ヒュンダイ・i30

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i30(アイ・サーティー)は、韓国現代自動車が製造・販売しているハッチバック型またはステーションワゴン型の小型自動車である。エラントラがベースとなっており、北米ではエラントラの名を名乗る。

歴史[編集]

初代(2007年-2011年、FD/FDW型)[編集]

ヒュンダイ・i30(FD)
フロント
Hyundai i30 1.4 Classic Steelgrey.JPG
リア
Hyundai i30 1.4 Classic Steelgrey Heck.JPG
販売期間 2007年 -
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドア ハッチバック
5ドア ステーションワゴン
エンジン ガソリン
1.4L 直4 95仏馬力/12.7kg・m
1.6L 直4 122仏馬力/15.7kg・m
2.0L 直4 143仏馬力/19.0kg・m
ディーゼル
1.6L 直4 115仏馬力/26.0kg・m
2.0L 直4 140仏馬力/31.0kg・m
変速機 5速MT / 4速AT
駆動方式 前輪駆動
サスペンション 前:ストラット式
後:マルチリンク式
全長 4,245mm(i30cw=4,475mm)
全幅 1,775mm
全高 1,480mm(i30cw=1,565mm)
ホイールベース 2,650mm(i30cw=2,700mm)
姉妹車・車台が共通の車 キア・シード
ヒュンダイ・エラントラ
キア・フォルテ
別名 エラントラ・ツーリング(北米、i30CW)
-自動車のスペック表-

2007年3月ジュネーヴモーターショーで世界初公開された。2006年パリモーターショーに出展されたHED-3アーネズ (Arnejs) コンセプトの市販モデルにあたる。

先に登場した姉妹車キア・シードをベースにして開発(尚、シードはエラントラがベースである)されたCセグメントに分類される欧州戦略車である。

ヒュンダイではi30以後、欧州市場向け車種を「i○○」というネーミングに統一する方針を打ち出しており、後にAセグメント車がi10Bセグメント車がi20の車名でデビューしている。

当初は韓国・蔚山工場で生産されていたが、後にチェコ・ノショヴィツェの新工場が稼動して現地生産が開始された。

エンジンは直列4気筒ガソリン1.4L・1.6L(ガンマエンジン)・2.0L(ベータエンジン)と直4ディーゼルターボ1.6L・2.0Lがラインナップされている。韓国市場では当初はガソリン・ディーゼル共に1.6L車のみのラインナップだったが、2007年12月に輸入ハッチバック車への対抗としてガソリン2.0L車も投入された[1]

i30cw(米国名:エラントラツーリング)[編集]

ステーションワゴンの「i30cw」は2007年ソウルモーターショーで発表された。ハッチバックのi30をベースに全長を230mm延長し、後席の使い勝手を高めている。北米では「エラントラ・ツーリング」として発表されている[2]

日本仕様[編集]

日本市場へは2008年7月19日から、まずハッチバックを全国のヒュンダイ販売店で発売された。 日本仕様車は1.6GL/2.0GLS(全車AT)が設定されていた。エラントラの約140~175万円という販売価格を考えた場合i30は約177万~207万円(税込み)と一見国内ライバル車種と変わらない価格のように見えるが、価格を下げない代わりに装備、特に安全装備を充実させているとされた。具体的にはイモビライザーやiPod/USBメモリ対応6スピーカーCDラジオ、さらにはCセグメントの日本車(国内仕様)ではオプション設定されていればいい方[3]である6エアバッグシステム(フロントデュアル/フロントサイド/カーテン)、EBD付きABSが全車に、さらに2.0GLSにはESPも標準装備されていた。

その後i30cwを2009年6月8日に発表、翌9日に発売開始。グレードはi30同様に1.6GLと2.0GLSの2種だが、2.0GLSに装備されるアルミホイールは16インチとなっていた。

2009年末をもって乗用車販売より撤退[4]したため、本車の販売も終了となった。

受賞履歴[編集]

  • 日本では2007年にグッドデザイン賞を受賞した[5]


2代目(2011年-、GD型)[編集]

ヒュンダイ・i30(GD)
フロント
20111023 hyundai i30 01.jpg
リア
20111023 hyundai i30 02.jpg
販売期間 2011年 -
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドア ハッチバック
エンジン ガソリン
1.6L ガンマGDi 直4 140仏馬力/17.0kg・m
1.6L 直4 ガンマGDi ブルーセイバー 140仏馬力/17.0kg・m
ディーゼル
1.6L 直4 VGT 126仏馬力/26.5kg・m
変速機 6速MT(VGTのみ) / 6速AT
駆動方式 前輪駆動
サスペンション 前:ストラット式
後:トーションビーム式
全長 4,300mm(ワゴン=4,485mm)
全幅 1,780mm
全高 1,470mm(ワゴン=1,500mm)
ホイールベース 2,650mm
姉妹車・車台が共通の車 ヒュンダイ・エラントラ(アバンテ)
別名 エラントラGT(北米)
-自動車のスペック表-

2011年9月のフランクフルトモーターショーにて世界初公開[7]。10月20日、韓国にて発売開始。MD型アバンテとプラットフォームやエンジンを共用し、ヴェロスター同様、PYL(「PREMIUM YOUNIQUE(YOU+UNIQUEの造語) LIFESTYLE」i40登場後以前は「Premium Youth Lab」)と名打った若者向けプレミアム路線を目指すことになった。スタイリングは6代目ソナタ以降、ヒュンダイのデザイン哲学である「流体の彫刻」を具現化したもので、内外装とも初代とは打って変わってダイナミックなものへと変貌している[8]

また、クラスで初めて電子式パーキングブレーキや格納式リヤカメラ(リバース時のみCIエンブレム裏面に隠されたカメラが出現する仕組み)、7エアバッグ、フレックスステアリング等を装備した。

2012年6月には欧州市場専用の「i30ワゴン」が追加された。全長4,485mmは5ドア比+185mm。エンジンは3種のガソリンと3種のディーゼルを用意。チェコのノショヴィツェ工場で生産される。


脚注[編集]

  1. ^ 現代自、新コンセプトカー「i30 2.0」発売”. 朝鮮日報 (2007年12月13日). 2009年7月5日閲覧。
  2. ^ ELANTRA TOURING(i30CW アメリカ仕様車)
  3. ^ 例えばトヨタ・アリオン(260系)ではEBD付きABSこそ標準装備であるものの6エアバッグはメーカーオプションである。VSCに至ってはA20 Sパッケージ(最高グレード)のみにしか設定がない(しかもメーカーオプション)。2012年8月1日、公式サイトより。
  4. ^ 日本の乗用車販売から撤退=販売不振で-韓国・現代自時事ドットコム』2009年11月27日
  5. ^ 2007年度 グッドデザイン賞 受賞(ヒュンダイ・i30)
  6. ^ 現代自「i30」、豪カー・オブ・ザ・イヤー受賞 - 朝鮮日報(2007年11月14日)
  7. ^ Hyundai Lifts the Covers Off its Focus-Rivaling i30 Hatch”. Carscoop (2011年9月6日). 2011年11月6日閲覧。
  8. ^ 現代車、VW会長も嫉妬した「新型i30」発表中央日報 2011年10月21日(2011年11月5日閲覧)

外部リンク[編集]

以下、すべてヒュンダイ公式サイト。