寧夏回族自治区

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寧夏回族自治区
略称: 寧 (拼音: Níng)
寧夏回族自治区の位置
簡体字 宁夏
繁体字 寧夏
拼音 Níngxià
カタカナ転記 ニンシャー
自治区首府 銀川市
最大都市 銀川市
区委書記 張毅(前中国共産党中央紀律検査委員会副書記)
自治区主席 王正偉(前寧夏回族自治区常務副主席、元銀川市委書記)
面積 66,000 km² (27位)
人口 (2004年)
 - 人口密度
5,880,000 人 (29位)
89.1 人/km² (25位)
GDP (2008年)
 - 一人あたり
1,098.5 億 (29位)
17,892 (20位)
HDI (2006年) 0.737 () (25位)
主要民族 漢民族 - 79%
回族 - 20%
満州族 - 0.4%
地級行政区 5 個
県級行政区 21 個
郷級行政区 219 個
ISO 3166-2 CN-64
公式サイト
http://www.nxny.gov.cn/

寧夏回族自治区(ねいかかいぞくじちく)は中華人民共和国西北部に位置する自治区である。首府銀川市

地理

自治区北部は内蒙古自治区、南部は甘粛省と接する。東部の一部は陝西省と接している[1]

自治区は黄河の上流域に位置し、地勢は全体として南が高く北が低い。南部は黄土高原や六磐山地が大部分を占め、北部は寧夏平原が大部分を占め、西北部は賀蘭山が占めている。

黄河沿いの寧夏平原には、銀川をはじめとする都市が集中し、人口も集中している。

中部の固原より北は北部、南は南部と区分されている。

砂漠化が進んでいる地域の一つでもある。

気候

一月の平均気温は北部が-10度、南部が-8度、七月の平均気温は北部が22度、南部が18度で、北部が南部より温度差が大きいのが特徴である。

年の平均降水量は北部が約200ミリ、南部が500ミリで、南部が湿潤で北部が乾燥している。

民族

回族イスラム教徒で長年の混血のため外見上は漢族と見分けがつかないが、起源は元代中国に流入したトルコ人ペルシャ人アラブ人などの西域民族とされている。回族が自治区人口の三分の一を占め、残りは殆どが漢族である。

歴史

の属地・北地郡であり、漢代には朔方郡となった。宋代には党項民族が勢力を拡大して西夏王国を建国した。西夏のは現・銀川に在り、シルクロードを押さえて強盛を誇ったが、蒙古に滅ぼされた。元代に寧夏路が設置されたが、この頃から西方民族が流入してイスラム化が進行した。清代には寧夏府が設置されている。

中華民国成立後も甘粛省寧夏道とされたが、1929年寧夏省が新設された。中華人民共和国成立後は甘粛省寧夏地区とされたが、1958年に省級の寧夏回族自治区が設置され現在に至る。

行政区画

寧夏回族自治区は5地級市(地区クラスの市)を管轄する。

経済

黄河が流れる寧夏平原は昔から魚や米がよく収穫され、「天下黄河富寧夏」といわれた。

農業における主要な作物は、北部では小麦水稲・玉米・油菜甜菜西瓜等、南部では麦・胡麻などが有る。、自治区は中国でも上位に位置する著名な羊の毛皮の産地で、中国各地に売られている。

国際的にも高品質の石炭、太西石炭を算出する。また石膏埋蔵量は中国一[1]

教育

脚注

  1. ^ a b 寧夏回族自治区 概況” (PDF). みずほコーポレート銀行 (2011年12月). 2012年3月29日閲覧。

外部リンク