チャガタイ語

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チャガタイ語中央アジアテュルク系言語を基礎とし、それにペルシア語アラビア語語彙語法を加えた言語。現在は死語である。

公用語とした国[編集]

ティムール帝国ではペルシア語と並んでチャガタイ語が公用語であった。ティムール朝の流れを汲むムガル帝国でも初期にはペルシア語とチャガタイ語が公用語であったが帝国がテュルク=モンゴル系遊牧騎馬民族国家としての性質を失いインド化するにつれてヒンドゥスターニー語が公用語となる。しかしチャガタイ語はある程度ヒンドゥスターニー語にも影響を与えており、ヒンドゥスターニー語の中のテュルク系語彙の殆どはチャガタイ語を通じて借用された。

主な文学作品[編集]

表記法[編集]

改良アラビア文字で表記された。

オスマン語との比較[編集]

オスマン語がアナトリアの西方テュルク諸語を基盤に成立したのに対し、チャガタイ語は東方テュルク諸語を基盤に成立したため文法的にも語彙的にもそれなりの差異があるが、共にアラビア語やペルシア語の要素を加えたテュルク系言語であり大まかな特徴は類似している。

関連項目[編集]