ロベルト・フーバー

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ノーベル賞受賞者 ノーベル賞
受賞年:1988年
受賞部門:ノーベル化学賞
受賞理由:光合成反応中心の三次元構造の決定
ロベルト・フーバー

ロベルト・フーバー(Robert Huber, 1937年2月20日 – )は、西ドイツ生化学者。1988年に、光合成に必要なタンパク質複合体の三次元構造を明らかにした功績により、ハルトムート・ミヒェルヨハン・ダイゼンホーファーとともにノーベル化学賞を受賞した。

1937年2月20日、彼は銀行員セバスチャンの息子としてミュンヘンに生まれた。彼はカールスギムナジウムで1947年から1956年まで学び、ミュンヘン工科大学で化学を学んで1960年に学位を得た。その後も彼は同大学に残って、有機化合物結晶化して構造を調べる実験を行った。

1971年、マックス・プランク生化学研究所の責任者になり、タンパク質の結晶化の方法論を確立した。

1988年には、ハルトムート・ミヒェル、ヨハン・ダイゼンホーファーとともにノーベル化学賞を受賞した。3人は光合成細菌の光合成に必要な膜タンパク質を初めて結晶化し、X線結晶構造解析でその構造を明らかにした。この研究は光合成全体の機能を司る構造物に関する知見を与えた。さらに、植物の光合成でもこの複合体のアナログが見つかった。

彼は既婚で、4人の子供がいる。

2003年、清華大学より、名誉博士号を授与されている。

現在、カーディフ大学に在籍し、構造生物学の部門を統括している。