東宮下

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東宮下

ひがしみやした
東宮下交差点
東宮下交差点
日本
都道府県 埼玉県
市町村 さいたま市見沼区
地域 大宮地区
人口
2016年(平成28年)3月1日現在)
 • 合計 4,501人
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
337-0012

東宮下(ひがしみやした)は、埼玉県さいたま市見沼区の地名。現行行政地名は東宮下一丁目から東宮下三丁目及び大字東宮下。本項では同地域にかつて存在した北足立郡東宮下村(ひがしみやしたむら)についても記す。

地理

さいたま市見沼区東端部に位置する。西で新堤東門前風渡野、北で宮ヶ谷塔、南で大谷膝子、東で岩槻区加倉・谷下に接し、概ね綾瀬川の右岸に位置する。
埼玉県道65号さいたま幸手線が縦断し、南部を埼玉県道105号さいたま鳩ヶ谷線が通過する。
当地区は住宅地農地が混在し、埼玉県道65号さいたま幸手線以東が東宮下一 - 三丁目となり、その他が大字東宮下である。また、見沼代用水東縁の直下には活断層綾瀬川断層が存在することで知られている。

区域区分

  • 市街化区域
    • 大字東宮下の一部
      • 概ね埼玉県道105号さいたま鳩ヶ谷線沿いから見沼代用水東縁以西
  • 市街化調整区域
    • その他の大字東宮下
      • 概ね見沼代用水東縁以東、並びに埼玉県道65号さいたま幸手線以東
    • 東宮下一 - 三丁目全域

河川

小字

大字東宮下

  • 梅ノ木、相ノ谷、諏訪、西、新西が小字として現存する。

東宮下一 - 三丁目

  • 子ノ神、宮ノ下、原田、塚ノ下、薬師下、中里、下ノ里が小字として存在したが、一部を除き消滅した。
    • 旧字下ノ里の名は「下里公園」として残る。また、旧字中里にある東京ガス大宮東バルブステーション建設時に遺跡の発掘調査が行われ、その遺跡を「中里遺跡」と言う。

歴史

東宮下村
廃止日 1913年4月2日
廃止理由 新設合併
大谷村猿ヶ谷戸村東門前村東宮下村膝子村新堤村風渡野村七里村
現在の自治体 さいたま市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 埼玉県
北足立郡
総人口 442
(埼玉県市町村誌、1889年
隣接自治体 北足立郡風渡野村、東門前村、新堤村、膝子村
南埼玉郡柏崎村
東宮下村役場
所在地 埼玉県北足立郡猿ヶ谷戸村
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江戸時代初期、風渡野村から分村した宮下村が前身。宮之下・宮ノ下とも称した。同時期、当村から中里村がいったん分村したが、元禄期には当村に含まれ、小字となっている。1879年、同じ北足立郡内に同名村(現上尾市西宮下)が存在したので区別するために東宮下村に改称した。

地名の由来

宮ヶ谷塔村の氷川神社の下に位置したことから。

沿革

交通

鉄道

バス

当地区には大宮駅、北浦和駅、東大宮駅からの路線バス及びさいたま市コミュニティバスが運行されている。特に路線バスは深夜バスも運行されており、鉄道も含め公共交通機関の便は比較的高い地区である。

道路

地域

住宅団地

大字東宮下

県営住宅

大字東宮下

  • 大宮東宮下住宅
    • 通称名:県営大宮東宮下団地。概ね団地の北半分が大字新堤、南半分が大字大谷に属するが、団地の東側にある高層団地1~6号棟の内、1~5号棟が当地区内にあたる。
      ※6号棟は大字大谷に属する

施設

大字東宮下

東宮下一丁目

東宮下二丁目

  • 株式会社森田エンタープライズ
    • 東宮下工場/配送センター
  • ホワイト急便東宮下工場
    • 東宮下工場前店
  • 東宮下親水公園
  • 東京ガス大宮東バルブステーション

東宮下三丁目

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク