国際危機グループ

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国際危機グループ(こくさいききグループ、International Crisis Group、略称ICG)は、現場調査に基づいた分析と高度の政策提言を通して致命的紛争を解決する目的で設立された、国際的非政府組織である。

活動内容[編集]

国家が暴動の拡大、及び広範囲の反乱の再発の危機に面した際に、危機グループは政治的アナリストの集団をその争いが起きた場所、または近隣に派遣する。このような集団の情報に基づき、同組織は対象の幾つかの政治的先導者及び機構が勧告した分析結果を作成する。こうした任務に加え、同組織は世界における継続中または勃発する可能性のある暴動の端的な概説を著述した「Crisis Watch (クライシスウォッチ)」なる月刊紙を発行している。

保護する責任の原則の下に分析的且つ調査結果を通知する組織として、国際危機グループは、政府国際機構、概要報告書を発行するメディアと共に活動を続けている。なお、分析結果報告書などはグループの公式ページでも閲覧できる。

同グループは前イギリス保守党員であり、欧州委員会外交専門部会委員として在籍していた、クリストファー・パッテン(英国バーンズ男爵)によって統轄されている。また、議長2000年1月より前オーストラリア外務大臣であったガレス・エヴァンスが務めていた。2009年1月には前国際連合人権高等弁務官ルイーズ・アルブールが議長を務めている。

国際危機グループ本部はベルギーブリュッセルに設置されている。アドボカシー支部はそれぞれワシントンD.C.ニューヨークロンドンモスクワに置かれ、18箇所のフィールド支部が世界中に設けられている。18ヶ所のフィールド部はそれぞれ、アンマンベオグラードベイルートカイロダカールドゥシャンベイスラマバードジャカルタカーブルナイロビビシュケクポルトープランスプレトリアプリスティナキトソウルスコピエトビリシである。また、同グループには4大陸を越え全世界50を超える国や領土において国際問題・紛争分析に従事するアナリストが所属する。尚、グループの財源は欧米諸国政府、複数の基金と機構(多くはアメリカ合衆国が根拠地)、企業並びに個人によって成り立っている。

しかしながら同組織に対する批判が全く無い訳ではない。組織の重役が政府と深く関わっている事や、客員研究員及び客観的な理論的枠組みの欠如を指摘する声もある。[1]

また、組織は災害援助専門家で、1995年チェチェン共和国で行方不明となったフレッド・クニーによって共同設立されたことでも知られている。

国際危機グループが活動を続ける国々一覧[編集]

アフリカ[編集]

アジア[編集]

ヨーロッパ[編集]

中東[編集]

北アフリカからイランにかけ中東全域。

ラテンアメリカ[編集]

外部リンク[編集]