キンダガートン・コップ

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キンダガートン・コップ
Kindergarten Cop
監督 アイヴァン・ライトマン
脚本 マーレイ・セーラム
ハーシャル・ウェイングロッド
ティモシー・ハリス
原案 マーレイ・セーラム
製作 アイヴァン・ライトマン
ブライアン・グレイザー
製作総指揮 ジョー・メジャック
マイケル・C・グロス
出演者 アーノルド・シュワルツェネッガー
音楽 ランディ・エデルマン
撮影 マイケル・チャップマン
編集 ブルーノ・ルペオ
製作会社 イマジン・エンターテインメント
配給 アメリカ合衆国の旗 ユニバーサル映画
日本の旗 UIP
公開 アメリカ合衆国の旗 1990年12月21日
日本の旗 1991年6月29日
上映時間 111分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $15,000,000[1]
興行収入 $201,957,688[1]
次作 キンダガートン・コップ2英語版
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キンダガートン・コップ』(原題: Kindergarten Cop)は、1990年公開のアメリカ合衆国コメディ映画

あらすじ[編集]

麻薬密売組織のボス・クリスプを追っている刑事のキンブルは、クリスプが街のチンピラのダニーを殺したことを理由に殺人容疑で逮捕する。しかし、ダニーの彼女シンディは法廷での証言を拒否したため、このままではクリスプは釈放されてしまう。キンブルは麻薬密売の証言を得るため、クリスプの金を持ち逃げしてボストン近郊の住宅地に住んでいるという元妻を探すことになる。彼女の子供が通っている幼稚園に潜入捜査することになったが、保母役として潜入する予定だった相棒オハラが食中毒を起こしてしまい、潜入出来なくなってしまう。キンブルは仕方なく代わりの保育士として幼稚園に潜入するが、30人の幼稚園児のパワーに圧倒され怖気付いてしまう。同僚のジョイスや彼女の息子ドミニクに励まされクリスプの子供を探そうとするが、子供を手懐けることが出来ずに自信をなくしていく。

キンブルは情報交換のためオハラと外食しようとするが、そこでジョイス母子と出会い食事を共にし、ジョイスとの交流を深める。翌日、オハラからのアドバイスを受けたキンブルは園児たちを相手に「警察学校ごっこ」を始め、次第に園児たちから慕われるようになる。そんな中、ジョイスから「夫から逃れるために各地を逃げ回っている」と聞かされたキンブルは、彼女こそが探し求めていたクリスプの妻だと確信する。同じ頃、クリスプの母エリノアの差し金でシンディが殺され、クリスプが釈放される。母と合流したクリスプは、ドミニクを奪い返すためボストンに向かう。市警からクリスプが迫っていることを聞かされたキンブルとオハラは、ジョイスに正体を明かして協力を求めるが、騙されていたことを知ったジョイスは憤慨して逃げ出そうとする。キンブルはジョイスを説得して、ドミニクを守り抜くことを誓うが、幼稚園に侵入したクリスプが放火して騒ぎを起こし、ドミニクを連れ去ってしまう。それに気付いたキンブルはクリスプを追い、合流しようとしたオハラはエリノアの車にはねられ拳銃を奪われてしまう。

キンブルはクリスプを追い詰めるが、クリスプはドミニクを人質にして逃げようとする。ドミニクが懐に隠していたキンブルのフェレットに首を噛まれ激痛でジョンの脚を誤射し、その隙を突いたキンブルはクリスプを射殺する。ドミニクはジョイスに保護されるが、キンブルは背後からエリノアに撃たれ重傷を負ってしまう。エリノアはキンブルを殺そうとするが、駆け付けたオハラにバットで殴り倒され逮捕される。意識を失ったキンブルは園児たちが心配する中病院に運ばれていく。数日後、回復したキンブルは幼稚園に戻り、園児たちやジョイスとの再会を喜ぶ。

登場人物[編集]

ジョン・キンブル
演:アーノルド・シュワルツェネッガー
ロサンゼルス市警の鬼刑事。フェレットを飼っている。飛行機内で騒ぐ子供達に目の前で鉛筆を親指でへし折り「これ以上わめくと、こうなるぞ…!」と脅すほどの子供嫌い。
目を離した隙に教室で好き放題する園児達に激昂して「黙れ!!」と一喝して、モーテルに戻ったときには疲れ果てた。オハラの励ましで「警察学校」を開校したり、警笛を鳴らすなどスパルタ方針で指導する。
ジョイス・パルミエリ
演:ペネロープ・アン・ミラー
キンブルが担当する園児ドミニクの母親で、同園の女教師。クリスプの元妻で、「クリスプの金を持ち逃げした」とされていたが、それはクリスプが広めた嘘だった。
ドミニク・パルミエリ
演:ジョセフ・カズンズ、クリスチャン・カズンズ
ジョイスとクリスプの子供。ジョンが家庭訪問に来た時、自宅周辺に作った秘密基地を見せて悪人達から防衛を試みる。ある夜、レーザー砲をテレビ搭に設置しようとするが命綱なしで梯子を上っている途中、鳥に驚いて宙吊りになるがジョンに助けられる。
フィービー・オハラ
演:パメラ・リード
ロサンゼルス市警の女刑事。刑事になる前に保母をしていた経験から臨時教員になろうとするが、食中毒のためモーテルで待機する。回復後はキンブルの情報を元に捜査を進める。
ヘンリー・シュープ
演:ボブ・ネルソン
オハラの婚約者。モーテルの部屋にいたが、ジョンに侵入者と間違えられベレッタで脅される。
トイレで着替える前に大慌てで股間をクッションで隠す位お茶目。ジョンの見舞いで結婚式に招待した。
シュロウスキー
演:リンダ・ハント
小学校の校長(幼稚園は小学校付属)。面接の時に園児たちに一切の危害が及ばないように忠告する。
ジョンがザックの父を懲らしめた後、校長室にジョンを呼び出し、経歴詐称を指摘した上「フェレットを皆に見せたり警笛を鳴らすのは憤慨に値するわ」と叱るが「あなたはすばらしい先生よ」と褒める。
カレン・クリスプ
演:リチャード・タイソン
麻薬密売組織のボス、先妻の息子ドミニクを探していた。
ダニー
演:トム・カーランダー
シンディの交際相手。金と引き換えにクリスプにジョイスの居場所を教えるが、直後に射殺される。
シンディ
演:アリックス・コロムゼイ
ダニーの交際相手。エリノアの依頼を受けた麻薬密売人に高濃度の麻薬を渡され、それを吸引して死亡する。
エリノア・クリスプ
演:キャロル・ベイカー
クリスプの母親。息子と同様にジョイスを除いた「家族全員」で暮らすため、ドミニクを探し回っている。
ザック・サリバン
演:ジャスティン・ページ
ジョンのクラスにいる内気な子。クリスプと似ており、初めはジョンにクリスプの子ではないかと推測されていた。クラスの誰とも遊ばずにいたため、皆からは「うんこ顔」と呼ばれていた。その原因は父親から暴行を受けていたことだった。ジョンが担任を受け持ってからは明るい性格になっていく。

キャスト[編集]

役名 俳優 日本語吹替
ソフト版 テレビ朝日
ジョン・キンブル アーノルド・シュワルツェネッガー 大塚明夫 玄田哲章
ジョイス ペネロープ・アン・ミラー 土井美加 佐藤しのぶ
オハラ パメラ・リード 弥永和子 小宮和枝
シュロウスキー リンダ・ハント 京田尚子
クリスプ リチャード・タイソン 鈴置洋孝 江原正士
クリスプの母親 キャロル・ベイカー 竹口安芸子 小沢寿美恵
ドミニク ジョセフ・カズンズ 大谷育江 林勇
クリスチャン・カズンズ
ヘンリー ボブ・ネルソン 辻親八 斎藤志郎
ジリアン キャシー・モリアーティ 小宮和枝 ※登場シーンカット
スチュワーデス アンジェラ・バセット
演出:壺井正、翻訳:宇津木道子
その他の声の出演:若林久弥雨蘭咲木子岩田安生藤木聖子中博史益富信孝石波義人小山田詩乃宮寺智子水野龍司相沢正輝相沢恵子平尾仁彰堀部隆一

スタッフ[編集]

続編[編集]

続編『キンダガートン・コップ2』がドルフ・ラングレン主演のオリジナルビデオとして2016年8月3日にDVDがリリースされた[2]。なお、主人公のザック・リード(ドルフ・ラングレン)の吹き替えは、ジョン・キンブルをソフト版でも演じている大塚明夫が担当している。なお、大塚はドルフを専属で吹き替えている。

脚注[編集]

  1. ^ a b Kindergarten Cop (1990)”. Box Office Mojo. 2009年11月3日閲覧。
  2. ^ キンダガートン・コップ 2”. BCユニバーサル・エンターテイメントジャパン. 2016年8月2日閲覧。

外部リンク[編集]