アリエル・マルティネス

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この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓(父方の)はマルティネス第二姓(母方の)はマレーロです。(Template:スペイン語圏の姓名
アリエル・マルティネス
Ariel Martinez
中日ドラゴンズ #57
A.Martinez.jpg
育成選手時代
(2019年5月25日、ナゴヤ球場にて)
基本情報
国籍  キューバ
出身地 マタンサス州マタンサス
生年月日 (1996-05-28) 1996年5月28日(24歳)
身長
体重
190 cm
95 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 捕手一塁手
初出場 2020年7月3日
年俸 3,000万円(2021年)[1]
※2021年から2年契約[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
派遣歴
国際大会
代表チーム  キューバ
プレミア12 2019年

アリエル・マルティネス・マレーロAriel Martinez Marrero1996年5月28日 - )は、キューバ出身のプロ野球選手捕手)。右投右打。中日ドラゴンズ所属。

経歴[編集]

1996年、マタンサスに生まれる[2]コマンダンテ・マヌエル・ピティ・ファハルド体育大学を卒業した後[2]、地元の野球チームであるココドゥリロス・デ・マタンサスに加わり、2017-18シーズンの68試合に出場。試合打率.264、本塁打6、28打点の成績を残した[3]

中日ドラゴンズの巡回コーチを務めるオマール・リナレスが将来性を評価したこともあり、中日は獲得を検討、2017年12月には日刊スポーツが契約の動きを報じた[4]。2018年3月2日に中日と推定年俸1000万円で育成選手契約したことが発表され[5]3月14日に来日し、同日ナゴヤドームで入団会見が行われ、背番号は210となることが発表された。すでにライデル・マルティネスが在籍しており表記は「A.マルティネス」となった。同年はウエスタンリーグ39試合に出場し、打率.239(88打数21安打)、本塁打なし、9打点を記録した。10月からはみやざきフェニックス・リーグに初参加し、10月18日に南郷町中央公園野球場で行われた埼玉西武ライオンズとの試合では対外試合来日初本塁打を記録するなど6試合に出場し打率.333(15打数5安打)、1本塁打、3打点を記録したが、フェニックスリーグ開催途中で帰国した。

2019年は、読谷球場での春季キャンプに初参加し、ウエスタンリーグでは本職の捕手の他二軍の一塁手不足に伴い一塁手として試合出場することもあり、52試合に出場し打率.257、2本塁打、21打点を記録し、7月5日にオセアンバファローズスタジアム舞洲で行われたオリックス・バファローズとの試合ではウエスタンリーグ公式戦来日初本塁打を放っている。公式戦終了後はフェニックスリーグには参加せず10月2日にリナレスとR.マルティネスらと共に帰国した。この時点では来季残留は明言されず、帰国後は2019 WBSCプレミア12にキューバ代表選手として参加したがチームはオープニングラウンド敗退となった。12月からはココドゥリロス・デ・マタンサスに加わり、正捕手として活動したがこの時に右膝を負傷している。

2020年は、1月26日に育成契約したことが発表[6]され、読谷球場での春季キャンプに2年連続で参加したが、前述の怪我の影響でリハビリ組として過ごした。6月2日の練習試合から実戦復帰を果たし、ウエスタンリーグでは開幕戦から出場していた。7月1日に支配下登録され、背番号は210から57に変更された[7]。7月3日に当時一軍登録だったソイロ・アルモンテの左わき腹痛による登録抹消に伴い初めて一軍登録され[8]、同日の対読売ジャイアンツ戦にて代打で初出場。翌7月4日には6回表に加藤匠馬の代打で出場後、そのまま捕手の守備位置に就いた[注 1]。また6回裏にルイス・ゴンサレスが登板し外国人同士でバッテリーを組んだ[注 2]。7月14日の対横浜DeNAベイスターズ戦で来日初本塁打を放った[12]。さらに7月21日には初めて一塁の守備についた[13]

人物[編集]

モデルとして活動する同じキューバ出身の婚約者がおり、自身のインスタグラムにたびたびツーショットを投稿している[14]。2017年のキューバシリーズ(キューバにおける日本シリーズ)でダブルヘッダーの第1試合終了後、すれ違った瞬間に互いに恋に落ち、第2試合が始まる直前にマルティネスが電話番号を聞き付き合うことになったという[15]

愛称はスペイン語で「田舎者」を意味する「ワチョ(Huacho)」。これは出身地のマサンタスが農村地帯であることに由来する[16]

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2014-2015 MAT 34 32 29 5 9 1 0 0 13 7 0 0 0 0 3 0 0 10 0 .310 .375 .488 .823
2015-2016 74 186 155 27 44 5 1 4 63 24 1 0 5 0 23 0 3 30 8 .284 .387 .406 .793
2016-2017 86 285 233 34 79 15 1 3 105 41 1 3 6 3 42 4 1 35 9 .339 .437 .451 .888
2017-2018 68 256 213 35 56 10 2 6 88 30 0 1 1 2 36 3 4 41 7 .263 .404 .413 .790
2020 中日 39 109 95 8 28 6 0 2 40 13 0 0 0 0 14 0 0 31 1 .295 .385 .421 .806
SNB:4年 262 759 630 96 188 31 4 14 269 102 2 4 12 5 104 7 8 116 24 .298 .404 .427 .831
NPB:1年 39 109 95 8 28 6 0 2 40 13 0 0 0 0 14 0 0 31 1 .295 .385 .421 .806
  • 2020年度シーズン終了時
  • キューバで通常用いられる個人通算成績はプレーオフや選抜リーグなども合算するため、この表の合計とは一致しない

年度別守備成績[編集]



捕手 一塁


































2020 中日 21 119 16 1 1 .993 1 16 13 3 .188 9 67 6 0 6 1.000
NPB 21 119 16 1 1 .993 1 16 13 3 .188 9 67 6 0 6 1.000
  • 2020年度シーズン終了時

記録[編集]

初記録

背番号[編集]

登場曲[編集]

  • 「Bajo Cero」El Taiger & Dj Conds Feat.El Brujo(2020年)

代表歴[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ 外国人登録選手が捕手として出場するのは2000年7月20日のディンゴ(中日)以来20年ぶり[9]
  2. ^ 外国人バッテリーは1991年6月8日の荘勝雄 - マイク・ディアズロッテ)以来29年ぶり、セ・リーグでは1955年10月8日の西田亨 - 広田順(巨人、共にハワイ出身の日系人)以来65年ぶりだった[10]。更に7月5日には8番・捕手で先発出場。捕手として先発出場したのは1991年6月12日に出場した同じくロッテのマイク・ディアズ以来29年ぶりだった[11]

出典[編集]

  1. ^ a b “中日A・マルティネスと2年、ロドリゲスと単年契約”. 日刊スポーツ. (2021年1月15日). https://www.nikkansports.com/m/baseball/news/amp/202101140000759.html 2021年1月15日閲覧。 
  2. ^ a b “【中日】イケメン助っ人捕手のA・マルティネス、ニックネームは「田舎者」”. スポーツ報知. (2018年3月14日). http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20180314-OHT1T50123.html 2018年4月4日閲覧。 
  3. ^ “【中日】新外国人捕手のA・マルティネス獲得…リナレス氏「肩強く期待できる」”. スポーツ報知. (2018年3月2日). http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20180302-OHT1T50075.html 2018年4月4日閲覧。 
  4. ^ “中日、右打ち大砲キューバ人捕手と育成契約濃厚”. 日刊スポーツ. (2017年12月2日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/201712020000361.html 2018年4月4日閲覧。 
  5. ^ “中日がマルティネス捕手と育成契約”. ニッポン放送ショウアップナイター. (2017年3月2日). https://baseballking.jp/ns/145470 
  6. ^ “中日 キューバ出身のヤリエル・ロドリゲス投手と育成契約”. スポニチ. (2020年1月26日). https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2020/01/26/kiji/20200126s00001173200000c.html 
  7. ^ “中日がA.マルティネスを支配下登録! 育成3年目強打の捕手”. ベースボールキング. (2020年7月1日). https://news.yahoo.co.jp/articles/948cc69578851114054fed0d6cb534512bc2423b 2020年7月1日閲覧。 
  8. ^ “中日・アルモンテが左わき腹痛で登録抹消、ルーキー郡司も…外国人捕手のA・マルティネスが初昇格”. 中スポ. (2020年7月3日). https://www.chunichi.co.jp/article/82751 
  9. ^ "中日のA・マルティネスが外国人では球界20年ぶりとなる捕手の守備に…キューバ出身の24歳、自慢の強肩も披露". 中日スポーツ. 2020年7月4日閲覧
  10. ^ セ・リーグ65年ぶり、史上3組目外国人バッテリー
  11. ^ “29年ぶりのスタメン外国人捕手に 中日のA・マルティネスが巨人第3戦で 溝脇が「1番・二塁」阿部は先発外れる:中日スポーツ”. 中日スポーツ. (2020年7月5日). https://www.chunichi.co.jp/article/83654 2020年7月5日閲覧。 
  12. ^ 【中日】A・マルティネスが反撃の来日初本塁打を右翼席へ放つ スポーツ報知 2020年7月14日
  13. ^ 中日 A・マルティネスが1軍で初の一塁守備 . 中日スポーツ . 2020年7月22日
  14. ^ 【中日】A・マルティネスのちょっといい話 婚約者は美人モデル…名古屋市内で同居
  15. ^ “謎のキューバ美女”降臨! 中日アリエル・マルティネスの婚約者、カミーラに独占インタビュー
  16. ^ 同居する婚約者は美人モデル~中日・マルティネス”. ニッポン放送 NEWS ONLINE. 2020年11月14日閲覧。

外部リンク[編集]