リヒャルト・R・エルンスト

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ノーベル賞受賞者 ノーベル賞
受賞年:1991年
受賞部門:ノーベル化学賞
受賞理由:高分解能NMRの開発への貢献
リヒャルト・R・エルンスト

リヒャルト・ローベルト・エルンスト(Richard Robert Ernst, 1933年8月14日 - )は1991年ノーベル化学賞を受賞したスイス化学者である。 1991年にコロンビア大学よりルイザ・グロス・ホロウィッツ賞受賞。

スイスのヴィンタートゥールで生まれた。スイス連邦工科大学博士号取得。1962年カリフォルニア州パロアルトのヴァリアン (Varian) 社に技術者として入社し、1964年フーリエ変換NMRの研究を行った。その後、1967年に再びスイス連邦工科大学へと戻り、のちに同大学の化学科教授になった。1991年に、フーリエ変換NMRの開発への貢献業績によってノーベル化学賞を受賞した。2006年現在もなおチューリッヒの同大学へ勤務し、研究を行っている。

彼が貢献したこの技術は、有機化学での分子構造の同定において非常に有力な手段となったほか、医療分野でも核磁気共鳴画像法 (MRI) として実用化され、画像診断の際の有力な手がかりとなった。

ノーベル賞委員会によって作られたポスターによると、彼のノーベル賞受賞の元となったアイデアは、元々はベルギー人化学者でブリュッセル自由大学の教授であるジャン・ジェーネル (Jean Jeener) のものであったことを認めている。

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