ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド

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ハリウッド・ドリーム・ザ・ライドHollywood Dream - The Ride)は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのハリウッドエリアにある大型ローラーコースター2007年3月9日にオープンして以来、大好評を博している。

概要[編集]

パークオープン以来初となる屋外ローラーコースターで、エントランス外からラグーンの畔までのハリウッド・エリア上空を駆け抜ける。座席は腰掛けると足が浮くように設計されていて、体を支えるのは腰元の安全バーだけであるため、宙に浮いているような感覚が味わえる。なお、サンダル等脱げやすい履物を着用しているゲストは、乗り場のクルーからゴムバンドを借り、着用する(落下防止の為)。原則として、靴を脱いで乗る事はできない。座席の耳元にはスピーカーが搭載されており、予め用意された5曲の中から選んだ1曲が乗車中に流れる(後述)。

コース内にある主なポイントを挙げる。

  • チューブリフト - チェーンによってライドを地上43メートルの高さまで巻き上げる。
  • ファーストドロップ - 地上43メートルから59度の落下角度で一気に落下する。
  • キャメルバック - 意味は「らくだの背中」。「こぶ」と速度でマイナスGをつくり体が浮く。コース内に大小6つ設置されている。
  • ホースシュー - ユニバーサルシティ駅から見える急カーブはこれ。大きく放り出されるようなカーブ。なお、ホースシューとは「蹄鉄」のこと。
  • ダブルヘリックス - 二重の螺旋状のコース。一気に上へとかけあがる。体がライドに押し付けられるほど、Gがかかる。

ライドのボディには1つの車両につき350個のLEDが取り付けられていて、夜は流れ星のように光り輝く。光の点滅パターンは40種類以上用意されている。

ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド〜バックドロップ〜[編集]

2013年3月15日から運営開始。ハリウッド・ドリーム・ザ・ライドのコースを後ろ向きに走る車両が追加された。今までの「フォワード(前向き)」も同時運営されている。当初は7月7日までの予定だったが、6月6日9月30日まで延長される事が発表され、9月27日にはレギュラーアトラクションとしての継続が発表された。

バックドロップの車両は、座席が後ろ向きになっている他、車両の色がレッドとゴールドが使用され、LEDの色もレッドとなっている。光のパターンも、フォワードとは異なっている。

運営開始からSMAPとタイアップにより、49枚目のシングルとなる楽曲「Battery」を選曲し、乗車中に聴くことができる。なお、フォワードではオリジナルバージョン、バックドロップではリミックスバージョンとなっている。

開催初日の3月15日には最大で約450分(7時間半)待ちとなり、USJのアトラクションの待ち時間の記録を更新した。更に21日には約560分(約9時間20分)を記録し、日本国内のアトラクション最長の待ち時間となった。車両は最大4台で運営されているが、内訳はフォワードが3台(閑散期は2台)に対しバックドロップが1台となっている為、回転率が下がっているのも待ち時間が増える原因となっている。

7月6日から9月の間は、乗車するにあたり整理券が必要となった。券に記載されている時間内のみ有効。配布は開園後アトラクション内で行われる。9月以降は、休日のみの配布となった。

乗り物酔いしやすい人や、めまいを起こしやすい人は利用できない。乗車直前にやめたい場合は、フォワードに変更する事が可能。

シングルライダーでの利用も可能。整理券を配布する場合、配布終了後に受付開始となる。なお、フォワードでのシングルライダーはバックドロップ登場後しばらくして廃止されたが、バックドロップ運休時はフォワードでも実施される。

テーマ[編集]

ライドの搭乗口やスタンバイ・エリアは“セレブが集まる街”をイメージしており、設置されているモニターからはセレブな住人であるマックスとレイヴェンがライドの乗り方を説明してくれる。

ナビゲートキャラクター[編集]

クールな独身貴族で、親切だがキザなところもあり、いつも髪型を気にしている男性。
セクシーなファッションモデルで、知的で洗練されているチャーミングな女性。

スペック[編集]

  • 全長 1267m
  • 最大勾配 59度
  • 最高部 43m
  • 最高速度 89km/h
  • 乗車時間 約3分
  • 車両定員 36人(4人×9列/台 最大運営時フォワード3台、バックドロップ1台)
  • 最大重力 3.57G 最小重力 -0.26G
  • 利用規程 身長132cm以上

ドリームトラック[編集]

このコースターは、座席の耳元にスピーカーが埋め込まれており、走行中は音楽が流れる。乗車中に音楽を聴くことができるコースターは既にあるが、選曲機能が付いているのはハリウッド・ドリーム・ザ・ライドが世界初である。コースターが発車する前に、用意された下記のドリームトラック(楽曲)の中から1曲選ぶ。通常の場合ドリームトラックの内容は以下の通り(2014年7月現在)。なお、何も選択しない場合は、ドリームトラック1が流れるようになっている。

  • ドリームトラック1:SMAPAmazing Discovery
  • ドリームトラック2:SMAP 「Battery」(フォワード) / SMAP 「Battery (Jeff Miyahara Remix) 」(バックドロップ)
  • ドリームトラック3:ワン・ダイレクション「Happily」
  • ドリームトラック4:Pitbull feat. Christina Aguilera「Feel This Moment」
  • ドリームトラック5:クルーウェラ「Live For The Night」

歴代ドリームトラック[編集]

ドリームトラックは定期的に変更される。また、期間限定で各アーティストとのコラボによって利用可能な音楽が設定されることがある。

~2013年1月10日
~2011年12月31日
~2011年3月2日
2007年8月1日〜9月2日
2008年3月11日〜3月31日
好評で期間延長となった。
2008年4月25日〜6月2日
2008年7月10日〜8月31日
2008年10月17・24・31日 「ハロウィーン・スペシャルナイト」での特別営業
どのドリームトラックを選択しても悲鳴や泣き声が収録された曲
2009年1月15日〜3月1日 「ユニバーサル・バレンタイン」期間中
2009年5月13日〜8月31日 USJ野外特設ステージライブを記念して
2009年9月3日~11月3日 「ユニバーサル・マジカル・ハロウィーン」期間中
2009年10月2・9・16・23・30日 「ハロウィーン・スペシャルナイト」での特別営業
どのドリームトラックを選択しても悲鳴や泣き声が収録された曲
2009年11月5日~1月6日 「ユニバーサル・ワンダー・クリスマス」 期間中
2010年10月1・8・15・22・29日 「ハロウィーン・スペシャルナイト」での特別営業
どのドリームトラックを選択しても悲鳴や泣き声が収録された曲
2011年3月3日~6月13日「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン10周年」期間中
2011年3月3日~2013年1月10日
2011年6月14日~2011年11月26日、2012年1月1日~2012年5月18日
  • ドリームトラック3: ベッキー♪# 「風のしらべ」(2012年1月1日からドリームトラック4)
2011年11月27日~12月31日「けいおん!inユニバーサル・スタジオ・ジャパン」期間中
2012年5月19日~2013年1月10日「20th L'Anniversary WORLD TOUR 2012 THE FINAL」を記念して
2012年9月14日~11月11日期間中の金、土、日、月および10月31日(水・ハロウィーン)「ハロウィーン・ホラー・ナイト」での特別営業
どのドリームトラックを選択しても悲鳴や泣き声が収録された曲
2013年3月15日~2014年7月3日「UNIVERSAL STUDIOS JAPAN × SMAP WORLD ENTERTAINMENT PROJECT」をコラボレーションにして
2013年4月26日~2014年7月3日
2014年7月4日~
  • ドリームトラック1:SMAP「Amazing Discovery」
  • ドリームトラック2:SMAP 「Battery」(フォワード) / SMAP 「Battery (Jeff Miyahara Remix) 」(バックドロップ)
  • ドリームトラック3:ワン・ダイレクション「Happily」
  • ドリームトラック4:Pitbull feat. Christina Aguilera「Feel This Moment」
  • ドリームトラック5:クルーウェラ「Live For The Night」

トリビア[編集]

  • このコースターの為に「大阪LOVER」を書き下ろしたDREAMS COME TRUEは、グランドオープン時のセレモニーに登場し、直後に乗客第1号として乗車している。
  • コースターの走行時に発生する騒音を低減する為に、レールの中に砂が詰められている。
  • エントランスのキャノピー(天蓋)上にある2つのキャメルバックのうち低い方は、レールをキャノピーの形に合わせて設計されている。
  • バックドロップの車両は、既存の車両を改装したのではなく、後ろ向き専用の車両として新たに設計・制作された。
  • 出発時のクルーのかけ声が、フォワードとバックドロップで異なっている(フォワードでは「It's Showtime!」、バックドロップでは「Let's Backdrop!」)。
  • バックドロップでは、プラットホーム停止中の車両のスピーカーから心臓の鼓動のような効果音が流れている。
  • バックドロップの出発時に流れる電流のような効果音は、SMAPの「Battery(オリジナルバージョン)」の最後に流れる音である。

外部リンク[編集]