ペルーン

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ヴェレスを打ち負かすペルーン
ペルーンの木像。ウクライナキエフにて。

ペルーン(Perun)またはペルンは、スラヴ神話主神であり、雷神

その名は「打つ/壊す」を意味し、雷と嵐を司る神であることを想起させる。類似する多くの雷神と同じように、髭を生やした中年男性の姿をしており、手には稲妻を表す斧や槌を持つ。罪を犯した者や敵対者に向かって武器を振りかざし、または投げつけて罰するところなどはゼウストールペルクナスなどと共通している。

ペルーンは嵐としての雨だけではなく、農作物の実りを豊かにする慈雨をもたらす神であり、また雷をもって敵を退ける性格から戦争や闘争と結び付けられ、しばしば戦士の守護者として崇められた。 また、天空に座するペルーンと大地に座するヴェレスはしばしば対立したといわれ、そのどちらもスラヴ人の信仰には欠かせない神として捉えられていたようである。

その神殿は東スラヴ地域の各所に存在したと思われ、特にウラジーミル1世が立てたキエフの丘の聖所が有名である。そこでは、ペルーンの神像は頭部は銀箔、髭は金箔で彩られた老神として表現されていたという。このキエフの丘には他に5柱の神(風の神ストリボーグ、太陽神ダジボーグホルス、女神モコシと聖獣セマルグル)が祀られており、そのいずれもスラヴにキリスト教がもたらされた後は異教として排斥された。

のちにキリスト教の聖人であるエリヤに結び付けられた。

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