ロッブリー県

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ロッブリー県
จังหวัดลพบุรี
ロッブリー県の位置
タイの国旗 タイ王国
県庁所在地ムアンロッブリー郡
面積6,199.753 km²
人口757,970 人 2013年
人口密度122.25 人/km²
ISO 3166-2TH-16
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ロッブリー県(ロッブリーけん、タイ語:จังหวัดลพบุรี)はタイ王国中部の県(チャンワット)の1つである。ペッチャブーン県チャイヤプーム県ナコーンラーチャシーマー県サラブリー県アユタヤ県アーントーン県シンブリー県ナコーンサワン県と接する。

地理

ロッブリー県はチャオプラヤー川東部に広がっている。比較的平坦な土地が広がっている。

歴史

ロッブリーの歴史タイ族南下以前に遡ることができる。 ロッブリーは6世紀11世紀に存在したドヴァーラヴァティー時代にすでに都市が開発され、ラヴォーと呼ばれていた。 7世紀に真臘の影響を受け、ラヴォー王国がドヴァーラヴァティー王国から独立。 9世紀にクメール王朝がこのロッブリーを領有したが、1115年タイ仏暦1658年)と1155年(タイ仏暦1698年)の二回、中国と交易をするための大使を送るため一時的に独立させた。 その後1289年(タイ仏暦1832年)にも独立したが、すぐにスコータイ王朝の支配下に入った。 17世紀アユタヤ王朝ナーラーイ王オランダの侵攻を恐れ、すぐにでも遷都できるよう、ロッブリーを副都に定めた。

県章

県章

県章にはナーラーイ王がデザインされている。

県木・県花はミサキノハナMimusops elengi)。

行政区

ロッブリー県内に設定されている郡。

ロッブリー県は11郡(アムプー)に分かれ、その下に124の町(タムボン)、1110の村(ムーバーン)がある。

  1. ムアンロッブリー郡
  2. パッタナーニコム郡タイ語版
  3. コークサムローン郡タイ語版
  4. チャイバーダーン郡タイ語版
  5. ターウン郡タイ語版
  6. バーンミー郡タイ語版
  1. タールワン郡タイ語版
  2. サボート郡タイ語版
  3. コークチャルーン郡タイ語版
  4. ラムソンティ郡タイ語版
  5. ノーンムワン郡タイ語版

その他

ロッブリー県には2013年5月現在において、タイ王国内で最大規模の太陽光発電所である、ロッブリー太陽光発電所が設置されている [1] [2]

2018年1月、三重県内で暴力団幹部を殺害した容疑で国際手配をかけられていた日本人が県内で逮捕されている[3]

出典