レイセオン
| 略称 | レイセオン社 |
|---|---|
| 本社所在地 | マサチューセッツ州 ウォルサム |
| 設立 | 1925年 |
| 業種 | 軍需産業 |
| 事業内容 | 軍用機器、電気機器 |
| 従業員数 | 約7万名 |
レイセオン(Raytheon Company、NYSE:RTN)とはアメリカの軍需製品メーカーである。本社はマサチューセッツ州ウォルサム。世界第1位のミサイルメーカー。年2兆円超の売上のほとんどは、軍やアメリカ合衆国政府向けの製品である。従業員数7万人強のうち4万人近くが技術者である。
歴史 [編集]
1922年にローレンス・K・マーシャル、ヴァンネヴァー・ブッシュ、チャールズ・G・スミスがマサチューセッツ州ケンブリッジでAmerican Appliance Companyとして創業。最初の製品は「レイセオン」という名の整流器で、その後1925年に社名を「レイセオン」に変更する。RaytheonのRayは古代フランス語のraiで「光のビーム」、theonはギリシャ語で「神々より」。
第二次世界大戦中、レイセオンは英国のマグネトロン技術をもとに、マイクロ波レーダーの共同開発に着手。マグネトロン・チューブの大量生産にも成功することで、連合軍の勝利に貢献した。1945年、レイセオン社の技師であったパーシー・スペンサーがマグネトロンが調理に使用できることを偶然の事故によって発見し電子レンジ開発のきっかけとなった。なお電子レンジは白物家電子会社のAmana社で生産されていたがレイセオンはエアコンメーカーのGoodmanにAmana社を売却、電子レンジを含め「白物家電」から撤退している。
1948年、誘導ミサイルを開発。1980年にビーチクラフト機の「ビーチ・エアクラフト・コーポレーション」社を傘下に収める。1991年、湾岸戦争でパトリオットミサイルの映像が流れ、知名度が上がる。
1993年8月にはブリティッシュエアロスペース(BAe)から中型機ホーカー・ジェット機の製品ラインを買収し、「レイセオン・コーポレート・ジェッツ」とする。1994年9月に「ビーチ・エアクラフト・コーポレーション」と「レイセオン・コーポレート・ジェッツ」は合併し、子会社「レイセオン・エアクラフト・カンパニー」とする。
1995~1997年にはE-Systems社、Anschuetz社、Chrysler Technologies社、テキサス・インスツルメンツ社防衛部門、そしてヒューズ・エアクラフト(Hughes Aircraft)社を吸収。
2007年3月26日、ビーチクラフト及びホーカーシリーズの民間航空機部門をゴールドマン・サックス系GSキャピタルパートナーズおよびオネックスパートナーズへ33億ドルで売却する。
主な製品 [編集]
ミサイル防衛、情報・監視・偵察、精密攻撃、そして本土防衛関連の数多くの軍・政府系ミッションを手がけその多くは軍事機密である。
主力製品はミサイルのほかに戦闘システム(BCS)、電子戦システム、海上統合システム、統合空中システム、指揮統制システム、ネットセンサー、無人機/地上システム、宇宙戦略システム、各種ソナー、指向性エネルギー兵器、ナノエレクトロニクス、フリア、合成開口レーダー、連邦政府ITソリューション、地理空間システム、DCGS、NPOESSなどがあり顧客はロスアラモス研究所、陸軍研究所など。
近年では軍向けのパワードスーツも開発している。
- ミサイル
- RIM-156 SM-2 以下スタンダードミサイルシリーズ
- RIM-66
- RIM-161 SM-3
- MIM-104 パトリオット
- BGM-109 トマホーク
- AIM-7 スパロー
- RIM-7 シースパロー
- AIM-9 サイドワインダー
- MIM-23 ホーク
- AGM-65 マーベリック
- BGM-71 TOW
- FIM-92 スティンガー
- RIM-116 RAM
- AIM-120 AMRAAM
- RIM-162 ESSM
- AGM-154 JSOW
- Mk.15 ファランクス 近接防御火器システム(CIWS)
- レーダー等
外部リンク [編集]
- raytheon.com - Raytheon Company
- NYSE - RTN