キャリー・マリス

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ノーベル賞受賞者 ノーベル賞
受賞年:1993年
受賞部門:ノーベル化学賞
受賞理由:DNA化学での手法開発への貢献(PCR法の発明)

キャリー・マリス(Kary Banks Mullis, 1944年12月28日 - )はアメリカ合衆国ノースカロライナ州レノア出身の生化学者。ポリメラーゼ連鎖反応 (PCR) 法の開発によって知られる。また、その功績により、1993年ノーベル化学賞及び日本国際賞を受賞した。

誕生後、サウスカロライナ州コロンビアに移り住み、そこで成長した。ドレハー高校を卒業後、ジョージア工科大学に入学、卒業。1973年カリフォルニア大学バークレー校から博士号を与えられた。カリフォルニア州に移り、ニューポートビーチ、その後アンダーソンバレーに住んだ。バイオテクノロジーの企業シータス社に就職。そこでPCR法によるDNAの増幅方法を考え出した。このアイデアはドライブ中に思いついたといわれる。後に好熱菌DNAポリメラーゼであるTaqポリメラーゼを用いる改良法が開発され、世界の分子生物学の進展に大きな影響を与えた。

現在では免疫に関する研究を行うベンチャー企業を率いている。

目次

[編集] 人物

  • 4度の結婚を経験し、3人の子供を儲けている。
  • サーフィンが好きで、ノーベル賞受賞が決まった際にも海辺でサーフィンに興じていたことから「サーファーにノーベル賞」と大きく報じられた。かつてマリファナを使用していたことを公言するなど、奇行も多い人物である。
  • エイズの原因はHIVではないと主張している。地球温暖化フロンガスによるオゾン層破壊も否定するなど、学界の主流から外れた主張を繰り返すことでも知られる。


[編集] 受賞歴

  • 1990 - William Allan Memorial Award of the American Society of Human Genetics | Preis Biochemische Analytik of the German Society of Clinical Chemistry and Boehringer Mannheim
  • 1991 - National Biotechnology Award | ガードナー国際賞 | R&D Scientist of the Year
  • 1992 - California Scientist of the Year Award | ロベルト・コッホ賞
  • 1993 - ノーベル化学賞 | 日本国際賞 | Thomas A. Edison Award
  • 1994 - Honorary degree of Doctor of Science from the University of South Carolina
  • 1998 - Inducted into the National Inventors Hall of Fame [1] | Ronald H. Brown American Innovator Award[2]
  • 2004 - Honorary degree in Pharmaceutical Biotechnology from the University of Bologna, Italy


[編集] 参考文献

  • ポール・ラビノウ『PCRの誕生—バイオテクノロジーのエスノグラフィー』渡辺政隆訳、みすず書房、1998年 ISBN 4-622-03962-1
  • キャリー・マリス『マリス博士の奇想天外な人生』福岡伸一訳、早川書房、2000年 ISBN 4-15-208264-X


[編集] 脚注

[編集] 外部リンク