エド・ミリバンド

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イギリスの旗 イギリスの政治家
エド・ミリバンド
Ed Miliband
Ed Miliband.jpg
生年月日 1969年12月24日(44歳)
出生地 イギリスの旗 イギリスロンドン
出身校 オックスフォード大学(コーパス・クリスティ・カレッジ )
所属政党 労働党
親族 デイヴィッド・ミリバンド
公式サイト Ed Miliband, MP for Doncaster North

内閣 ゴードン・ブラウン改造内閣
ゴードン・ブラウン再改造内閣
任期 2008年10月3日 - 2010年5月11日

内閣 ゴードン・ブラウン内閣
任期 2007年6月28日 - 2008年10月3日

選挙区 北ドンカスター選挙区
任期 2005年5月5日 -

任期 2010年9月25日 -

その他の職歴
労働党党首
2010年9月25日 - )
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エドワード・サミュエル・ミリバンド(Edward Samuel Miliband、1969年12月24日 - )はイギリス経済学者庶民院議員労働党党首。

ゴードン・ブラウン内閣でランカスター公領大臣、内閣府担当国務大臣を兼任し、改造内閣再改造内閣ではエネルギー・気候変動大臣を務めた。枢密院のメンバーにも任命されている。デイヴィッド・ミリバンドは実兄。

経歴[編集]

生い立ち[編集]

ミリバンドの両親は共にポーランドにルーツに持つユダヤ人の移民で、1969年12月24日ロンドンのセント・パンクラスで生まれた。父親のラルフ・ミリバンドポーランド系ユダヤ人の貧しい労働者夫婦の息子としてベルギーブリュッセルで生を受けたが、第二次世界大戦の混乱の中でイギリスに亡命し帰化をしたマルクス経済学者・政治学者であった。一方、1950年代にイギリスへ移住した母親のマリオン・コザックは、ポーランドの工場経営者の娘として子供時代は裕福な生活をしていたが、第二次世界大戦時にホロコーストの中で修道院で匿われて生き残った経験を持つユダヤ人である。彼は、オックスフォード大学と、父親の母校であるロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで教育を受けた。

1993年、彼は労働党の政治家ハリエット・ハーマンのスピーチライター、調査員となり、次の年には、「影の内閣」における財務大臣だったゴードン・ブラウンに同じく仕えた。2003年から2004年にかけては、サバティカル(研究のための休暇)をとり、政府の客員講師としてハーバード大学に通っている。

政府入り[編集]

エドは2005年5月の総選挙で庶民院議員に立候補、当選した。2006年5月5日のブレア内閣改造で、彼は内閣府担当の政務次官に就く。[1]

2007年6月28日ゴードン・ブラウン内閣が発足すると、彼はランカスター公領担当大臣・内閣府担当国務大臣(前者は形式的な役職であり、内閣府の責任者である後者の役職とほぼ同じである。)に任命された。なお、この内閣には兄のデイヴィッド・ミリバンド外務大臣として入閣しており、兄弟そろっての入閣は、1938年ダービー伯爵家出身のエドワード・スタンリーとその弟オリバーが入閣して以来のことである。

入閣と同時に、ブラウン首相から次期総選挙に向けての労働党のマニフェスト作りも任されていた。ちなみに、兄のデイヴィッドも1997年の総選挙の際、労働党のマニフェスト策定に関っていた[2]改造内閣再改造内閣では、新設されたエネルギー・気候変動大臣に転任した。

労働党党首[編集]

2010年5月の総選挙で労働党が敗北したことをうけて、ブラウンは党首辞任を表明した。同年9月の労働党党首選挙にはエドのほかに、兄で前外相のデイヴィッド、前児童・学校・家庭担当相エド・ボールズ、前保健相アンディ・バーンハム、庶民院議員のダイアン・アボットが立候補した。党首選挙は得票率が最下位の候補者を落とす方式で行われ、3度目の投票まではいずれもデイヴィッドが1位、僅差でエドが2位となっていたが、決選投票でエドがデイヴィッドを逆転して当選した[3]

9月28日、マンチェスターで開催された党大会に於いてブレア元代表が決定した2003年のイラク開戦を「間違いだった」と明言[4]

参照[編集]

外部リンク[編集]


公職
先代:
(創設)
イギリスの旗 エネルギー・気候変動大臣
2008 - 2010
次代:
クリス・フーネ (en)
先代:
ヒラリー・アームストロング
イギリスの旗 ランカスター公領大臣
2007 - 2008
次代:
リーアム・バーン (en)
イギリスの旗 内閣府担当国務大臣
2007 - 2008
議会
先代:
ケビン・ヒューズ (en)
イギリスの旗 北ドンカスター選挙区
2005 -
現職
党職
先代:
ハリエット・ハーマン(代行)
労働党党首
2010 – 現在
次代:
現職