ)
メーカー:NAMCO タイプ:ドリフト 駆動方式:不明
恐らく全車種中もっとも扱いにくい車。最高速も低く、直進時は簡単にリアがスライドしそうになるが、ドリフトさせるとグリップが妙に上がるハイサイドの状態になる。そのためコーナリングワークが非常に難しい。なお、グズタが敵として登場した時は、黒煙をあげてエンストしプレイヤーの視界を遮ってくる。

リッジレーサーV アーケードバトル[編集]

アーケードゲーム版第5作目。『リッジレーサーV』をアーケードゲーム用に移植したタイトル。2000年11月28日稼動開始。
この作品に使われた2シート筐体は、後に同じ基板を使用する『湾岸ミッドナイト』に流用された。
サドンデスルールを採用。各1位で次のレースのプレイ料金が無料になり、1位にならなくても料金を支払えばプレイ続行は可能となり、ドライバーズポイントも有効となるなど、独特のクレジットサービスが設定されていた。

レギュレーション[編集]

レース:5ラウンド制
使用マシン:エクストラクラス対応マシン
  • そのためオープニングムービーに登場するソラーレとメルクーリオがエクストラクラス仕様になっている。
使用コース
  • 第1戦~第4戦:以下の4コースから1つずつ選択。但し一度選択したコースは次のレース以降選択出来ない。
    • PARK TOWN(時間帯:日中)
    • OUTER PASS(時間帯:夕刻)
    • ABOVE THE CITY(時間帯:日中)
    • BAYSIDE LINE(時間帯:夕刻)
  • 第5戦(ボーナスレース):SUNNY BEACH(時間帯:夜間)
  • GREEN FIELDとAIRPORT OVALは登場しない。
規定周回数:各コース順走3周。但しBAYSIDE LINEのみ順走2周。
特殊規定:各セクターに制限時間が設けられ、制限時間内に次のチェックポイントまで到達できなかった時は失格となる。
ドライバーズポイント:各レースの順位に応じて、以下のポイントが加算される。コンティニューしなかった場合、ポイントは全て無効となる。
  • 1位:20pt(副賞として、次のレースのコンティニュー料金が無料となる)
  • 2位:16pt(2位以下はコンティニューの際、料金が必要となる)
  • 3位:14pt
  • 4位:12pt
  • 5位:10pt
  • 全5ラウンドの累積ポイント1位が、グランプリ優勝者として、パックマンのトロフィーが授与される。

関連商品[編集]

リッジレーサーV オリジナル・ゲームサウンドトラック
本作のサウンドトラック。日本では2000年1月1日にソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズより発売された。権利関係からか、レース中に流れる一部の楽曲は収録されていない。

脚注[編集]

参考文献[編集]

  • リッジレ-サ-Vオフィシャルガイドブック エンターブレイン ISBN:9784757700208

外部リンク[編集]