ターナー・ウォード

ターナー・ウォード
*Turner Ward*
セントルイス・カージナルス打撃コーチ補佐 #49
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	フロリダ州オーランド
生年月日	1965年4月11日（59歳）
身長; 体重	6' 2" ＝約188 cm; 204 lb ＝約92.5 kg
選手情報
投球・打席	右投両打
ポジション	外野手
プロ入り	1986年 MLBドラフト18巡目
初出場	1990年9月10日
最終出場	2001年7月27日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	選手歴サツマ高等学校（英語版）; フォークナー州立大学（英語版）; 南アラバマ大学（英語版）; クリーブランド・インディアンス (1990 - 1991); トロント・ブルージェイズ (1991 - 1993); ミルウォーキー・ブルワーズ (1994 - 1996); ピッツバーグ・パイレーツ (1997 - 1999); アリゾナ・ダイヤモンドバックス (1999 - 2000); フィラデルフィア・フィリーズ (2001); コーチ歴アリゾナ・ダイヤモンドバックス (2013 - 2015); ロサンゼルス・ドジャース (2016 - 2018); シンシナティ・レッズ (2019); セントルイス・カージナルス (2022 - );
	この表について

ターナー・マックス・ウォード（Turner Max Ward, 1965年 4月11日 - ）は、アメリカ合衆国フロリダ州オーランド出身の元プロ野球選手（外野手）。右投両打。

経歴

現役時代

1986年のMLBドラフト18巡目（全体470位）でニューヨーク・ヤンキースから指名され、プロ入り。

クリーブランド・インディアンスへ移籍後の1990年9月10日にメジャーデビュー。現役時代は主に控え外野手として6球団を渡り歩いた。

フィラデルフィア・フィリーズでプレーの2001年を最後に引退した。

引退後

引退後は2006年からピッツバーグ・パイレーツ傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・パイレーツ（2006年）とA-級ステート・カレッジ・スパイクス（2007年）で監督を務めた。2008年からはアリゾナ・ダイヤモンドバックス傘下のAA級モービル・ベイベアーズへ移り、打撃コーチ（2008年 - 2010年）と監督（2011年 - 2012年）を歴任した。2013年から2015年まではダイヤモンドバックスの打撃コーチ補佐を務め、2016年からはロサンゼルス・ドジャースの打撃コーチに就任した^[1]。

2019年にはシンシナティ・レッズの打撃コーチに就任する^[2]も、1年限りで退団となった^[3]。

2022年からはセントルイス・カージナルスの打撃コーチ補佐を務める^[4]。

人物

パイレーツ在籍時の1998年5月3日のドジャース戦（スリー・リバース・スタジアム）で右翼手として守備中、マイク・ピアッツァが放った打球をフェンスにぶつかりながら好捕した。だが、その際にフェンスが崩れ、本塁側からの映像で見るとウォードがフェンスの奥へ消えたかのような光景になった（なお、この捕球の後に三塁走者が生還したため、記録は右犠飛）^[5]^[6]。

ドジャースの打撃コーチになってからは、ヤシエル・プイグが本塁打を放ってベンチに戻った後、（スキンシップとして）ウォードの頬にキスをするシーンが頻繁に見られた^[7]。

詳細情報

年度別打撃成績

年度	球団	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	塁打	打点	盗塁	盗塁死	犠打	犠飛	四球	敬遠	死球	三振	併殺打	打率	出塁率	長打率	O P S
1990	CLE	14	49	46	10	16	2	1	1	23	10	3	0	0	0	3	0	0	8	1	.348	.388	.500	.888
1991	CLE	40	114	100	11	23	7	0	0	30	5	0	0	4	0	10	0	0	16	1	.230	.300	.300	.600
1991	TOR	8	14	13	1	4	0	0	0	4	2	0	0	0	0	1	0	0	2	1	.308	.357	.308	.665
'91計		48	128	113	12	27	7	0	0	34	7	0	0	4	0	11	0	0	18	2	.239	.306	.301	.607
1992		18	33	29	7	10	3	0	1	16	3	0	1	0	0	4	0	0	4	1	.345	.424	.552	.976
1993		72	198	167	20	32	4	2	4	52	28	3	3	3	4	23	2	1	26	7	.192	.287	.311	.599
1994	MIL	102	427	367	55	85	15	2	9	131	45	6	2	0	5	52	4	3	68	9	.232	.328	.357	.685
1995		44	146	129	19	34	3	1	4	51	16	6	1	1	1	14	1	1	21	2	.232	.328	.357	.685
1996		43	82	67	7	12	2	1	2	22	10	3	0	1	1	13	0	0	17	3	.179	.309	.328	.637
1997	PIT	71	191	167	33	59	16	1	7	98	33	4	1	3	1	18	2	2	17	1	.353	.420	.587	1.007
1998		123	324	282	33	74	13	3	9	120	46	5	4	4	7	27	1	4	40	4	.262	.328	.426	.754
1999		49	109	91	2	19	2	0	0	21	8	2	2	3	1	13	0	1	9	2	.209	.311	.231	.542
1999	ARI	10	26	23	6	8	1	0	2	15	7	0	0	0	1	2	0	0	6	0	.348	.385	.652	1.037
'99計		59	135	114	8	27	3	0	2	36	15	2	2	3	2	15	0	1	15	2	.237	.326	.316	.642
2000		15	59	52	5	9	4	0	0	13	4	1	1	1	1	5	0	0	7	3	.173	.241	.250	.491
2001	PHI	17	17	15	1	4	1	0	0	5	2	0	0	0	0	1	1	1	6	1	.267	.353	.333	.686
MLB：12年		626	1789	1548	210	389	73	11	39	601	219	33	15	20	22	186	11	13	247	36	.251	.332	.388	.721

年度別守備成績

年度	球団	中堅（CF）						左翼（LF）						右翼（RF）						一塁（1B）						三塁（3B）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
1990	CLE	-						-						13	20	2	1	0	.957	-						-
1991	CLE	2	4	0	0	0	1.000	-						36	61	1	0	0	1.000	-						-
1991	TOR	-						1	0	0	0	0	----	5	5	0	0	0	1.000	-						-
'91計		2	4	0	0	0	1.000	1	0	0	0	0	----	41	66	1	0	0	1.000	-						-
1992		4	9	1	0	0	1.000	2	2	0	0	0	1.000	6	7	0	0	0	1.000	-						-
1993		10	15	0	0	0	1.000	33	52	1	1	0	.981	22	27	1	0	0	1.000	1	3	0	0	0	1.000	-
1994	MIL	52	147	3	1	1	.993	35	67	3	2	0	.972	25	45	2	1	0	.979	-						1	0	1	0	0	1.000
1995		7	2	0	0	0	1.000	26	35	3	0	1	1.000	19	44	2	1	0	.979	-						-
1996		3	11	0	0	0	1.000	15	13	0	0	0	1.000	18	30	1	0	0	1.000	-						-
1997	PIT	31	50	2	0	0	1.000	11	4	0	0	0	1.000	23	14	0	0	0	1.000	-						-
1998		48	96	5	1	1	.990	41	31	1	2	0	.941	22	34	1	0	1	1.000	-						-
1999		22	26	1	2	0	.931	5	1	0	0	0	1.000	13	14	0	0	0	1.000	-						-
1999	ARI	2	7	0	0	0	1.000	-						4	4	0	0	0	1.000	-						-
'99計		24	33	1	2	0	.944	5	1	0	0	0	1.000	17	18	0	0	0	1.000	-						-
2000		1	1	0	0	0	1.000	-						14	33	0	0	0	1.000	-						-
MLB		182	368	12	4	2	.990	169	205	8	5	1	.977	220	338	10	3	1	.991	1	3	0	0	0	1.000	1	0	1	0	0	1.000

背番号

68（1990年）
20（1991年 - 同年途中）
24（1991年途中 - 1993年途中）
16（1993年途中 - 同年終了）
27（1994年- 1996年）
12（1997年 - 1999年途中、2016年 - 2018年）
10（1999年途中 - 2000年、2014年 - 2015年）
25（2001年）
15（2013年）
31（2019年）

脚注

^ The Official Site of The Los Angeles Dodgers: Team: Manager and Coaches
^ Jeff Todd (2018年11月6日). “Reds Hire Turner Ward As Hitting Coach” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年3月29日閲覧。
^ Mark Sheldon (2019年10月1日). “Reds sever ties with hitting coach Ward” (英語). MLB.com. 2019年11月4日閲覧。
^ “Cardinals announce coaching staff for 2022; six coaches returning from last year’s Major League staff along with new bench coach Skip Schumaker & new asst. hitting coach Turner Ward”. MLB.com (2021年11月16日). 2022年5月15日閲覧。
^ LAD@PIT: Ward goes through wall to make play、YouTube）
^ Kevin Gorman (2008年5月2日). “Three Rivers crash still defines Ward” (英語). The Pittsburgh Tribune. 2017年10月19日閲覧。
^ LAD@NYM: Puig crushes solo homer, kisses coach、YouTube）

外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)

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[1] The Official Site of The Los Angeles Dodgers: Team: Manager and Coaches

[2] Jeff Todd (2018年11月6日). “Reds Hire Turner Ward As Hitting Coach” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年3月29日閲覧。

[3] Mark Sheldon (2019年10月1日). “Reds sever ties with hitting coach Ward” (英語). MLB.com. 2019年11月4日閲覧。

[4] “Cardinals announce coaching staff for 2022; six coaches returning from last year’s Major League staff along with new bench coach Skip Schumaker & new asst. hitting coach Turner Ward”. MLB.com (2021年11月16日). 2022年5月15日閲覧。

[5] LAD@PIT: Ward goes through wall to make play、YouTube）

[6] Kevin Gorman (2008年5月2日). “Three Rivers crash still defines Ward” (英語). The Pittsburgh Tribune. 2017年10月19日閲覧。

[7] LAD@NYM: Puig crushes solo homer, kisses coach、YouTube）

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[2]

[3]

[4]

[5]

[6]

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表話編歴セントルイス・カージナルスロースター
投手	64 ライアン・フェルナンデス（英語版） 65 ジオバニー・ガジェゴス 44 カイル・ギブソン 54 ソニー・グレイ 56 ライアン・ヘルズリー 47 ジョン・キング 27 アンドリュー・キットレッジ 66 アダム・クロフェンスタイン（英語版） 62 カイル・リーヒー（英語版） 52 マシュー・リベラトーレ 31 ランス・リン 32 スティーブン・マッツ（故障者リスト） 93 キーナン・ミドルトン（故障者リスト） 39 マイルズ・マイコラス 55 ライリー・オブライエン（英語版）（故障者リスト） 53 アンドレ・パランテ 61 セム・ロバース（英語版） 29 ニック・ロバートソン（英語版） 38 ドリュー・ロム（故障者リスト） 59 ジョジョ・ロメロ 57 ザック・トンプソン
捕手	40 ウィルソン・コントレラス 48 イバン・ヘレーラ 43 ペドロ・パヘス（英語版）
内野手	28 ノーラン・アレナド 26 ルーケン・ベイカー 35 ブランドン・クロフォード 33 ブレンダン・ドノバン 19 トミー・エドマン（故障者リスト） 15 ホセ・ファーミン（英語版） 46 ポール・ゴールドシュミット 16 ノーラン・ゴーマン 22 アルフォンソ・リーバス（英語版） 0 メイシン・ウィン
外野手	41 アレク・バールソン 3 ディラン・カールソン 21 ラーズ・ヌートバー 11 ビクター・スコット2世 63 マイク・シアニ（英語版） 18 ジョーダン・ウォーカー
指名打者	24 マット・カーペンター（故障者リスト）
監督・コーチ	37 オリバー・マーモル（監督） 34 ダニエル・デスカルソ（ベンチコーチ） 49 ターナー・ウォード（打撃コーチ） 87 ブランドン・アレン（打撃コーチ補佐） 90 ダスティ・ブレイク（英語版）（投手コーチ） 60 ディーン・キークヘファー（英語版）（投手コーチ補佐） 82 スタッビー・クラップ（一塁コーチ） 75 ロン・ワーナー（英語版）（三塁コーチ） 74 フリオ・ランヘル（英語版）（ブルペンコーチ兼投手コーチ補佐） 51 ウィリー・マギー（アシスタントコーチ） 88 パッキー・エルキンス（失点阻止コーチ） 94 ジェイミー・ポグ（英語版）（ブルペン捕手） 76 クレイニンガー・テラン（ブルペン捕手）
公式サイト（英語）より　40人ロースター　監督・コーチ一覧　2024年5月5日更新

経歴

現役時代

引退後

人物

詳細情報

年度別打撃成績

年度別守備成績

背番号

脚注

関連項目

外部リンク