オセアニアサッカー連盟(―れんめい、Oceania Football Confederation)は、オセアニア諸国の協会を統括する国際サッカー連盟(FIFA) 傘下のサッカーの大陸連盟。略称はOFC。本部はニュージーランドのオークランド。
[編集] オセアニアの国際大会事情
オセアニアのサッカーは他の大陸に比べると実力・質ともに劣るとみなされていることから、長年ワールドカップの自動出場権がない。なお、オリンピック、U-20W杯(旧・世界ユース選手権)などでは自動出場権(1枠)が与えられている。
ワールドカップへの出場実績は
の事例がある。
2006年のワールドカップ・ドイツ大会の予選組み分けの際に、当初オセアニア予選の1位に自動出場権を与える予定となっていた[1]が、最終的にオセアニアの枠は前大会と同様0.5枠とされ[2]、オセアニア代表(1位)チームは南米5位とのプレーオフを戦うことになった。なおこのとき、減枠された南米サッカー連盟が抗議し、他の大陸の枠を減らして南米を増枠することを要求した。また2003年6月に開かれたコンフェデレーションズカップにおけるニュージーランド代表の惨敗も0.5枠維持の原因となったとされる。
2005年3月、OFCで1、2の実力を争っていたオーストラリアとニュージーランドがアジアサッカー連盟 (AFC)に加盟申請することを発表した。前述のとおり、レベル、収益面で劣るOFCに比べ、競技レベルが比較的高いAFCに加盟することによって、マーケティング、競技レベルの向上などが期待できる、という理由である。ただし、この2カ国がOFCを脱退すると、OFC側にレベルの更なる低下などの影響は避けられず、またワールドカップ、コンフェデレーションズカップ、FIFAクラブワールドカップなど、各種大会への出場枠を調整する必要性などが浮上することも考えられた。
最終的にOFCは同年6月にオーストラリアのAFC移籍を承認した。AFC側もこれを承認し、その後FIFAの総会によって正式に移籍が承認された。これによって2006年からのAFCアジアカップ予選に参加することになった。2006年2月に行われたアジアカップ予選で、アジア連盟加入後初戦を迎えたオーストラリアはアウエーのバーレーンとの対戦で、フース・ヒディンク監督は不在、海外組の主力選手抜きにも関らず3-1で、加入後初試合初勝利を飾った。ただし、その後6月から7月に開催されたドイツ・ワールドカップへはオセアニア代表として出場している。
一方、AFC加盟申請を発表していたニュージーランドはOFCに残留して強化を模索することを決定した。また、2010年のFIFAワールドカップではニュージーランドが全参加国中唯一の無敗(3引き分け、グループリーグ敗退)で大会を終え、オセアニア勢において一定の結果を示した。
[編集] OFCの主催する主な大会
[編集] 男子ナショナルチーム
[編集] 女子ナショナルチーム
[編集] クラブチーム
[編集] 加盟国・地域
2006年1月現在、11の国と地域が加盟している。
※五十音順
また
キリバス、
ツバル、
ニウエが準会員として加盟している(いずれもFIFA未加盟)。
[編集] 過去の加盟協会
台湾(1975年から1989年まで)
オーストラリア(2005年まで)
北マリアナ諸島(2009年まで、現在は東アジアサッカー連盟会員、AFC準会員)
- なお、グアムについてはオセアニアに位置しているが、地理・距離などの関係でグアムサッカー協会結成当初からOFCには参加せずAFCに参加している。
[編集] 出典
- ^ “Oceania receives direct slot”. 国際サッカー連盟 (2002年12月18日). 2012年1月15日閲覧。
- ^ “32 teams for the 2006 FIFA World Cup”. 国際サッカー連盟 (2003年6月28日). 2012年1月15日閲覧。
- ^ a b c OFC公式サイト 2011年8月12日閲覧。
[編集] 外部リンク