シャイニング・フォースII 古えの封印

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シャイニング・フォースII 古えの封印
ジャンル シミュレーションRPG
対応機種 メガドライブ
開発元 クライマックス
ソニック
発売元 セガ
人数 1人
発売日 1993年10月1日
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シャイニング・フォースII 古えの封印』(シャイニング・フォースツー いにしえのふういん、Shining Force II)は、セガの子会社であるSONIC(現:キャメロットソニックチームでは無い)が1993年10月1日に販売したメガドライブシミュレーションRPG

概要[編集]

前作とほぼ同じシステムであるため、詳しくは同項目も参照。

前作とは舞台、登場キャラクターは一新され、同一世界の異大陸での物語とされるが、関連性についてはほとんど触れられておらず、小説版『シャイニング・フォース 神竜の血脈』において、前作と今作の登場人物が登場し関連性が描かれ前作のその後の物語であることが記述されている[1]

移動は将棋チェスのように決められた範囲内ならどこでも移動でき、範囲内に敵が居ればそれを選択して攻撃することができる。戦闘シーンに入るとプレイヤーと敵が斜めに向き合い、臨場感溢れる決闘シーンが表示される。

攻撃パターンには通常攻撃の他に複数の敵を攻撃対象にできる魔法もある。魔法はひとつの種類につき最大4レベル存在し発動時のアニメーションが丁重にもすべて異なっている。魔法はレベルが高いほど消費MPが大きくなるが、威力や効果範囲は格段に向上する。

主人公が倒されてしまうとゲームオーバーとなり街に教会に戻されるが、倒される前に主人公だけが使える「リターン」の呪文か「てんしのはね」のアイテムを使うことによっていつでも戦闘から離脱できる、またイベントの地点まで戻れば敵が新たに沸きなおるので、なんども挑戦してレベルを上げることも可能。経験値制度はEXPを100ポイント溜めれば1つレベルが上がり、レベルが高くなるほど敵から得られる経験値は少なくなるが、EXPが1ポイントしかもらえなくなってしまっても100匹のモンスターを攻撃すればレベルを上げることはできる。

また、本シリーズはレベルが一定の値を超えると教会で「転職」してより強くなることができる。この転職はどの職業になれるか固定で決まっていて、転職することでレベルが1に戻ってしまうが、元の職業のレベル20より転職した後のレベル20のほうが強く、ゲームの後半に登場する武器の装備条件などにもなっている。

その他、特徴的な点として、操作システムの行動選択が基本的に全て十字キーの上、下、左、右に割り振られていることが挙げられる(例:戦闘時移動後は攻撃、道具、待機、魔法が表示され、魔法を選択した場合は更にブレイズLv1、スリープ、ブレイズLv2、ブレイズLv3、など。状況に応じて適宜自動変化する)。

ストーリー[編集]

前作の舞台より遥か北方に位置するグランス島。盗賊のジッポはとある古代遺跡の探索中、何かの封印を誤って解いてしまう。それは遥か古の時代に封印された魔王ゼオンとその軍団の復活に関わるものだった。 一方、グランシール王国に暮らす少年ボウイは、一人前の剣士を目指し賢者アストラルの下で修行に励む日々を送っていた。ある日、グランシール王に異変があったとの報を受け、城へ急行するアストラル。興味本位でその後をつけたボウイ達はそこで偶然魔王軍の尖兵の復活を目撃してしまう。 その後、友好関係にあった隣国ガラムが突如としてグランシールへの侵攻を決定。ボウイ達はガラム軍との、そして魔王の軍勢との戦いに巻き込まれていくこととなる‥‥。

世界観[編集]

『シャイニング・フォース』の世界は一般的な剣と魔法の中世西洋ファンタジーである。

主に登場する種族は一般的な「人間」のほか、上半身が人間で下半身が馬の「ケンタウロス」、小柄な体格の「ホビット」、強い力を持つ「ドワーフ」、不死鳥の「フェニックス」、空を飛び人語も扱う「鳥人」、特殊な鎧に身を包んだ「みどりがめ」など。

敵ユニットとしては「ゴブリン」、「ゾンビ」、「ペガサスナイト(ケンタウロスに羽が生えた者)」、「ドラゴン」など一般的な ファンタジー系モンスターが登場する。

登場人物[編集]

主人公[編集]

ボウイ
職業:剣士→勇者
主人公。グランス島、グランシール国の少年で、賢者アストラルの弟子。剣士となるべく、仲間と修行を積んでいたが、ひょんなことから、悪魔王ゼオンを封印していた2つのジュエルを手にする。ここから彼の冒険が始まる。

パーティーキャラクター[編集]

サラ
職業:僧侶→司祭(マスターモンク)
エルフ族の僧侶で、主人公の同級生。少し強気な性格で、仲間の世話を焼きたがる。青く長い髪が特徴の少女。ゲーム開始後暫くは、回復魔法が使えるユニットが彼女のみなので、時には苦戦を強いられることも。
ヒューイ
職業:騎士→パラディン(ペガサスナイト)
ケンタウロス族の少年で、同じくアストラルの弟子。見習いの騎士だが少しヤボな所がある。以上3人が初期メンバーである。
ジャジャ
職業:戦士→ウォリアー(バロン)
ホビット族の少年で、斧を武器に使う戦士。彼もアストラルの弟子だが、寝坊の為2回目の戦闘から加わる。ドジだが明るい性格。
カズン
職業:魔術師→ウィザード(ソーサラー)
考古学者ハウエルの弟子で、彼の死をきっかけに仲間になる。エルフ族の魔術師で、火炎系の魔法が得意。普段は冷静だが、時折少年らしい仕草を見せる所が人気らしい。
ジッポ
職業:シーフ→忍者
古のほこらから、2つのジュエルを盗んだ張本人で、この事がきっかけで悪魔王が復活してしまう。その罪滅ぼしとして参戦。スケイブン族のシーフで、足が速い。
キウイ
職業:みどりがめ→かいじゅう
大陸から珍獣として連れてこられた、ミドリガメ。檻から逃げ出した所を主人公と出会い、仲間になる。その際、自分で名前をつける事もできる。甲羅と兜のため、非常に防御力が高い。
ピーター
職業:フェニキイ→フェニックス
不死鳥族の末裔。旅の途中、大陸に移住したグランシールの人々と出会い、以後、常に主人公の後ろについて周るようになる。お喋りで遠慮が無い性格。不死鳥なので倒されても戦闘終了後には生き返っている特殊なキャラ。
マチルダ
職業:レンジャー→ボウナイト
リブル村に住む、ケンタウロス族のレンジャー。都会に憧れている。
ゲルハルト
職業:獣人→ウルフバロン
ポルカ村に住む獣人族の青年。勇敢だが獣人にしては毛が薄く、彼のコンプレックスになっている。
ルド
職業:鳥人→バードバトラー
鳥人族の国、ビトーの王子で、ピーターの親友。おおらかな性格。移動力はあるが、防御力は低い。
ロイド
職業:ブラスガンナー
港町ハッサンの考古学者で、付近の遺跡に祀られている古代の乗り物、キャラバンを運転する事を夢見ている。少し偏屈な性格。キャラバン入手後暫くは専属の運転手だったが、後に戦闘にも参加するようになる。
ミック
職業:騎士→パラディン(ペガサスナイト)
大陸中を旅をしているケンタウロスの騎士。珍しいものとスリルに目が無く、キャラバンに興味を持って参戦。
ポルナレフ
職業:アーチャー→スナイパー(ブラスガンナー)
エルフ族のアーチャーで、池にはまっている所を助け出される。妖精の森の住人で、フェアリー族と仲が良い。
エルリック
職業:騎士→パラディン(ペガサスナイト)
たまたま災害に巻き込まれ、悪魔クリードの元で小さくなって暮らしていた騎士。少しナルシスト。能力は高い。
エルリック、ツィッギー、ドンゴ、パイパーの4人はクリードの館を出る際に1人を選択して仲間にできる。仲間にしなかったキャラは後半、仲間に出来る。
ツィッギー
職業:僧侶→司祭(マスターモンク)
災害に巻き込まれた、ポンペイ国の元住人。強気な僧侶の女の子。
ドンゴ
職業:戦士→ウォリアー(バロン)
ポンペイ国の元住人で、ドワーフ族の老兵。頑固者だが戦闘力・リーダーシップは衰えていない。
パイパー
職業:魔術師→ウィザード(ソーサラー)
ポンペイ国の元住人。強力な魔法を覚えるエルフ族の魔術師。
ジャネット
職業:アーチャー→スナイパー(ブラスガンナー)
エルフ族のアーチャー。ポルナレフの恋人で、彼を追って参戦する。攻撃力は当初高いが、上がりにくい。
ヒギンズ
職業:パラディン
ケンタウロス族の国、パキャロンの隊長。援軍を探している所を魔族に襲われ、主人公らに助けられる。
フィルダー
職業:バードバトラー
ビトー国の若きバードバトラー。主人公に出会ってから短期間で成長し、参戦。謙虚で礼儀正しい。
リンダ
職業:ソーサラー
ミトゥラ神殿に仕えるソーサラー。強力な召喚魔法を使えるが、防御力が非常に低い。年齢にうるさい。
シャロル
職業:司祭
パルメキア北大陸の権威ある司祭。悪魔軍の侵入に対し、地獄の選択を迫られ、その事を悔やんでいる。
ファルコン
職業:ペガサスナイト
翼を持つペガサスナイト。元は悪魔軍側に居たが、主人公達の前で寝返る。隠しキャラ扱いで、仲間入りの後も操作することができない。
ガイアン
職業:ウォリアー
悪魔軍の攻撃に遭ったモーンの街で、一人戦っていたホビット族のウォリアー。リブル村に妻子が居る。
シーラ
職業:マスターモンク
アストラルの元弟子。悪魔族隊長に婚約者の命を奪われ、復讐のために修行を積んでいた。人間族のマスターモンク。
バッカス
職業:機械兵
かつて神々によって作り出され、考古学者ペテロによって修理された機械兵。
マード
職業:ゴーレム
古代通路で動けなくなっていた所を助けるとついてくる、正義のゴーレム。足は遅いが攻防ともに優れる。
オネイア
職業:ウィザード
カズンの師であったハウエルの息子。父の研究を受け継いで、魔族と戦う術を探していた。あまり強力な魔法は覚えてくれないウィザード。
レモン
職業:レッドバロン
グランシールの隣国、ガラム国の英雄。本来は正義感溢れる男だったが、国王の命により、不本意ながらグランシールに攻撃を仕掛ける。その後悪魔族に体を乗っ取られ「レッドバロン」として主人公の前に立ち塞がる。悪魔族に乗っ取られた事で死ねない不死の身体となり、悪魔族の手先としての悪行を悔いて自殺しようとするものの失敗、主人公達と共に戦う事になる。

主人公側の登場キャラクター[編集]

アストラル
ボウイ達の師匠で、諸国にも名前が知られているグランシール国の賢者。強力な魔法も使える。直接戦闘には参加しないが、物語中盤から軍師として同行するようになる。実は女好き。
エリス
グランシール国のお姫様。悪魔王にさらわれる、主人公に恋するなど、お姫様としての典型的な運命をたどる。
オッドラー
物語中盤に登場する謎の少年。怪我のため視力と記憶を失っている。実は悪魔軍の幹部のオッドアイで、主人公達とは終盤戦う事になる。
クリード
強い魔力を持った悪魔族。現在は改心して、大陸外れの悪魔のしっぽに住む。人間を小さくしてコレクションするのが趣味。

悪魔軍側キャラクター[編集]

悪魔王ゼオン
今作の黒幕、前作のダークドラゴンと並ぶくらいの強さを持つとされる。長年封印されていて、復活を企むが必要な二つのジュエルをボウイに奪われる事となる。
ゲシュプ
悪魔軍の軍師。様々な策を用いて、主人公達を貶めようとするがことごとく失敗する
オッドアイ
悪魔軍の幹部。中盤ボルカノン神殿に攻め込むが、ボルカノンに敗退し、行方が知れなくなる。記憶を失い、オッドラーとして主人公達と出会う事になる。
カミーラ
悪魔軍の女幹部。鉄球使い。正面から正々堂々戦う事を好み、策を弄するゲシュプとはソリが合わない。
レッドバロン
悪魔軍の幹部。その鎧は殺した相手の返り血で赤く染まったとされる。その正体はガラム国のレモン。

職業[編集]

本作には多数の職業が登場する、前述した種族とは別。左は初期、右は転職後の職業名。

「剣士」→「勇者」
主人公の職業。すべてにおいて平均したステータスを持つ。倒されるとパーティー全体の敗北となり、ペナルティと共に教会に戻される(タイトル画面には戻らない)。町に戻る魔法「リターン」を唯一使うことができる。条件を満たすと「スパーク」の魔法も習得できる。武器は剣のみを装備できる。
「騎士」→「パラディン」「ペガサスナイト」
ケンタウロス系キャラクタ専用の職業。武器は近接戦闘のみの「ランス」と遠距離も攻撃できる「スピア」の2種類を使う。移動力が高いのが特長だが、森・山脈などの足場の悪いところでは移動速度が大きく落ちる。HPは高いが防御力はあまり高くないため、スピアを利用した2列目からの攻撃が主体となる。
通常の転職では「パラディン」になるが、転職時にあるアイテムを使うことで「ペガサスナイト」にもなれる。ペガサスナイトは飛行能力を得るため機動力がさらに強化されるが、有利な地形効果を得られず防御能力がさらに落ちるデメリットもある。
「戦士」→「ウォーリアー」「バロン(レッドバロン)」
斧を使う、主にドワーフ系キャラクターの職業。移動力は高くないが安定しており、防御力に秀でるが体力はそれほど多くない。魔法は一切習得できない。ただし一部の武器を用いることにより魔法攻撃に類似した攻撃を行うことができる。
通常の転職では「ウォーリアー」になるが、転職時にあるアイテムを使うことで「バロン」になれる。バロンは斧の他に剣も扱え、移動力も上がるため汎用性に秀でる。
「魔術士」→「ウィザード」「ソーサラー」
魔法を主とした攻撃をする職業。使える魔法はキャラクターによって異なるが、基本的に1種類以上の攻撃呪文とステータス異常をもたらす魔法を覚える。武器として杖を装備できるが、威力は非常に低い。多くの魔法は広範囲に、外れることなく防御力に関係なくダメージを与えられる。特に、狭い建物内などでは陣形と誘導次第で大量の敵にダメージを与えられる。
ただし、LV4等を覚えるまで敵1体あたりのダメージは低めで、敵が拡散しやすい広野などではあまり活躍できない。そしてMPが尽きればほとんど何もできず、防御力が低いので物理攻撃一撃で死亡することもあるため、護衛と陣形、そして魔法の使いどころの考慮が必須である。
通常の転職では「ウィザード」になるが、転職時にあるアイテムを使うことで「ソーサラー」にもなれる。ソーサラーは高威力の召喚魔法を扱えるが、魔術師時代の魔法は全て忘れてしまうので注意が必要。
「僧侶」→「司祭」「マスターモンク」
回復魔法を扱うことができ、ステータス変化を癒したり敵へもたらす魔法を覚える。ある程度のダメージは必ず受けるため、体力回復は必須であり、パーティーのサポート役として重要な職業。杖を装備できるが、攻撃力・防御力は低い。回復魔法・補助魔法は相手のLVに関係なく一定の経験値を得られる。
通常の転職では「司祭」になるが、転職時にあるアイテムを使うことで「マスターモンク」にもなれる。マスターモンクは格闘武器を装備でき、回復だけでなく攻撃も担えるようになる。
「アーチャー」→「スナイパー」「ブラスガンナー」
弓を使った遠距離攻撃を得意とする職業。弓はスピアとは違い近接の敵は攻撃できないが、上位の武器を手に入れる事で攻撃範囲は劇的に広がる。魔法と違い、物理攻撃でありMP等の消費がないので、状況と運用によって大きく働きぶりが変わる。
通常の転職では「スナイパー」となりこの際移動力が上がるが、転職時にあるアイテムを使うことで「ブラスガンナー」にもなれる。ブラスガンナーは戦車を操縦して射撃を行うユニットで、移動力に劣るが防御力が高い。
「鳥人」→「バードバトラー」
飛行ユニット。一部を除いた地形を無視して進軍できる。移動能力は非常に高いが、その他の能力はあまり高くないため、奇襲戦術が主な活用法となる。剣を装備する。
「フェニキィ」→「フェニックス」
ピーター専用職業。飛行ユニットなので鳥人と同様に一部の地形を無視して進軍できる。HPや攻撃力も高く、不死鳥という性質上炎の攻撃に強い・戦闘で倒されても教会不要で復活できる。
「シーフ」→「ニンジャ」
ジッポ専用職業。ナイフを扱うシーフの状態では素早さが高いくらいで戦闘力は低いが、ニンジャに転職すると剣が装備可能になり、専用の忍術も修得するので使い勝手が上がる。
「獣人」→「ウルフバロン」
ゲルハルト専用職業。装備できる武器はないが、高い基礎攻撃力を持つ。
「レンジャー」→「ボウナイト」
マチルダ専用職業。ケンタウロス族の脚力と弓の攻撃範囲によって、遠距離からの奇襲が可能。その反面、HPや防御力が低く打たれ弱い。
「みどりがめ」→「怪獣」
キウイ専用職業。最も防御力の高いユニットで、物理攻撃をほとんど寄せ付けない。また転職すると飛行能力がつき、炎のブレスによる攻撃も可能になる。その反面HPは全ユニット中最低で、魔法攻撃に極端に弱い。
「機械兵」
バッカス専用職業。装備できる武器はない。近接攻撃タイプのユニットで、必殺の一撃時にはビームを繰り出す。移動力が低く、その点を補完しないと活躍は難しい。
「ゴーレム」
マード専用職業。装備できる武器はない。防御力に秀でる盾タイプのユニット。移動力が非常に低い。

魔法[編集]

魔法は、僧侶や魔術師など、特定のキャラクターのみが使えるコマンドであり、MP(マジックポイント)を消費することで、使用できる。覚える魔法はキャラによって固定されており、レベルを上げることによって新しい魔法を覚えたり、よりハイレベルな魔法を使えるようになる。一部を除き、戦闘中にしか使用できない。

攻撃魔法
主に魔術師系キャラが使用。火炎魔法「ブレイズ」、冷気魔法「フリーズ」、電撃魔法「スパーク」、死神を召喚する「ソウルスチル」、僧侶が使う真空魔法「ヘルブラスト」がある。
忍術
攻撃魔法の一種。特定のキャラのみが使用できる。火炎系の「かとん」と電撃系の「らいじん」が存在する。
回復魔法
主に僧侶系キャラが使用。単体の体力を回復する「ヒール」、複数人の体力を回復する「オーラ」、毒や麻痺を治療する「アンチドウテ」がある。
間接魔法
戦闘を有利に進めるための補助魔法。味方の攻撃力を上げる「アタック」、味方の防御力と素早さを上げる「サポート」、相手を眠らせる「スリープ」、相手の魔法攻撃を封じる「アンチスペル」、相手の防御力と素早さを下げる「スロウ」、相手を混乱させる「コンフューズ」、戦闘から離脱する「リターン」が挙げられる。
召喚魔法
精霊を呼び出す魔法。特定キャラのみが使用できる。大地の魔法「ダオ」、太陽の魔法「アポロン」、水の魔法「ネプチューン」、巨神の魔法「アトラス」の4種。いずれも強力だが、普通の攻撃魔法と異なり、複数の敵に使用すると威力が分散されてしまう欠点がある。

アイテムの種類と効果[編集]

『シャイニング・フォース』に登場する装備品は「剣」「斧」「ランス」「スピア」「杖」「矢」「リング」の7種類に分類され、職業によって装備できる武器のタイプは決められている。 「リング」はすべての職業が装備でき、他の装備と干渉しない。攻撃力以外のステータスが上がるものもある。 ただし入手できる個数は非常に限られている。武器による格闘戦は基本的に単体攻撃である。

「杖」「剣」「斧」「ランス」は周囲4マスの敵のみを攻撃できる近接戦闘武器であり、後者になるほど攻撃性能は高くなる傾向にある。「スピア」は周囲8マス+縦横直線2マスの攻撃範囲を持つ。「矢」は周囲4マスを除き縦横直線2マス、周囲斜め1マスを基本攻撃範囲とするが、上位の矢はより広範囲の敵を攻撃できる。

また装備品の中には使用すると魔法の効果を持つものがあり、あまり酷使すると「ひび」が入って、それに使用を続けると消滅してしまう。消滅する前に武器屋で有償で修理してもらうことによって、消滅することなく続けて使用することができる。

他にも、装備して攻撃するだけで効果が現れる武器なども存在する。

装備品の中には呪われたアイテムが存在し、装備すると外せなくなり、ダメージを受けたり行動が制限されるなどのペナルティが課せられる。しかし、呪われた品物の多くは当然ながら非常に強力である。呪いは教会で解除してもらうことができる。

持てるアイテム数の上限は、現在装備している武器やリングを含めて4つまで。たとえば騎士などは遠距離攻撃もできるが威力の低いスピアと、近接戦闘のみだが威力の高いランスを装備できる。これらを場合によって使い分けるような戦い方をすると、他に持てるアイテムは2個に制限される。不要な品は、物語中盤で手に入る「キャラバン」に保管することができる。また、一部のレアアイテムは店に売却することによって「掘り出し物」として法外な値段で再出品され、それを買い戻すこともできる。

キャラバン[編集]

神殿に祀られている古代の乗り物。入手後はフィールド上を主人公らについて走るようになる(町の中は走らない)。見た目は小さいが、逆に主人公達を小さくすることによって中に入ることができる。

機能としては前作の本陣のようなもので、戦闘に出るキャラクターを自由に選出することができる。

もう一つ重要な機能として「倉庫」がある。上記のように、旅先において入手した不要なアイテムを保管することができる。また、預けたアイテムはその場で捨てたり、鑑定することもできる。

地形効果[編集]

戦闘時の特徴として、地形効果ボーナスというものが発生する。これはユニットの現在位置の地形タイプによって異なり、数値として左上にパーセンテージで表示される。

地形効果が高いほど敵から受けるダメージは緩和されるが、一般的に高い地形効果を持つ場所は山脈地帯や岩場、森林などの足場が悪い場所で、特定の職業のユニットがそれらの場所に侵入すると移動範囲が著しく狭くなる。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 同小説の設定については作者のHPも参照シャイニングフォース神竜の血脈

外部リンク[編集]