こんな男でよかったら

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
こんな男でよかったら
ジャンル テレビドラマ
脚本 早坂暁
演出 荻野慶人
出演者 渥美清
栗原小巻
島田陽子
倍賞美津子
ミヤコ蝶々
オープニング 主題歌:渥美清『こんな男でよかったら』
製作
プロデューサー 志波英樹
制作 よみうりテレビ国際放映
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1973年4月2日〜1973年9月24日
放送時間月曜日22:00〜22:55
放送枠よみうりテレビ制作月曜10時枠連続ドラマ
放送分55分
回数26
テンプレートを表示

こんな男でよかったら』(こんなおとこでよかったら)は、1973年4月2日から同年9月24日まで、読売テレビが制作し、日本テレビ系列の毎週月曜日22:00 - 22:55の枠で放送されたテレビドラマ。全26回。

概要[編集]

毎週月曜日22時の枠において第1作となるテレビドラマ。天涯孤独な中年男で作詞家を自称する主人公・余 七五郎(あまり しちごろう)がのどかな城下町・岐阜県郡上八幡に突然やって来た。幻の故郷と幻の母を求めて来たとのことで、その幻の母とはお福のことだという。町の人々を巻き込んだ様々な騒動を描いた人情と望郷の喜劇[1]

山田洋次も企画に係わり、主演の渥美清との『男はつらいよ』のコンビが本作でも揃った[1]。「ハイカラな寅さん」を目指したという[1]フォークシンガー高石ともやが本作でドラマの劇伴音楽を初めて担当、自らバンジョーを弾きながらのナレーションも担当していた[2]。なお、本作には精神障害者に対する差別用語が台詞の中に含まれていたことがあり、1974年4月14日に再放送された時には読売テレビに抗議があり、局側が陳謝したということがあった[3]

出演[編集]

ゲスト[編集]

スタッフ[編集]

  • プロデューサー:志波英樹(よみうりテレビ)[9]
  • 脚本:早坂暁
  • 演出:荻野慶人
  • 音楽・ナレーター:高石ともや
  • 制作:国際放映、よみうりテレビ

主題歌[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e 1973年4月2日 読売新聞朝日新聞毎日新聞京都新聞 各テレビ欄での本番組紹介記事より
  2. ^ 『大衆とともに25年 写真集』日本テレビ放送網、1978年 p.62
  3. ^ テレビドラマデータベース「こんな男でよかったら」
  4. ^ a b 第25話(9月17日放送)で明らかに。
  5. ^ 週刊TVガイド 1973年7月20日号 p.92
  6. ^ 第19話(8月6日放送)で明らかに。
  7. ^ 第20話(8月13日放送)で明らかに。
  8. ^ 島田陽子は、第14話(7月2日放送)では「光子」役と二役を演じている。
  9. ^ 週刊TVガイド 1973年4月7日号 本作の記事より。
読売テレビ 月曜22時枠
前番組 番組名 次番組
ご両人登場
(22:00 - 22:30)
【火曜22:30へ移動】
【日本テレビ制作】
金田正一のゴルフツアー
(22:30 - 22:55)
【日本テレビ制作】
こんな男でよかったら
(1973.4.2 - 1973.9.24)
【当番組よりYTV制作ドラマ枠