デジタルバック

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コダックDCS420(ニコンF90にデジタルバックを装着したもの)
コダックDCS420(デジタルバックユニットを外した状態)

デジタルバックDigitalback )は、各種フィルムカメラに装着してデジタルカメラ化するためのオプションユニットである。

中判カメラ大判カメラなどにおいては多数の機種がフィルム装填部(フィルムバック)を取り外すことが可能であり、この点を活かす形でフィルムバックの代わりにこのデジタルバックを装着することによってデジタルカメラにすることが可能である。

デジタルバックにはイメージセンサー、画像処理プロセッサ、液晶モニターメモリカードスロットなど、デジタルカメラで必要な要素が組み込まれており、カメラ本体を準備すれば良いだけである。また任意に取り外しが可能なことから、すぐにフィルムカメラに戻して使用できるというメリットを持つ。

イメージセンサーには36×48mmサイズなど従来の中判カメラで使われていたフォーマットと比べると小さいものの、通常よりも遥かに大きいサイズのものを搭載しており、2000万画素を超える超高画素のものを搭載している機種もある。高画質を得られるが、イメージセンサーのその大きさゆえに価格も高額となっている。このため135フィルム使用カメラベースのデジタルカメラでは満足できないプロユーザーが使うことがほとんどである。

2005年にはライカ一眼レフカメラ「ライカR8/R9」用デジタルモジュールR(DMR)というデジタルバックを開発、発売した。コダック製イメージセンサーは135フィルム版に比べて面積が約半分しかない、いわゆるAPS-Cサイズの17.6×26.4mmで、このため専用のフォーカシングスクリーンが用意される。SDメモリーカードにRAW、TIFF、JPEGの画像を記録、約1000万画素。135フィルムカメラがベースのため、中判カメラに比べて可搬性に優れている。

主なメーカーと製品[編集]

中判カメラ用デジタルバックのメーカー。