ハンベルト・キンテーロ

ハンベルト・キンテーロ
*Humberto Quintero*
	2019年6月11日
基本情報
国籍	ベネズエラ
出身地	スリア州マラカイボ
生年月日	1979年8月2日（44歳）
身長; 体重	5' 9" ＝約175.3 cm; 215 lb ＝約97.5 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	捕手
プロ入り	1997年アマチュア・フリーエージェントとしてシカゴ・ホワイトソックスと契約
初出場	2003年9月3日
最終出場	2014年9月1日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	アンドレス・ベロ教育機関; サンディエゴ・パドレス (2003 - 2004); ヒューストン・アストロズ (2005 - 2011); カンザスシティ・ロイヤルズ (2012); フィラデルフィア・フィリーズ (2013); シアトル・マリナーズ (2013 - 2014);
	この表について

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ウンベント・キンテーロ

ハンベルト・ホセ・キンテーロ（Humberto Jose Quintero, 1979年 8月2日 - ）は、ベネズエラ・スリア州マラカイボ出身の元プロ野球選手（捕手）。

経歴[編集]

プロ入りとホワイトソックス傘下時代[編集]

1997年1月16日にシカゴ・ホワイトソックスと契約してプロ入り。

1999年には、アパラチアンリーグのルーキー級ブリストル・ホワイトソックス（英語版）でプロデビュー。

2000年は、A級バーリントン・ビーズ（英語版）でプレーした。

2001年は、A級カナポリス・インティミデイターズ（英語版）^[1]、A+級ウィンストン・セイラム・ワースホッグス（英語版）、AA級バーミングハム・バロンズでプレーした。

パドレス時代[編集]

2002年7月12日にサンディエゴ・パドレスへ移籍した。

2003年9月3日にメジャーデビューを果たした。

アストロズ時代[編集]

2005年3月28日にティム・レディングとのトレードで、ヒューストン・アストロズへ移籍した。開幕は、AAA級ラウンドロック・エクスプレスで迎えたものの、ラウル・チャベスが故障者リスト入りしたため、6月1日にメジャーに昇格した。

2006年のシーズンの多くをAAA級ラウンドロックで過ごすも、J.R.ハウス（英語版）が故障者リスト入りしたことに伴い、メジャー昇格。

2007年は開幕ロースター入りするも、6月10日にAAA級ラウンドロックへ降格。9月26日に再昇格した。

2008年も2年連続で開幕ロースター入りするも試合に出ることなく、4月14日に降格する。シーズンを通して昇降格を繰り返すも、最終的には59試合に出場した。

2009年は開幕スタメンに名を連ねる。シーズンではイバン・ロドリゲスに次ぐ2番手捕手として活躍する。

2010年はケビン・キャッシュのバックアップとして活躍する。このシーズンはジェイソン・カストロとしのぎを削る。シーズンを通して自己最多の88試合に出場した。

アストロズ退団後[編集]

2012年3月20日にケビン・チャップマンとのトレードで、ジェイソン・ブルジョワと共にカンザスシティ・ロイヤルズへ移籍した^[2]。6月27日にDFAとなった^[3]後、7月5日に放出された^[4]。7月14日にマイアミ・マーリンズとマイナー契約を結び、傘下のAAA級ニューオーリンズ・ゼファーズでプレーした。7月20日に自由契約となった。7月28日にミルウォーキー・ブルワーズとマイナー契約を結び、傘下のAAA級ナッシュビル・サウンズでプレーした。10月29日にFAとなった。

2013年は、出場停止処分のカルロス・ルイーズのバックアップとしてフィラデルフィア・フィリーズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加した。4月28日にDFAとなり^[5]、マイナー落ちした。ルイーズが故障者リスト入りしたことに伴い、メジャーに再昇格する。また、エリック・クラッツも故障者リスト入りしたため9試合で先発出場する。しかし、両選手が復帰したため、6月24日に2度目のDFAとなった後、FAとなった。6月26日にシアトル・マリナーズと契約を結んだ。10月31日にFAとなった。

2014年1月6日にマリナーズとマイナー契約で再契約した^[6]が、3月25日に放出された。3月26日に契約内容を変更して、マリナーズとマイナー契約で再契約した。

2015年1月21日にボストン・レッドソックスとマイナー契約を結び、傘下のAAA級ポータケット・レッドソックスでプレーした。オフの11月6日にFAとなった。2015年11月20日にトロント・ブルージェイズとマイナー契約を結んだ^[7]。

2016年は開幕から傘下のAAA級バッファロー・バイソンズでプレーしていたが、4月18日に自由契約となった。翌日の4月19日にデトロイト・タイガースとマイナー契約を結び、傘下のAAA級トレド・マッドヘンズでプレーしていたが、5月18日に自由契約となった^[8]。

現役引退後[編集]

2016年6月よりアリゾナ・ダイヤモンドバックスのブルペン捕手に就任した^[9]。2021年限りで退団した。

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

年度	球団	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	塁打	打点	盗塁	盗塁死	犠打	犠飛	四球	敬遠	死球	三振	併殺打	打率	出塁率	長打率	O P S
2003	SD	12	24	23	1	5	0	0	0	5	2	0	0	0	0	1	1	0	6	0	.217	.250	.217	.467
2004	SD	23	78	72	7	18	3	0	2	27	10	0	2	0	1	5	0	0	16	5	.250	.295	.375	.670
2005	HOU	18	57	54	6	10	1	0	1	14	8	0	0	2	0	1	1	0	10	3	.185	.200	.259	.459
2006		11	22	21	2	7	2	0	0	9	2	0	0	0	0	1	0	0	3	2	.333	.364	.429	.793
2007		29	57	53	2	12	2	0	0	14	1	0	0	0	0	2	1	2	13	2	.226	.281	.264	.545
2008		59	183	168	16	38	6	0	2	50	12	0	0	5	0	6	0	4	34	5	.226	.270	.298	.568
2009		60	168	157	11	37	8	1	4	59	14	0	0	0	0	7	1	4	41	8	.236	.286	.376	.662
2010		88	276	265	13	62	10	0	4	84	20	0	0	1	0	8	2	2	59	5	.234	.262	.317	.579
2011		79	272	262	22	63	12	1	2	83	25	1	0	1	2	6	2	1	53	10	.240	.258	.317	.575
2012	KC	43	144	138	7	32	12	0	1	47	19	0	1	0	1	4	0	1	28	1	.232	.257	.341	.598
2013	PHI	24	68	64	3	16	4	0	2	26	9	0	0	0	0	3	1	1	15	3	.250	.294	.406	.700
2013	SEA	22	72	67	5	15	1	0	2	22	4	0	0	2	0	3	0	0	15	3	.224	.257	.328	.585
'13計		46	140	131	8	31	5	0	4	48	13	0	0	2	0	6	1	1	30	6	.234	.267	.327	.594
2014		3	2	2	0	0	0	0	0	0	1	0	0	0	0	0	0	0	1	0	.000	.000	.000	.000
MLB：12年		471	1423	1346	95	315	61	2	20	440	127	1	3	11	4	47	9	15	294	47	.234	.267	.327	.594

年度別守備成績[編集]

捕手守備

年度	球団	捕手（C）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	捕逸	企図数	許盗塁	盗塁刺	阻止率
2003	SD	11	52	2	1	1	.982	2	3	2	1	.333
2004	SD	21	130	10	0	0	1.000	0	9	8	1	.111
2005	HOU	16	86	5	1	0	.989	0	9	7	2	.222
2006		10	42	6	0	3	1.000	1	5	2	3	.600
2007		26	97	13	2	0	.982	1	13	8	5	.385
2008		59	373	26	1	3	.998	1	24	15	9	.375
2009		59	358	36	5	6	.987	5	26	14	12	.462
2010		87	561	49	5	5	.992	4	54	35	19	.352
2011		77	541	43	5	9	.992	3	62	48	14	.226
2012	KC	43	310	28	5	5	.985	2	49	32	17	.347
2013	PHI	21	123	14	4	1	.972	0	19	14	5	.263
2013	SEA	21	158	12	1	3	.994	2	14	7	7	.500
'13計		42	281	26	5	4	.984	2	33	21	12	.364
2014		3	4	0	0	0	1.000	0	0	0	0	----
MLB		454	2835	244	30	36	.990	21	287	192	95	.331

一塁守備

年度	球団	一塁（1B）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2005	HOU	1	0	1	0	0	1.000
MLB		1	0	1	0	0	1.000

背番号[編集]

11（2003年 - 2004年）
9（2005年）
46（2006年 - 2007年）
55（2008年 - 2011年）
33（2012年）
12（2013年 - 同年途中）
35（2013年途中 - 2014年）

脚注[編集]

^ 2001年よりホワイトソックス傘下
^ Royals land a catcher in Quintero
^ Royals designate Quintero, add Bourgeois
^ Royals ask release waivers on Quintero
^ Quintero designated for assignment by Phils
^ “Mariners sign Catcher Humberto Quintero to Minor League deal with Spring Training Invite”. MLB.com Mariners Press Release. (2014年1月6日) 2014年1月7日閲覧。
^ Chisholm, Gregor (2015年11月20日). “Blue Jays sign Quintero to Minor League deal”. MLB.com. 2017年2月20日閲覧。
^ MLB公式プロフィール参照。2017年2月20日閲覧。
^ Piecoro, Nick (2016年6月24日). “Throwing issues still surfacing for Jake Lamb”. azcentral.com. 2017年2月20日閲覧。

外部リンク[編集]

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)

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[1] 2001年よりホワイトソックス傘下

[2] Royals land a catcher in Quintero

[3] Royals designate Quintero, add Bourgeois

[4] Royals ask release waivers on Quintero

[5] Quintero designated for assignment by Phils

[6] “Mariners sign Catcher Humberto Quintero to Minor League deal with Spring Training Invite”. MLB.com Mariners Press Release. (2014年1月6日) 2014年1月7日閲覧。

[7] Chisholm, Gregor (2015年11月20日). “Blue Jays sign Quintero to Minor League deal”. MLB.com. 2017年2月20日閲覧。

[MLBstats-8] MLB公式プロフィール参照。2017年2月20日閲覧。

[9] Piecoro, Nick (2016年6月24日). “Throwing issues still surfacing for Jake Lamb”. azcentral.com. 2017年2月20日閲覧。

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[2]

[3]

[4]

[5]

[6]

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[8]

[9]

年度	球団	一塁（1B）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2005	HOU	1	0	1	0	0	1.000
MLB		1	0	1	0	0	1.000