チャック・カー
基本情報 | |
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国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | カリフォルニア州サンバーナーディーノ郡サンバーナーディーノ |
生年月日 | 1967年8月10日 |
没年月日 | 2022年11月12日(55歳没) |
身長 体重 |
5' 10" =約177.8 cm 165 lb =約74.8 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投両打 |
ポジション | 外野手 |
プロ入り | 1986年 MLBドラフト9巡目 |
初出場 | 1990年4月28日 |
最終出場 | 1997年9月27日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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チャールズ・リー・グレン・カー・ジュニア(Charles Lee Glenn Carr Jr., 1967年8月10日 - 2022年11月12日)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンバーナーディーノ郡サンバーナーディーノ出身のプロ野球選手(外野手)。右投両打。
経歴[編集]
1986年 のMLBドラフト9巡目(全体228位)でシンシナティ・レッズから指名されてプロ入りするが、半年で自由契約となる。その後、シアトル・マリナーズ傘下を経てニューヨーク・メッツへ移籍後の1990年4月28日にメジャーデビューも、1992年のセントルイス・カージナルス在籍時まではメジャーとマイナーを行き来していた。なお、1992年には傘下のAAA級ルイビル・バッツで53盗塁を記録してアメリカン・アソシエーション[1]の盗塁王となった。
1992年オフにエクスパンションドラフトでフロリダ・マーリンズ(現在のマイアミ・マーリンズ)から指名されると、マーリンズ創設初年度の1993年には中堅手のレギュラーを獲得して58盗塁と走りまくり、ナショナルリーグの盗塁王に輝いた[2]。翌1994年も32盗塁(ナ・リーグ4位)を記録したが、リードオフマンとしては出塁率が低過ぎたため以降は控えに逆戻りした[3]。
その後、1998年以降はアメリカ国内の独立リーグ3球団、台湾やイタリアのプロリーグでもプレーした。
2022年11月12日にオクラホマ州オクラホマシティで死去したことが報じられた[4][5]。
詳細情報[編集]
記録[編集]
- 盗塁王:1回(1993年)
背番号[編集]
- 1(1990年)
- 27(1991年)
- 43(1992年)
- 21(1993年 - 1996年途中、1997年途中 - 同年終了)
- 24(1996年途中 - 1997年途中)
- 3(1998年)
脚注[編集]
- ^ 現行で同名の独立リーグとは別物であり、インターナショナルリーグやパシフィックコーストリーグと同格の1997年まで存在したAAA級のリーグだった。
- ^ マーリンズ球団史上で初のタイトルホルダーとなった。
- ^ 出野哲也『改訂新版 メジャー・リーグ人名事典』言視舎、2013年、103頁。ISBN 978-4-905369-67-7。
- ^ JR Radcliffe (2022年11月13日). “Former Brewers outfielder Chuck Carr dies at age 55” (英語). Milwaukee Journal Sentinel. 2023年9月10日閲覧。
- ^ “レッズやマーリンズなどメジャー5球団でプレーしたチャック・カー氏、55歳で死去 米紙報道”. 日刊スポーツ (2022年11月15日). 2023年9月10日閲覧。