リー・カーズリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
リー・カーズリ- Football pictogram.svg
Lee Carsley.png
名前
本名 リー・ケヴィン・カーズリー
ラテン文字 Lee Kevin Carsley
基本情報
国籍 アイルランドの旗 アイルランド
イングランドの旗 イングランド
生年月日 1974年2月28日(40歳)
出身地 イングランドの旗 バーミンガム
身長 180cm
体重 76kg
選手情報
ポジション MF (DMF)
利き足 右足
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1992-1999
1999-2000
2000-2002
2002-2008
2008-2010
2010-2011
イングランドの旗 ダービー
イングランドの旗 ブラックバーン
イングランドの旗 コヴェントリー
イングランドの旗 エヴァートン
イングランドの旗 バーミンガム
イングランドの旗 コヴェントリー
138 0(5)
47 (11)
47 0(4)
166 (11)
48 0(2)
25 0(0)
代表歴2
1997-2006 アイルランドの旗 アイルランド 39 0(0)
1. 国内リーグ戦に限る。2009年11月12日現在。
2. 2007年10月13日現在。
テンプレート(ノート 解説)サッカー選手pj

リー・ケヴィン・カーズリーLee Kevin Carsley, 1974年2月28日 - )は、イングランドバーミンガム出身の元アイルランド代表の元サッカー選手カースリーとも表記される。現役時代は、ダービー・カウンティFC, ブラックバーン・ローヴァーズFC, コヴェントリー・シティFC, エヴァートンFC, バーミンガム・シティFCでプレーした。

2011年7月にコヴェントリー・シティU-18チームのコーチに就任し、一年後に"development squad"のコーチへと昇進した。

経歴[編集]

ダービー, コヴェントリー, ブラックバーン[編集]

1992年にダービー・カウンティFCでキャリアをスタートし、全大会で150試合以上に出場した。1999年3月にブラックバーン・ローヴァーズFCへ340万ポンドで売却されると、[1]1999-2000シーズンはクラブで唯一フル出場するとチーム内で得点王になった。2000年12月に250万ポンドでコヴェントリー・シティFCへ移籍。さらに、この14ヶ月にエヴァートンFCへ190万ポンドで移籍した。[2]

エヴァートン[編集]

カーズリーは、エヴァートンへ移籍した2シーズンはレギュラーでは無く、先行きがはっきりしていなかったものの、この状況を楽しんでいた。2004-05シーズンになるとチームにとって重要な選手となり、4-1-4-1フォーメーションの中盤中央の位置で守備的な役割としてレギュラーとしてスタメンで起用されるようになった。[3]

また、このシーズンに似た体格と似た髪型と似た顔つきのトーマス・グラヴェセンと中盤でコンビを組むと、カーズリーの激しいタックルで相手の攻撃の目を潰す堅実なアプローチに、グラヴェセンの自由奔放な攻撃による活発なアプローチを完璧に補完し合うプレー[4]は、プレミアリーグに突入してからのクラブ最高位となる4位に大きく貢献(グラヴェセンはシーズン途中にレアル・マドリードへ引き抜かれた)。2012年になっても良いコンビが現れると"新たなカーズリーとグラヴェセン"と言われる程、クラブにとって極めて重要なペアとなり、[4]いわゆるアンカーあるいはマケレレ・ロールとして確固たる地位を築いていった。

2004年12月には、200回目となるマージーサイド・ダービーでゴールを挙げ1-0と勝利し、リーグ順位で一時的にだが2位まで上昇した。[5]その後もカーズリーは、引き続き好調でクラブは4位でフィニッシュし、UEFAチャンピオンズリーグ 2005-06予選3回戦の出場権を獲得した。

ボルトン・ワンダラーズFC戦で、シーズンも後4分で終わるかという時に膝をねじってしまい、ストレッチャーで運ばれるという後味の悪い終わり方になってしまった。その後プレシーズンにトレーニングを再開するも、2005-06シーズンが始まろうという時に、プレシーズンマッチのフェネルバフチェSK戦で再び負傷してしまい、復帰するまでさらに5ヶ月を要した。[6][7]2006年4月のチャールトン・アスレティックFC戦でようやくファーストチームへ戻ることが出来た。次のトッテナム・ホットスパーFC戦とチェルシーFC戦にもスタメン出場するも、チェルシー戦で46分にディディエ・ドログバに対してファウルすると、疑わしい一発レッドカードを提示されてしまい、[8]3試合の出場停止になったため、これでシーズン終了となった。

2007年11月3日のバーミンガム・シティFC戦、試合は1-1の引き分けに向かっているように見えたが、カーズリーが93分に素晴らしいゴールを決め、チームを勝利に導いた。[9]最終的には、この1分後にジェームズ・ヴォーンが決め3-1で勝利した。

バーミンガム[編集]

2007-08シーズン終了後にクラブと契約が切れる予定だったが、自分のエヴァートンでの仕事は終わったと述べて契約更新を断り、2008年5月にチャンピオンシップ降格となった故郷のクラブであるバーミンガム・シティFCへ移籍した[10]。バーミンガムでは主将のダミアン・ジョンソン英語版が故障で離脱中であるため、2008-09シーズンは開幕からゲームキャプテンを務めた。[11]シーズンの終わりに、クラブは2位で終えて翌シーズンのプレミアリーグ昇格を決めた。カーズリー自身は44試合(うちリーグ戦41試合)に出場して2得点を挙げ、チーム躍進を支えた。その活躍からチームの最優秀選手に選ばれた。[12]

2009年11月に、プレミアリーグでのアンフィールドで行われたリヴァプールFC戦で論争の中心にいた。ダビド・ヌゴグ相手にタックルをするとPKを取られてしまい、スティーヴン・ジェラードに決められた。カーズリーは、ヌゴグがPKを貰うためにダイブした"不正で恥ずかしい行為"だと言い放った。[13][14]その後、怪我によりシーズン残りを欠場することが余儀なくされ、2010年4月にシーズン終了後クラブを離れることが確認された。[15]

コヴェントリー[編集]

2010年7月に1年契約で古巣のコヴェントリー・シティFCへ戻った。[16]アイディ・ブースロイド英語版監督にキャプテンに指名された。[17]契約が終わったため放出されると、そのまま現役を引退した。[18]

指導者[編集]

2011年7月、コヴェントリ・シティーU-18チームのコーチに就任した。[18]プレミアアカデミーリーグでチームを準優勝へ導くと、その後、新たに設立された"development squad"のコーチとトップチームのアシスタントへ昇進した。[19]

代表[編集]

カーズリーの祖母がコーク州ダンマンウェイ英語版出身のため、アイルランド代表でプレーする資格があった。

2002 FIFAワールドカップのメンバーに選ばれた。チームはベスト16へ進出したが、カーズリーはグループリーグ最終戦のサウジアラビア代表戦に残り1分のところでマーク・キンセラと交代で出場しただけだった。[20]

2004年にエヴァートンへ戻って、家族とクラブ両方に集中するため国際舞台から一休みすると宣言。2005年9月になると、再び代表へ戻ってプレーしたいと発言した。[21]アウェーのキプロス代表相手に2-5と敗戦した試合はベンチ外だったが、2006年10月のランズダウン・ロードに迎えたチェコ代表戦ではソリッドなプレーを披露し、依然として国際レベルでも戦えることを証明した。[22]

カーズリーは代表で1997-2006までプレーし、39キャップを記録した。[23]

プライベート[編集]

カーズリーは、妻ルイザと3人の子供たちとソリフルで暮らしている。また、次男にダウン症候群が出たため、サポートグループへ積極的に関わるようになり、団体のパトロンを務めるようになった。[24][25]

所属クラブ[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Persistent Coventry land Carsley
  2. ^ Carsley joins Everton
  3. ^ Why Everton must keep Eidur down at Bridge
  4. ^ a b Hail The New Carsley & Gravesen
  5. ^ Everton 1-0 Liverpool
  6. ^ Everton hit by fresh Carsley blow
  7. ^ Carsley setback adds to Everton's woes
  8. ^ Chelsea 3 Everton 0: Mourinho's men relish chance to retain title in front of United
  9. ^ Vintage Carsley drives Bruce to distraction
  10. ^ Carsley passes Birmingham medical
  11. ^ Jonty to have op
  12. ^ Gala awards night celebrates the true Blues
  13. ^ Birmingham angry at 'cheat' Ngog
  14. ^ David Ngog's 'embarrassing case of cheating' gets Liverpool a draw
  15. ^ Lee Carsley set to leave Birmingham City
  16. ^ Transfer: Carsley joins Sky Blues
  17. ^ Lee Carsley appointed new Coventry City captain
  18. ^ a b Coventry City appoint Lee Carsley as Under-18 coach
  19. ^ Lee Carsley promoted to Andy Thorn's Coventry City backroom staff
  20. ^ Saudi Arabia 0-3 Republic of Ireland
  21. ^ Carsley eyes Irish return
  22. ^ Carsley delighted to be back in the fold
  23. ^ Ireland's International Players (Last up-dated 19/06/'12)
  24. ^ Former Birmingham City star Lee Carsley reveals how his son lives with Down's Syndrome
  25. ^ Lee Carsley: 'All of a sudden you have something that rocks you'

外部リンク[編集]