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2020年2月15日 (土) 08:31時点における版

紀伊井田駅
駅舎(2013年6月)
きいいだ
Kii-ida
阿田和 (5.4 km)
(2.8 km) 鵜殿
地図
所在地 三重県南牟婁郡紀宝町井田1444
北緯33度45分36.77秒 東経136度1分26.35秒 / 北緯33.7602139度 東経136.0239861度 / 33.7602139; 136.0239861
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 紀勢本線
キロ程 173.8 km(亀山起点)
電報略号 イタ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
28人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1940年昭和15年)8月8日[1]
備考 駅員無配置駅
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紀伊井田駅(きいいだえき)は、三重県南牟婁郡紀宝町井田にある、東海旅客鉄道(JR東海)紀勢本線である。

鵜殿村と合併する直前までは紀宝町にある唯一の鉄道駅であったが、その中心からは相当離れていた。

歴史

この駅は昭和15年8月、国鉄紀勢西線の新宮駅から紀伊木本駅(現在の熊野市駅)の開通により国鉄紀勢西線の駅として開業した[1]。その後当駅は昭和34年、今の紀勢本線が全通し亀山駅と和歌山駅(現在の紀和駅)の間が紀勢本線となったのを受け国鉄紀勢本線の駅となり、さらに国鉄の分割民営化を経て現在に至っている[1]

年表

駅構造

単式ホーム1面1線を持つ地上駅であり、列車交換の設備は持たない。熊野市駅管理の無人駅。無人化後も、開業当初からの駅舎が残っていたが、2012年(平成24年)に解体され、待合室だけの簡易型駅舎に建て替えられた。

利用状況

「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。

年度 一日平均
乗車人員
1998年 50
1999年 51
2000年 44
2001年 37
2002年 38
2003年 47
2004年 55
2005年 59
2006年 57
2007年 51
2008年 44
2009年 45
2010年 44
2011年 30
2012年 29
2013年 29
2014年 30
2015年 26
2016年 26
2017年 28

駅周辺

七里御浜に沿ってこの周辺には比較的大きな集落が連続してあるが、当駅はその中の一つにあたる井田の集落にある。海沿いを走る国道から当駅までは細い路地が続くため、距離はやや離れている。駅周辺には人家が密集しており、熊野市駅から新宮駅までの間は沿線の人口が多いが、紀勢本線の普通列車は本数が少ない一方で並行する国道には30分に1本の割合でバスが運行されており、そちらのほうが利便性に優れている。当駅の最寄バス停は「井田駅前」であるが、バス停は国道にあって当駅からは少し離れている。なお、このあたりの海岸はアカウミガメの産卵場所となっている。

  • 紀伊井田郵便局
  • 紀宝町立井田小学校
  • 紀宝町役場井田支所
  • 井田観音 - 海岸で見つかった観音像を移設したものと伝わりこの観音にまつわる昔話がある([1])。
  • 神内神社 - 安産の守り神。自然にできた岩窟を社殿として使用している。
  • 七里御浜
  • 国道42号

バス路線

三重交通

隣の駅

東海旅客鉄道(JR東海)
紀勢本線
阿田和駅 - 紀伊井田駅 - 鵜殿駅

脚注

  1. ^ a b c d e f 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 25号 紀勢本線・参宮線・名松線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月10日、19-21頁。 
  2. ^ 「天王寺鉄管局、紀勢線と参宮線の駅業務を大幅削減へ」日本経済新聞1983年6月29日付、地方経済面中部7ページ

関連項目

外部リンク