馬堀駅

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馬堀駅
駅舎(2011年)
うまほり
Umahori
JR-E09 保津峡 (3.8 km)
(2.1 km) 亀岡 JR-E11
地図 右上はトロッコ亀岡駅
所在地 京都府亀岡市篠町馬堀六ノ坪29-5
北緯35度0分38.11秒 東経135度36分8.37秒 / 北緯35.0105861度 東経135.6023250度 / 35.0105861; 135.6023250座標: 北緯35度0分38.11秒 東経135度36分8.37秒 / 北緯35.0105861度 東経135.6023250度 / 35.0105861; 135.6023250
駅番号 JR-E10
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 E 山陰本線嵯峨野線
キロ程 18.1 km(京都起点)
電報略号 ウマ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
3,376人/日(降車客含まず)
-2020年-
開業年月日 1935年昭和10年)7月20日[1]
乗換 トロッコ亀岡駅嵯峨野観光線
備考 業務委託駅
みどりの窓口
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ホーム(2011年6月)

馬堀駅(うまほりえき)は、京都府亀岡市篠町馬堀六ノ坪にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線である。駅番号はJR-E10。「嵯峨野線」の愛称区間に含まれている。

当駅から線路沿いに東方500メートルの地点に嵯峨野観光鉄道嵯峨野観光線(嵯峨野トロッコ)トロッコ亀岡駅がある。

歴史[編集]

駅構造[編集]

相対式ホーム2面2線を持つ地上駅。2008年12月に亀岡駅までの複線化が完成したことに伴い、分岐器絶対信号機がない停留所となった。

改札口は南側にある駅本屋内に1か所。駅本屋側が2番のりばであり、1番のりばへは跨線橋で連絡している。跨線橋とホームはエレベーター、階段で連絡している。駅舎への出入口は駅前広場に面した南側に設けられている。トイレは2番のりば西寄りの跨線橋と改札口の間にあり、男女別・車椅子対応で水洗式

ホームには周囲に桜並木が植樹されており春には桜の花で構内を彩っている。

亀岡駅が管理し、JR西日本交通サービスが駅業務を受託する業務委託駅である。かつては無人駅であったが、周辺の1960年代からの宅地開発に伴う利用客数の増加に伴い有人駅化され、現在ではみどりの窓口も設置されている。ICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。

のりば[編集]

のりば 路線 方向 行先
1 E 嵯峨野線 上り 嵯峨嵐山二条京都方面[8]
2 下り 亀岡園部福知山方面[8]
  • 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。

利用状況[編集]

2019年(令和元年)度の1日平均乗車人員は4,672人である。

京都などのベッドタウンである場所柄、駅規模に比較して利用客が非常に多く時間帯によっては京都方面への列車は相当な混雑になる。また、最寄りに嵯峨野観光線の終点トロッコ亀岡駅があるため観光客の利用も多く、周辺住民からは快速の停車を希望する声が少なくない。

年度 1日平均
乗車人員
1999年 4,595
2000年 4,625
2001年 4,630
2002年 4,605
2003年 4,627
2004年 4,668
2005年 4,636
2006年 4,690
2007年 4,702
2008年 4,677
2009年 4,559
2010年 4,488
2011年 4,525
2012年 4,600
2013年 4,666
2014年 4,638
2015年 4,732
2016年 4,710
2017年 4,756
2018年 4,740
2019年 4,672
2020年 3,376

駅周辺[編集]

バス路線[編集]

隣の駅[編集]

西日本旅客鉄道(JR西日本)
E 嵯峨野線(山陰本線)
快速
通過
普通
保津峡駅 (JR-E09) - 馬堀駅 (JR-E10) - 亀岡駅 (JR-E11)

脚注[編集]

  1. ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、299頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 内閣印刷局, ed (1935-07-06). “鉄道省告示 第266号”. 官報 (国立国会図書館デジタルコレクション) (2552). https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2959031/3. 
  3. ^ 大蔵省印刷局, ed (1917-11-27). “日本国有鉄道公示第131号”. 官報 (国立国会図書館デジタルコレクション) (6825). https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2963368/4. 
  4. ^ a b c 「石原、馬堀新駅舎完成 山陰本線」『交通新聞』交通協力会、1976年4月22日、2面。
  5. ^ 京都新聞昭和48年4月19日夕刊1面の記事より
  6. ^ a b 「山陰線京都-園部間 来春電化完成へ」『交通新聞』交通新聞社、1989年3月7日、1面。
  7. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '99年版』ジェー・アール・アール、1999年7月1日、185頁。ISBN 4-88283-120-1 
  8. ^ a b 馬堀駅|構内図:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年1月14日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]