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第三次ポエニ戦争(英: Third Punic War)は、古代の地中海地域における有力な国家であったカルタゴと共和政ローマが戦った三度にわたるポエニ戦争の中で最後となった戦争である。戦争はローマの勝利に終わり、カルタゴとその国家は完全に滅亡した。
紀元前201年にローマの勝利で第二次ポエニ戦争が終結し、戦争後に結ばれた講和条約でカルタゴはローマの許可なく戦争を起こすことが禁じられた。ローマの同盟国であったヌミディアのマシニッサ王はこの状況を利用してカルタゴの領土を公然と襲撃し、占領する行為を繰り返した。これに耐えかねたカルタゴは紀元前151年にローマとの条約を無視して将軍のハスドルバルが率いる軍隊をヌミディアに向けて派遣した……
- 松苧神社は、新潟県十日町市犬伏の松苧山にある神社。「松苧大権現」とも呼ばれる。祭神奴奈川姫命はこの地域の先住民と推定される高志族を代表する存在であるとされ、織物の神としても尊崇されている……
- イスラームにおけるヒジュラは、特に622年にイスラームの預言者であるムハンマドとムスリムがマッカからマディーナへ移住した出来事を指す。日本語では聖遷とも呼称される。マッカでイスラームの布教を行っていたムハンマドと彼に従うムスリムは、クライシュ族などのマッカの住民から迫害を受けていた……
- 人新世は、人類が地球の地質や生態系に与えた影響に注目して提案されている、地質時代における現代を含む区分である。パウル・クルッツェンらが2000年にAnthropocene(ギリシャ語に由来し、「人間の新たな時代」の意)を提唱し……