農夫の朝食
農夫の朝食(のうふのちょうしょく、独: Bauernfrühstück)は、ジャガイモを使ったドイツ料理の一つ。レストランでもメニューに掲載されている。
概要
小さく角切りにしたベーコン(あるいはソーセージ、燻製肉)と予め茹でたジャガイモをスライスしたもの、タマネギ、ニラ、ネギをこんがりと炒めて、最後に溶き卵で閉じたもの。スライスしたジャガイモの炒め物料理のバリエーションの一つ。
鶏卵でオムレツのように閉じてもいい。その場合は「ドイツ風オムレツ」と呼ばれることもある。サラダやきゅうりピクルスを添えて供される。
似たような料理に「ツヴィーベル・フライシュ」(Zwiebelfleisch)と呼ばれるものがある。「たまねぎ(Zwiebel)肉(Fleisch)炒め」の意。ビヤホールなどのメニューにある。 早い話が「農夫の朝食」の牛肉版である。
参考文献
- Erhard Gorys: Das neue Küchenlexikon. Von Aachener Printen bis Zwischenrippenstück (= dtv, Nr. 36245). 11. Auflage, aktualisierte Neuausgabe. Deutscher Taschenbuch Verlag, München 2007, ISBN 978-3-423-36245-0.
- Richard Hering (Koch)|Richard Hering; F. Jürgen Herrmann (Bearb./Hrsg.): Herings Lexikon der Küche. 23., erweiterte Auflage. Fachbuchverlag Pfanneberg, Haan-Gruiten 2001, ISBN 3-8057-0470-4.