ヒュンダイ・i40

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ヒョンデ・i40
VF型
前期 フロント
前期 リヤ
後期 サルーン フロント
概要
販売期間 2011年-2020年
ボディ
ボディタイプ 4ドアセダン(サルーン)
5ドアステーションワゴン(ツアラー)
駆動方式 FF
パワートレイン
エンジン 1.6L 直4、2.0L 直4、1.7L ディーゼル 直4
変速機 6速MT、6速AT、7速DCT(後期ディーゼルのみ)
車両寸法
ホイールベース 2,770mm
全長 4,740mm/4,745mm(セダン 前期/後期)
4,770mm/4,820mm(ワゴン 前期/後期)
全幅 1,815mm
全高 1,470mm
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i40(アイフォーティー)は韓国ヒョンデ自動車が主にヨーロッパで販売していた中型乗用車である。 ヒョンデのラインナップにおいてはヴェロスターi30とともにPYL(「PREMIUM YOUNIQUE(YOU+UNIQUEの造語) LIFESTYLE」)路線を担う。

概要[編集]

ドイツ・リュッセルスハイムにあるヒョンデの欧州R&Dにてプロジェクトコード名「VF」として、YF型ソナタのプラットフォームをベースに欧州Dセグメント市場戦略車種として開発された。欧州市場において従来のNF型ソナタの後継車種として販売される予定である。2011年ジュネーブショーでワゴンが先行発表、7月に発売、その後セダンが投入される。日本ではヒュンダイは乗用車の販売から事実上撤退して大型高速・観光バスのユニバースのみを販売しているが、2011年の東京モーターショーにはLPGとのバイフューエルシステムを搭載したi40がLPガス自動車普及促進協議会(輸入・施工業者は大分県の「有限会社クレイドル」)により出展された。

また、ヒョンデが2012年に日本で開催される第6回FIFA U-20女子ワールドカップのメインスポンサーであることから、同大会の大会事務局にアゼーラ(5代目グレンジャーの北米仕様車)とともに本車が提供されている[1]

ボディタイプはセダン(韓国市場ではi40サルーン)とステーションワゴン(i40ツアラー、韓国市場ではi40)の2種類が用意され、2011年3月ジュネーヴモーターショーおよびソウルモーターショー に(後者は「VF」として)ワゴン[2]が、5月のバルセロナモーターショーにてセダンがそれぞれ発表され[3]、その後、欧州市場にて発売が開始された。

なお、ワゴンについては、本来発売予定のなかった韓国市場へ2011年9月1日から投入され[4]、2012年1月18日にはエラントラソナタの間を埋めるべく、セダンも「i40サルーン」として追って投入されたため、韓国市場においても両方出揃う形となった。同車はオーストラリア市場やイギリス市場にも導入されるため、左・右ハンドルとも製造される[5]。製造は韓国・牙山工場。

スタイリングは近年のヒョンデ車同様 "fluidic sculpture"(流体の彫刻)と呼ばれるデザイン言語が導入されている。搭載されるエンジンはすべて直列4気筒であり、ガソリンが1.6L(ガンマ)と新開発の2.0 GDi(Nu)の2種類(市場によりGDi<筒内直噴ストイキ>かNA、ディーゼルが1.7L(U2)で低出力版と高出力版の2種類が用意される)。トランスミッションは6速MTまたは6速ATとなる。

尚、当モデルは韓国国内においては「韓国カー・オブ・ザ・イヤー2012」を受賞している。

2015年1月26日、ほぼ3年ぶりとなる大幅改良を実施。ワゴン、サルーンともフロントは”fluidic sculpture 2.0”に則った大型シングルフレームグリルを、リヤには新意匠のLEDコンビレンズを採用した。また、ワゴンには「スマートテールゲート」と呼ばれる電動ゲートが新たに採用された。1.7L・e-VGTディーゼルエンジンはISGシステムを組み合わせてユーロ6レベルに対応させたことで排ガス性能が向上し、新たに7速デュアルトランスミッションと組み合わせた。


脚注[編集]

  1. ^ ヒュンダイ、サッカーU-20女子W杯に移動用バスを提供”. Responce. (2012年8月8日). 2012年8月8日閲覧。
  2. ^ Geneva 2011: 2012 Hyundai i40 is a Sonata wagon we could love”. Autoblog (2011年3月2日). 2011年5月14日閲覧。
  3. ^ Official: Hyundai drops new i40 sedan in Barcelona”. Autoblog (2011年5月12日). 2011年5月14日閲覧。
  4. ^ 韓国市場においてはi30 CWの後継も兼ねている
  5. ^ Hyundai i40 Wagon confirmed for Australia”. CarAdvice.com.au (2011年3月21日). 2011年5月14日閲覧。

外部リンク[編集]