衛星政党

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衛星政党(えいせいせいとう、Bloc Party)とはヘゲモニー政党制で常に政権を独占する政党以外の合法小政党である。体制を支持し、一定限度の狭い利益を代表するが、ヘゲモニー政党に代わって政権を握る事は出来ない。社会主義国の「人民民主主義」体制などによくみられる。

また、自由選挙の体制にあっても、特定政党に従順な政党を揶揄する用語として使われることがある[1]

衛星政党の例[編集]

中華人民共和国の旗 中国[編集]

民主党派」とよばれる。

朝鮮民主主義人民共和国の旗 北朝鮮[編集]

トルクメニスタンの旗 トルクメニスタン[編集]

  • 農民正義党

中華民国の旗 中華民国台湾[編集]

民主化前の「党禁」時代

ベトナムの旗 ベトナム[編集]

1988年まで存在(1976年までは北ベトナムに存在)

東ドイツの旗 東ドイツ[編集]

1949年の建国から1989年の民主化まで(支配政党はドイツ社会主義統一党

チェコスロバキアの旗 チェコスロバキア[編集]

1948年から1990年までのチェコスロバキア共産党政権時代

ポーランドの旗 ポーランド[編集]

ポーランド人民共和国時代(支配政党はポーランド統一労働者党

ブルガリアの旗 ブルガリア[編集]

ブルガリア人民共和国時代(支配政党はブルガリア共産党

  • ブルガリア農民同盟

メキシコの旗 メキシコ[編集]

制度的革命党中道包括政党)の支配期(2000年まで)

脚注[編集]

  1. ^ 政治学者の中野晃一は、2014年現在の日本野党である日本維新の会(現:維新の党)や次世代の党みんなの党(解党)、結いの党(解党)について、自民党との関係や政策面での共通点などを理由に『果たして野党と言うべきなのか。「衛星政党」と言ったほうが正確』と主張した(安倍改造内閣「支持」の背景は? 政治学者・中野晃一教授はどうみる?