ザック・トンプソン (左投手)

ザック・トンプソン
*Zack Thompson*
セントルイス・カージナルス #57
	AAA級メンフィス時代; （2023年6月3日）
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	インディアナ州デラウェア郡セルマ（英語版）
生年月日	1997年10月28日（26歳）
身長; 体重	6' 2" ＝約188 cm; 215 lb ＝約97.5 kg
選手情報
投球・打席	左投左打
ポジション	投手
プロ入り	2019年 MLBドラフト1巡目
初出場	2022年6月3日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	ワパハニ高等学校（英語版）; ケンタッキー大学; セントルイス・カージナルス (2022 - );
	この表について

ザカリー・デビッド・トンプソン（Zachary David Thompson, 1997年 10月28日 - ）は、アメリカ合衆国インディアナ州デラウェア郡セルマ（英語版）出身のプロ野球選手（投手）。左投左打。MLBのセントルイス・カージナルス所属。

経歴[編集]

2016年のMLBドラフト11巡目（全体330位）でタンパベイ・レイズから指名されたが、この時は契約せずにケンタッキー大学へ進学した。

2019年のMLBドラフト1巡目（全体19位）でセントルイス・カージナルスから指名され^[1]、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・カージナルスでプロデビュー。A+級パームビーチ・カージナルス（英語版）でもプレーし、2球団合計で13試合（先発2試合）に登板して防御率3.52、23奪三振を記録した。

2020年は新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグの試合が開催されなかったため、公式戦の登板は無かった。

2021年はAAA級メンフィス・レッドバーズでプレーし、22試合（先発19試合）に登板して2勝10敗2セーブ、防御率7.06、82奪三振を記録した。

2022年は開幕をAAA級メンフィスで迎え、6月3日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした^[2]。同日のシカゴ・カブス戦でメジャーデビューすると、6回から4イニングを最後まで投げ、セーブを記録した^[3]。この年メジャーでは22試合（先発1試合）に登板して1勝1敗1セーブ、防御率2.08、27奪三振を記録した。

エピソード[編集]

トンプソンは前任者のダリル・カイルが2002年シーズン中に死去して以来、20年振りとなるカージナルスの背番号「57」着用者である。

選手としての特徴[編集]

制球は不安定だが、90mph台後半の速球と3000回転に達するカーブで奪三振を量産する^[4]。

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]

年度	球団	登板	先発	勝利	敗戦	セ丨ブ	ホ丨ルド	勝率	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	与死球	奪三振	暴投	失点	自責点	防御率	W H I P
2022	STL	22	1	1	1	1	1	.500	136	34.2	20	3	14	0	27	1	9	8	2.08	0.98
2023	STL	25	9	5	7	0	1	.417	287	66.1	69	8	25	2	72	3	35	33	4.48	1.42
MLB：2年		47	10	6	8	1	2	.429	423	101.0	89	11	39	2	99	4	44	41	3.65	1.27

2023年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]

年度	球団	投手（P）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2022	STL	22	4	3	0	0	1.000
2023	STL	25	2	7	0	1	1.000
MLB		47	6	10	0	1	1.000

2023年度シーズン終了時

背番号[編集]

57（2022年 - ）※カージナルスでは2002年に死去したダリル・カイル以来20年ぶりに背番号57の着用者となる^[5]。

脚注[編集]

^ Anne Rogers (2019年6月2日). “Cards' Day 1 Draft picks boast a lot of upside” (英語). MLB.com. 2021年9月19日閲覧。
^ Steve Adams (2022年6月3日). “Cardinals Promote Zack Thompson, Designate Kramer Robertson” (英語). MLB Trade Rumors. 2023年2月12日閲覧。
^ “St. Louis Cardinals vs Chicago Cubs Box Score: June 3, 2022” (英語). Baseball-Reference.com. 2023年2月12日閲覧。
^ 「2021 - 2025 全30球団未来予想図セントルイス・カーディナルス」『隔月刊スラッガー』2021年3月号日本スポーツ企画出版社 52頁
^ John Denton (2022年6月3日). “Thompson promoted to Cards, given revered No. 57” (英語). MLB.com. 2023年2月12日閲覧。

外部リンク[編集]

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、Baseball-Reference (Register)
Zack Thompson stats MiLB.com （英語）
Zack Thompson (@zack_thompson25) - X（旧Twitter）
Zack Thompson (@zackthompson25) - Instagram

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[1] Anne Rogers (2019年6月2日). “Cards' Day 1 Draft picks boast a lot of upside” (英語). MLB.com. 2021年9月19日閲覧。

[2] Steve Adams (2022年6月3日). “Cardinals Promote Zack Thompson, Designate Kramer Robertson” (英語). MLB Trade Rumors. 2023年2月12日閲覧。

[3] “St. Louis Cardinals vs Chicago Cubs Box Score: June 3, 2022” (英語). Baseball-Reference.com. 2023年2月12日閲覧。

[4] 「2021 - 2025 全30球団未来予想図セントルイス・カーディナルス」『隔月刊スラッガー』2021年3月号日本スポーツ企画出版社 52頁

[5] John Denton (2022年6月3日). “Thompson promoted to Cards, given revered No. 57” (英語). MLB.com. 2023年2月12日閲覧。

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[3]

[4]

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表話編歴セントルイス・カージナルスロースター
投手	64 ライアン・フェルナンデス（英語版） 65 ジオバニー・ガジェゴス 44 カイル・ギブソン 54 ソニー・グレイ 56 ライアン・ヘルズリー 47 ジョン・キング 27 アンドリュー・キットレッジ 66 アダム・クロフェンスタイン（英語版） 62 カイル・リーヒー（英語版） 52 マシュー・リベラトーレ 31 ランス・リン 32 スティーブン・マッツ 93 キーナン・ミドルトン（故障者リスト） 39 マイルズ・マイコラス 55 ライリー・オブライエン（英語版）（故障者リスト） 53 アンドレ・パランテ 61 セム・ロバース（英語版） 29 ニック・ロバートソン（英語版） 38 ドリュー・ロム（故障者リスト） 59 ジョジョ・ロメロ 57 ザック・トンプソン
捕手	40 ウィルソン・コントレラス 48 イバン・ヘレーラ 43 ペドロ・パヘス（英語版）
内野手	28 ノーラン・アレナド 26 ルーケン・ベイカー 35 ブランドン・クロフォード 33 ブレンダン・ドノバン 19 トミー・エドマン（故障者リスト） 15 ホセ・ファーミン（英語版） 46 ポール・ゴールドシュミット 16 ノーラン・ゴーマン 22 アルフォンソ・リーバス（英語版） 0 メイシン・ウィン
外野手	41 アレク・バールソン 3 ディラン・カールソン（故障者リスト） 21 ラーズ・ヌートバー 11 ビクター・スコット2世 63 マイク・シアニ（英語版） 18 ジョーダン・ウォーカー
指名打者	24 マット・カーペンター（故障者リスト）
監督・コーチ	37 オリバー・マーモル（監督） 34 ダニエル・デスカルソ（ベンチコーチ） 49 ターナー・ウォード（打撃コーチ） 87 ブランドン・アレン（打撃コーチ補佐） 90 ダスティ・ブレイク（英語版）（投手コーチ） 60 ディーン・キークヘファー（英語版）（投手コーチ補佐） 82 スタッビー・クラップ（一塁コーチ） 75 ロン・ワーナー（英語版）（三塁コーチ） 74 フリオ・ランヘル（英語版）（ブルペンコーチ兼投手コーチ補佐） 51 ウィリー・マギー（アシスタントコーチ） 88 パッキー・エルキンス（失点阻止コーチ） 94 ジェイミー・ポグ（英語版）（ブルペン捕手） 76 クレイニンガー・テラン（ブルペン捕手）
公式サイト（英語）より　40人ロースター　監督・コーチ一覧　2024年4月30日更新