「ライデル・マルティネス」の版間の差分
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2020年11月12日 (木) 09:44時点における版
中日ドラゴンズ #97 | |
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育成選手時代 (2018年4月13日 マツダスタジアムにて) | |
基本情報 | |
国籍 | キューバ |
生年月日 | 1996年10月11日(27歳) |
身長 体重 |
193 cm 93 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投左打 |
ポジション | 投手 |
初出場 | NPB / 2018年5月6日 |
年俸 | 6,000万円(2020年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
| |
派遣歴 | |
| |
国際大会 | |
代表チーム | キューバ |
WBC | 2017年 |
プレミア12 | 2019年 |
この表について
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ライデル・マルティネス・ペレス(Raidel Martinez Perez、1996年10月11日 - )は、キューバ共和国出身のプロ野球選手(投手)。右投左打。ベゲーロス・デ・ピナール・デル・リオ所属。オフは日本プロ野球・中日ドラゴンズ所属。中日での登録名はチームに同姓のアリエル・マルティネスがいることから「R.マルティネス」。
経歴
2018年4月19日、支配下選手登録となり、背番号は211から97となった[3]。 当初は先発起用が続いていたが、キューバ代表で抑えを務めていたこともあり、2018年8月14日のDeNA戦に来日初のクローザーとして1点リードの9回のマウンドに上がる。2アウトは取るものの、1イニング投げきれず、被安打2四死球2で押し出しの四球を与えたところで降板。後続も抑えられず、結果敗戦投手となった。
2019年4月2日にMLBとFCBの連名で初めて発表された、亡命せずにMLBの球団と直接的に契約可能な選手のリストに名を連ねた。4月12日に一軍昇格し、中継ぎとして登板した。5月31日の対読売ジャイアンツ戦で不調の鈴木博志に代わり抑えを務め、6月11日、対オリックス・バファローズ戦で来日初セーブを挙げた。
2020年1月25日、新たに2年契約(総額1億2000万円)を結んだ[1]。8月13日の対広島東洋カープ戦でジョエリー・ロドリゲスと並ぶ球団最速タイ記録の159Km/hをマーク[4]。15日の対読売ジャイアンツ戦において球団最速記録を更新する160km/hを記録した[5]。8月21の対DeNAベイスターズ戦ではナゴヤドーム初の160km/hを記録した。9月4日の対東京ヤクルトスワローズ戦では、NPB史上25人目(26度目)であり、球団では2013年7月9日に高橋聡文が記録して以来2人目となる1イニング4奪三振を記録[6]。同時に、史上初となる1回4奪三振でセーブを記録した。10月2日の対DeNAベイスターズ戦では、同年8月に記録した自己最速および球団最速記録をさらに塗り替える161km/hを記録した[7]。17日の対広島カープ戦で24イニング連続奪三振のセ・リーグ新記録を樹立した[8]。
選手としての特徴
- 193cmの長身から投げ下ろす最速161km/h[7]、常時150km/h台後半をマークする重いストレートにナックルカーブ、ツーシーム、チェンジアップ、スプリットを投げる[9]。変化球でも球速は140km/hを超える。
詳細情報
年度別投手成績
年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2015-2016 | PRI | 13 | 3 | - | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | - | .000 | 152 | 34.1 | 44 | 4 | 11 | 1 | 0 | 16 | 1 | 0 | 20 | 17 | 4.46 | 1.60 |
2016-2017 | CAV/PRI | 21 | 11 | - | 0 | 0 | 7 | 3 | 3 | - | .700 | 366 | 85.2 | 85 | 5 | 27 | 8 | 5 | 47 | 2 | 1 | 31 | 20 | 2.10 | 1.31 |
2017-2018 | PRI | 8 | 0 | - | 0 | 0 | 0 | 3 | 2 | - | .000 | 61 | 14.2 | 10 | 0 | 6 | 2 | 2 | 11 | 0 | - | 8 | 5 | 3.07 | 1.09 |
2018 | 中日 | 7 | 4 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | .250 | 99 | 21.2 | 28 | 4 | 8 | 0 | 1 | 14 | 0 | 0 | 16 | 16 | 6.65 | 1.66 |
2019 | 43 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 8 | 14 | .200 | 171 | 40.2 | 34 | 2 | 14 | 1 | 2 | 48 | 1 | 0 | 13 | 12 | 2.66 | 1.18 | |
CNS:3年 | 42 | 14 | - | 0 | 0 | 7 | 8 | 5 | - | .467 | 579 | 134.9 | 139 | 9 | 44 | 11 | 7 | 74 | 3 | *1 | 59 | 42 | 3.94 | 1.36 | |
NPB:2年 | 50 | 4 | 0 | 0 | 0 | 2 | 7 | 8 | 14 | .222 | 270 | 62.1 | 62 | 6 | 22 | 1 | 3 | 62 | 1 | 0 | 29 | 28 | 4.04 | 1.35 |
- 「-」は記録なし
- 通算成績の「*数字」は、不明年度がある事を示す
- 2019年度シーズン終了時
年度別守備成績
年 度 |
球 団 |
投手 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2018 | 中日 | 7 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
2019 | 43 | 5 | 6 | 0 | 1 | 1.000 | |
通算 | 50 | 7 | 6 | 0 | 1 | 1.000 |
- 2019年度シーズン終了時
記録
- 投手記録
- 初登板・初先発:2018年5月6日、対阪神タイガース8回戦(阪神甲子園球場)、5回2失点で敗戦投手
- 初奪三振:同上、1回裏に鳥谷敬から空振り三振
- 初勝利・初先発勝利:2018年5月15日、対広島東洋カープ7回戦(ナゴヤドーム)、5回0/3 4失点
- 初ホールド:2019年4月17日、対横浜DeNAベイスターズ5回戦(ナゴヤドーム)、7回裏に3番手で救援登板、1回無失点
- 初セーブ:2019年6月11日、対オリックス・バファローズ1回戦(京セラドーム)、9回裏に5番手で救援登板、1回無失点・完了
- 打撃記録
- 初打席:2018年5月6日、対阪神タイガース8回戦(阪神甲子園球場)、岩貞祐太から見逃し三振
- 初安打:2018年6月5日、対千葉ロッテマリーンズ1回戦(ナゴヤドーム)、5回裏に石川歩から左前安打
- その他の記録
- 1イニング4奪三振:2020年9月4日、対東京ヤクルトスワローズ13回戦(明治神宮野球場)、9回裏に村上宗隆、塩見泰隆(振り逃げ)、アルシデス・エスコバー、廣岡大志から ※史上25人目(26度目)、1回4奪三振でセーブを記録するのは史上初
- 24イニング連続奪三振:2020年10月17日、対広島東洋カープ19回戦(マツダスタジアム)※セ・リーグ新記録、歴代4位
背番号
- 211(2017年 - 2018年4月18日)
- 97(2018年4月19日 - )
代表歴
脚注
- ^ a b “中日 R・マルティネスらキューバ3選手と契約完了”. nikkansprots.com (2020年1月26日). 2020年1月27日閲覧。
- ^ “2017年度新外国人選手獲得のお知らせ”. 中日ドラゴンズ 公式サイト (2017年2月26日). 2017年5月19日閲覧。
- ^ “中日 育成のマルティネスを支配下登録 来日2年目、背番号「97」”. Sponichi Annex (2018年4月19日). 2018年4月19日閲覧。
- ^ "中日球団最速タイ159キロ!R・マルティネスが締めた 阪神スアレスと並びセ・トップの7セーブ". 中日スポーツ. 中日スポーツ新聞社. 13 August 2020. 2020年8月18日閲覧。
- ^ “球団最速160キロ!中日R・マルティネス 現中日の与田監督は1990年に157キロを記録”. 中日スポーツ. (2020年8月15日) 2020年8月15日閲覧。
- ^ “1イニング4奪三振はプロ25人目記録 中日守護神ライデル10セーブ「野球の中ではあることだと思うよ」”. 中日スポーツ. (2020年9月4日) 2020年9月5日閲覧。
- ^ a b "中日のR.マルティネスが球団記録の161キロを計測 自身の記録を1キロ更新". サンケイスポーツ. 産経デジタル. 2 October 2020. 2020年10月2日閲覧。
- ^ "中日の守護神R.マルティネスが江夏豊を抜く24イニング連続奪三振のセ・リーグ新記録 21Sもリーグ単独トップ". 中日スポーツ. 中日新聞社. 17 October 2020. 2020年10月17日閲覧。
- ^ 球種配分&データで楽しむプロ野球-球種別被安打数
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 R.マルティネス - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の通算成績と情報 Baseball-Reference