nano (テキストエディタ)
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nano 1.3 | |
開発元 | Previously Chris Allegretta and currently David Lawrence Ramsey |
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最新版 |
2.2.6
/ 2010年11月22日 |
リポジトリ | |
プラットフォーム | クロスプラットフォーム |
種別 | テキストエディタ |
ライセンス | GNU General Public License |
公式サイト | nano-editor.org |
nanoは、UNIXを中心としたシステムで使われる、cursesを使ったテキストエディタの一種である。
スクリーンエディタの一種でありながら、CUIを用いて編集を行なうことが可能である。スクリーンエディタとして有名なものは既に多数存在するが、このエディタの特色は、その操作方法がWYSIWYGに慣れたユーザにとって分かりやすいため、初心者でも比較的容易に扱うことが可能という点にある。
開発の経緯
nano は、改変再配布に制限のあったと解釈された pico (メーラーpineに付属するテキストエディタ) をひな型として開発されたフリーなソフトウェアである。現在、GNOMEの公式なプロジェクトの1つに含まれるようになっている。
ライセンス
nano は、GPLのもとで配布されている。
使用上の特徴
nano を利用したときの大きな特徴は、Emacs や vi と異なって、起動すれば即キーボードより文字入力が可能な点にある。入力位置はカーソルキーを使って自由に指定が可能である。 画面の下部に、常にキーバインドと得られる機能の一覧が表示されている為、操作方法を知らないユーザでも扱う事が出来る。 最近では、Ubuntuといった比較的初心者用途として作られたディストリビューションの標準エディタとして同梱される例があるが、前述のEmacsやviといった高機能なエディタに比べて、機能面では制約がある。 この制約は、高機能エディタのデメリットである複雑さを回避する目的であり、目的や利用者によって選ばれるエディタの棲み分けが成立しているとも言える。