ソラリゼーション

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ソラリゼーション(solarisation)とは、写真現像時における1つの現象。

現像時に、露光をある程度過多にすることにより、モノクロの写真作品の白と黒が反転する現象。意図的に行われ、その結果、白黒が(部分的に)反転した作品のこともソラリゼーションと呼ぶ。

マン・レイが写真の現像中に、助手であり愛人だったリー・ミラーが誤って現像をしていた部屋のドアを開けてしまったが、その結果生じたものを、マン・レイは「失敗作」とは考えず1つの効果として評価した、ということをその始まりとする説もある。

また、19世紀中頃にアントワーヌ・サバティエ(Antoine Sabattier)が始めたという説もあり、「サバティエ効果」と呼ばれることもある。

どの程度の露光でどの程度の白黒反転が起こるのかが予測できないこともあり、シュルレアリスムと近接性が存在する。

語源的には、(Solar)「太陽光の利用」がプライマリとなっていることで、太陽光や光源による影響や効果を指している。偶然に発見した効果や方法については、(-sation)を語尾につけることで、「政策・目的・施行・方法」という必然性、確定性が意味づけされることになる。マン・レイが写真技術として確立・確定し、光を利用した効果であることから、「ソラリゼーション(反転)」と捉えているが、コンピュータ・グラフィック技術が高度化してきた現代においては、この用語のカテゴリーはかなりの汎用性を持つことになろう。

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