汚れた街

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汚れた街
スティーヴィー・ワンダー の シングル
収録アルバム インナーヴィジョンズ
リリース 1973年11月
規格 シングル
ジャンル ソウルミュージック
時間 7分21秒(フル・バージョン)
3分41秒(シングル・エディット)
レーベル モータウン
作詞・作曲 スティーヴィー・ワンダー
プロデュース スティーヴィー・ワンダー
チャート最高順位

8位(アメリカ)/ 15位(イギリス

スティーヴィー・ワンダー シングル 年表
ハイアー・グラウンド
(1973年)
「汚れた街」
(1973年)
くよくよするなよ
(1973年)
インナーヴィジョンズ 収録曲
Side One
  1. 「トゥ・ハイ」
  2. 「愛の国」
  3. 「汚れた街」
  4. 「ゴールデン・レディ」
Side Two
  1. ハイアー・グラウンド
  2. 「神の子供たち」
  3. 「恋」
  4. くよくよするなよ
  5. 「いつわり」
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汚れた街」(Living for the City)は、アメリカ合衆国の歌手であるスティーヴィー・ワンダーの1973年のヒット・シングルで、ワンダーのアルバム『インナーヴィジョンズ』に収録されている楽曲である。Billboard Hot 100で最高8位を記録し、Billboard R&Bチャートでは1位を記録した[1]トントズ・イクスパンディング・ヘッド・バンド英語版の低いスロウなシンセサイザーの音によって、緊張感と社会への怒りが表現されている。なお、この曲は「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500」では104位にランクインしている[2]

解説[編集]

歌詞は、鋭い社会的な実録で、ミシシッピで厳しい生活を送る少年の物語から始まる。少年の家族はとても貧しく、食べ物もお金も不足し人種差別もある中、両親は住み込みで一生懸命に働いて彼を励ます。曲が進むと、緊張感と欲求不満による怒りがワンダーのうなり声で表現される。

間奏部では、青年となった主人公の少年が初めてニューヨークへ行った話が挿入されている。青年は麻薬を輸送したとの疑いで、逮捕されて10年の禁固刑を受ける。ワンダーの声はさらに緊張感を増して怒ったうなりにあふれるが、曲の終わりではポジティブに納まっていく。ラジオでのエアプレイでは、主人公が独房に入れられるシーンで「ニガー」という言葉が使われているため、寸劇部分は削除されている。また、最後の2節についても、同様に削除されている。

チャート・パフォーマンス[編集]

チャート 最高位
Billboard Hot 100 8
Billboard Black Singles 1
全英シングルチャート 15

カバー[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Whitburn, Joel (2004). Top R&B/Hip-Hop Singles: 1942-2004. Record Research. p. 635. 
  2. ^ Rolling Stones Magazine's Top 500 Songs”. 2. 2011年8月14日閲覧。
  3. ^ Renaissance - Ray Charles”. AllMusic. 2012年6月30日閲覧。
  4. ^ FM Fan編集部 『ミュージック・データ・ブック 1955年-95年ビルボード年間チャート完全収録』 共同通信社、1996年ISBN 978-4-7641-0367-2
  5. ^ Magic - Gillan”. AllMusic. 2012年6月30日閲覧。
  6. ^ Mo's Barbeque - Bowes & Morley”. AllMusic. 2012年6月30日閲覧。
  7. ^ Sun Goddess - Ramsey Lewis”. AllMusic. 2012年6月30日閲覧。
  8. ^ Nutbush City Limits - Ike & Tina Turner”. AllMusic. 2012年6月30日閲覧。
  9. ^ Through the Looking Glass - Toto”. AllMusic. 2012年8月30日閲覧。
  10. ^ Natural Force - Bonnie Tyler”. AllMusic. 2012年8月30日閲覧。